- 549 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2010/02/12(金) 18:27:51 ID:CAPHWkT10]
- MMDでいま不足しているのは、ハイクオリティのダンスモーションを簡単に
作る方法。キーフレーム毎にポーズをつけて、その間を沢山あるボーン一つ ずつ補間していく作業を5000フレーム〜7000フレーム続けないといけない。 一朝一夕で作れる代物じゃないんですね。 今迄MMDでユーザーモデルを作るのが1ヶ月以上かかる大変な作業だったのが 本物の商業ベースモデルと規格にそったパーツ10万個が突然使えるように なってモデルを作る作業が5分かからない簡単なものになった。 だからDxMで簡単にモーションを組み立ててすぐ作れる様になると、もはや MMDでユーザーモデル・ユーザーモーションの完全にフルスクラッチの動画を つくる作業が1ヶ月というスパンから1日足らずの作業になってしまう。 ビジネスモデルはどうするの?という答えはテッツアーツが出したような 方法をとれたばいいと思う。利用する際には「有効な正規ライセンスが 必要です」というような。まあ、ニコ動のプレミアムみたいなものだね。 簡単操作で他のツールと連携する為には、その分のお金を払って下さい。 そんな感じで。DLCが一本も売れなくなるじゃないかとか、出力したデータは もはや運営の手から離れてロイヤリティを回収できなくなるとか、色々 あきらめないといけないかもしれないけども、そのへんの割り切りをきっち やると、Amazonでジャンル別売り上げ一位を1年半以上キープするといった 完全無欠のエコシステムを構築する事ができる。あれだよ、普通PVあたりの 売り上げ実績は0.1%でも多い方なのに、カス子は平均値が100%で延べ10万本、 10億円の売り上げをあげている(ボカロ現象って奴だね)。これだけの売り 上げがあればモデルを完全にオープン仕様にする為の費用も償却できる訳だし。 勿論こんな誰も損をしないシステムが1日で出来上がった訳じゃない。 カス子コミュが1年半かけてカス子を解析して積み上げていった膨大な 技術資料と、それを元に作ってきた10万個ものアクセサリの上に、やっと 見せられるレベルの物が完成したばかり。 DxMには販売継続が維持できる間、というタイムリミットがあるかも知れない けども、緩やかに既存の使い方をする人も新しいシステムに乗り換える人も 損をしない、追加のエコシステムを作って拡張していけばいいと思うよ。 ちなみにカス子カス子と書いたけど、同じエコシステムを持っているのは カス子だけじゃない。業務用3Dアプリケーションは大体みんなそう。機能別 課金があって、機能にお金を支払うと永久にその機能が使える。無料版が あるメタセコイアから、1本100万円するMayaフルシステムまでみんなそう。 むしろ使用期限のあるモデルで小額課金を繰り返す方式は、銀行からお金を かりてモデルやモーションのロイヤリティを運営が一括償却して権利を全部 買い取って、ちょっとお値段が1桁高いけどいつまでも使えるし改造も 自由なベースモデルとアクセサリのセットを1本追加すれば、あとは ユーザーが勝手にMMD連合への道しるべを作ってくれると思う。それには、 1年〜数年の時間がかかるかもしれないし、隠れてこっそりやるアングラ 状態から脱出するのに、テックの社長や樋口Mのようなカリスマ的存在に 誰か立候補しないといけないとか、色々あるけどね。
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