- 303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 mailto:sage [2006/02/07(火) 02:16:33 ID:SC+7ApYi0]
- 人間にとって DVD-A や SACD の規格が CD の規格より高音質にならないことをよく知られている。
それらに音質の差があるとすれば規格とは別の理由で差がついている。 24bit/96kHz の方が 16bit/44.1kHz よりも音質が上だという説は科学的には極めて疑わしい。 たとえ差があったとしても非科学的なオーディオマニアが騒いでいるほどの差はないと断言できる。 実際に大きな差が感じられたとすれば何か別の因子が効いていることになる。 ただし、CD の規格は余裕のないぎりぎりの規格なので 高音質の実現は規格に余裕のある新しい規格よりは難しくなるのは事実だと思われる。 だから DVD-A や SACD は安上がりに高音質を実現する技術だと理解しておけば良さそうだ。 (安上がりになってしまうとメーカーは困るだろうけどね。w) iTunes AAC VBR 160kbps と LAME 3.97b2 -V3 --vbr-nbew を比較すれば おそらく前者の方が音質が大きく劣化するケース (キラーサンプル) が少ないと思う。 MP3 は規格自体が古いのでアタック音やトーンをうまく処理するのが難しい。 そのせいで MP3 ではプリエコー系やトーン系の難しいサンプル音源では ビットレートをかなり上げてもなかなかトランスペアレントにならない。 ただし iTunes の AAC エンコーダーにはまだかなりチューニングの余地が残っているので、 LAME の方が良い結果を出す場合も結構ある。 たとえばステレオ像の処理とポストエコーの処理に関しては LAME の方が上である。 LAME の --vbr-new にはトーンの処理にバグが残っており、最近 3.98a3 で修正されたので、 少なくともその分だけはさらなるチューニングの余地が残っている。 iTunes AAC も LAME も今後が楽しみである。
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