- 289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 [2007/08/06(月) 04:45:30 ID:WT0CxIB70]
- >>278
討論の参考になると思って、 ある本の内容を引用させてもらうよ 三百年ほどまえのこと、 医師が患者の診察にあたって力を入れていたのは、 患者の症状を把握して診断をくだすことよりも、 患者の懐具合を正しく判断することにあった(中略) 17世紀、フランスの劇作家モリエールは、喜劇『プニャック氏』の中で、 患者の懐具合によって治療法を変えるのは医者のとるべき道ではない。 「病人」という存在に目を向けるのではなく、病気そのものの治療に専念することこそ、 医師たる使命である、と当時の医師たちを揶揄した。 しかし、時代を経て現代では病気よりも、 それを止む病人全体に目を向けることが 大切という時代を迎えたわけである。 ―― 養老孟司 『外科の夜明け』 J・トールワルド著 あとがき解説より ・・・これは俺の手持ちの本からの引用だが、 先行研究の上に築かれ、つい科学的と信じられがちな医療行為も 正しい医療行為の基準は歴史的に一貫したものではなかった そう考えるとevidenceの理論も、論理的であっても普遍的概念とはいえないといえないよね 278の言いたかったことってそういうことでしょ?
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