- 485 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2008/01/28(月) 00:16:09 ID:zLGtW3xP0]
- >>230
それは、システムとして緩すぎる気がするな。 投稿者、作詞者、作曲者、絵師、PV製作者が全部同一であるならば、 その方法でも問題が少ないであろうが、現状では分業が進んでいるし、 投稿前に各々の間で十分な意思疎通ができていないことも多いから。 つまり、投稿者(大抵は楽曲製作者)が 他の制作関係者が受け取るべき取り分を独占してしまう可能性が高い。 ピアプロなどに投稿された絵を無断で使用したり、 既存のVOCALOID作品にアレンジを加えたりするのは よくおこなわれているわけだが、こういう場合、 投げ銭システムは絵師や原曲者に還元するのがむずかしい。 ひどい場合は、作品制作に全く関与していない第三者が 金銭目当てにその作品の転載を行い、投げ銭を求める場合もありそうだ。 また、VOCALOIDから離れて見た場合、 ニコニコ動画とかの著作権無視オーライの土壌で下手に投げ銭の文化を導入すると、 アニメ作品などを違法アップロードして投げ銭を徴収する人間が出てきそうだ。 いわば、ニコニコ動画が一種のシーフマーケットの役割を持ってしまう可能性もある。 (もともとブラックなわけだが、こうなってしまうと、 もはや言い逃れができない犯罪温床サイトになる) ウェブマネーでフリーに投げ銭を行うよりは、 事前に権利関係をしっかりと話し合った上で、 Gyao!とかの運営主導の動画サイトに作品を公開してもらい、 そこの視聴者から、サイト運営者の作ったシステムを通して、 投げ銭をしてもらう方が問題は少ない気がする。 もっともこの場合では、運営サイドの中間「搾取」が問題になるわけだが、 個人的には「空気を読みながらCGMを育てる」という方向性で利益を得る 中間業者が台頭するのは、別に悪いことじゃないと思っている。
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