【11月9日 AFP】バドミントン男子、元世界ランク1位のリー・チョンウェイ(Chong Wei Lee、マレーシア)が8日、鼻のがんの治療を無事に終えて競技に復帰する意向を示し、現役を退くつもりはないと強調した。早ければ来月にも練習を再開し、来年3月に行われる全英オープン(YONEX All England Open Badminton Championships 2019)でのツアー復帰を目指しているという。
マレーシアでスーパースターの地位を確立しているリーは、初期のがんを患っていると診断され、世界バドミントン選手権大会(2018 TOTAL BWF World Championships)と第18回アジア競技大会(18th Asian Games、Asiad)の欠場を余儀なくされた。2児の父親として、病気が発覚した際には「1週間泣き続け、食事も取れず、眠ることもできなかった」という。