- 711 名前:ェ理解できないと、IUTも理解できないよ
頑張ってね (参考) https://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kenkyubu/kokai-koza/H18-tamagawa.pdf 平成18年度(第28回)数学入門公開講座テキスト(京都大学数理解析研究所,平成18年7月31日〜8月3日開催) ガロア理論とその発展 玉川安騎男 §0. はじめに ガロア理論とは、Evariste Galois (1811-1832) によって創始された、代 数方程式の解の置換に関する理論です。その基本定理は「体」と「群」と いう代数学の基本概念を用いて述べることができ、現在でも整数論の研 究の中で最も基本的な道具の1つであり続けています。 この講義では、まず、ガロア理論の基本定理の感じをつかんでもらう ことを目標にしたいと思います。次に、ガロア理論の古典的に有名な応用 (ギリシャ数学3大難問のうちの角の3等分問題と立方体倍積問題の否定 的解決、あるいは、5次以上の方程式の加減乗除とべき根のみを用いた解 の公式の非存在の証明、など)の中から題材を選んで解説したいと思いま す。最後に、遠アーベル幾何など、現代の整数論・数論幾何におけるガロ ア理論の展開についても紹介したいと思います。 §5. ガロア理論の発展 ? 無限次ガロア理論と遠アーベル幾何 5.1. 無限次ガロア理論 上記の同値な条件のいずれか(したがって全て)が成立する時、L/K をガロア拡大と言い、このとき、Aut(L/K) を Gal(L/K) と記し、L の K 上のガロア群と呼びます。一般には Gal(L/K) は有限群になりません が、「副有限群」という特別な種類の群になり、「位相」が入って「位相 群」となることがわかります。この場合も、次のようなガロア対応が存在 します。 つづく [] - [ここ壊れてます]
|
|