- 467 名前:460 mailto:sage [2005/09/15(木) 01:02:42 ID:/sQlVl9y0]
- PEAK値を見ると、Lilithは確かにどちらの比較でも
今回のサンプルでは確かに差が大きく出ている。 リファレンスデコーダとの比較では、ちょうど16bitの下位1bit分余計。 この結果は450氏の測定と一致する。 しかしながら、RMSでは、ほかと同等かそれ以上の成績を残している。 PEAKが大きいということは、そのサンプルのためにその分RMSも高くなりやすいのに それでも低い値を出しているということは、 少数のサンプルでは大きく違うが大多数のサンプルではほとんど違わないことを意味する。 #RMSは二乗平均のことなので、大きく違うサンプルがあるほど、単純平均に比べて不利になる。 音質を差分のRMSレベル(=オリジナルに加えられたノイズ)と判断すると、 Lilithは若干音質がいいという結果となった。 なお、あくまでも1サンプル音源での結果でしかないので絶対的なものではない。 全部はきちんと測定していないが、ほかに少しだけ試したいくつかのサンプルでも 同様の傾向が得られたので、あながち間違いでもないとは思うが、 この程度の差を聴き分けられる可能性は低いと思う。 蛇足として、今回使用したデコーダ間での比較は、 リファレンスデコーダとの比較結果と同程度の差が、 それぞれのデコーダ間であった。 #同じmpglibのlameとfoobarはほぼ同等だったが、コンパイラに起因する誤差は認められた。 ピーク値に関しては、450氏の結果と一致する。 最後に、今回の結果より、>>464で述べられているような明らかな色づけは行っていないのではないかと推測される。 色付けを行った場合、オリジナルPCMとの差は小さくなるかもしれないが、 リファレンスデコーダとの差は大きくなるはずだからだ。
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