- 1 名前:名無しさん@社会人 [2023/08/25(金) 23:10:09.82 .net]
- おひとりさまとは、実質は介護要員だった
海外ではあり得ない! データで見る「日本の独身者は誰と暮らしているのか」(2018年) https://www-nli--research-co-jp.cdn.ampproject.org/v/s/www.nli-research.co.jp/report/detail/id=60055?amp_gsa=1&_js_v=a9 天野 馨南子(ニッセイ基礎研究所) 日本の未婚化(50歳時点婚歴なしが男性の1/4、女性の1/6)分析から、海外メディアの問合せも増えている 海外では宗教・民族等多様性の理由から1つのパートナー制度に絞らず、法的に複数展開している。ゆえに「法律上の未婚」に関しては「結婚制度の多様性」という視点から驚かれにくい しかし、交際相手を持たないことに関しては「ありえない!」という反応が高確率で返ってくる 18歳から34歳の独身男女のうち、異性の交際相手をもたない男女割合が2000年調査以降急増している。2015年調査では男性の7割、女性の6割に交際相手がいない これが日本の若い男女の姿と知ると、海外メディアは「本当なのか!」と驚愕する 年齢別・女性独身者は誰と住んでいるのか? 約7割の独身女性が40代まで親・親族との同居している 一方、1人暮らしは3割程度で40代まで推移する 50代から親と同居は大きく減少する。60代で両親との同居が減少する代わりに、兄弟姉妹との同居に同率水準で移行しており、男性より強く「身内密着型世帯死守」が示唆される 老後1人で生活することへの不安―45歳以上で結婚希望再燃 「2017年 35〜54歳の結婚意識に関する調査」では「一生独身でいることを決意・覚悟した理由」として男性4割、女性3割が「結婚に向いていない」と回答する しかし45歳以上で「やっぱり結婚したいと思うようになった理由」について男性4割、女性5割が「老後1人で生活することへの不安」と回答した 50代以降、親の健康事情などによって「親との同居が解消」され「中高年からの非自発的な1人暮らし」をする独身が急増するからだ 現代では、農村由来の親族密着型世帯の維持は、愛する娘や息子の稼ぐ力、家庭形成意欲、社会的責任感など、成人としての自立心を奪いかねない 約6割の独身男性、約7割の独身女性が40歳代まで自立せず、親や親族と同居している (追記)海外ではキリスト教によるカップル形成圧力が社会にある
- 2 名前:名無しさん@社会人 [2023/08/25(金) 23:16:43.80 .net]
- 女性おひとりさまとは、実質は介護要員だ
どうする!?急増する実家の「居候独身」(2018年 J-cast) https://pex.jp/point_news/e74ef8eff437bc5fc64102f8ba542c08 天野馨南子:(東大経済学部卒)ニッセイ基礎研究所 人口動態シニアリサーチャー 未婚者の親子同居比率が異常に高いことは、「出生動向基本調査」(いわゆる独身者調査)が示しています。この意識調査結果から「これはマズイ!」と、海外との親子文化差異比較をしてみましょう 海外、特に白人(ゲルマン系)社会は狩猟民族がルーツですので、成人になること=(親と離れて)別の狩場を持つこと、なのです 親とは別の狩場を確保できる子に育てないと、親子が食料をめぐって共倒れになる可能性が高まります 元狩猟民族の彼らにとって、「子供を親から自立した大人・仲間に育てる」ことこそが、何よりの「親の甲斐性」「子育てのあるべき姿」なのです 子どもを「親依存」にさせる親が問題 独身者は「母親と同居」が非常に多い。男女とも各年代で「父親と同居」の6〜13倍と、段違いに多いのが特徴です 高度成長期には、労働者の休日出勤・長時間労働が当然とされた時代が続きました 専業主婦のワンオペ育児が母子密着を生み出し、妻は少数の子どもにたっぷり「愛情」という名の暇つぶし、夫との関係の代償行為を注ぐようになったのが元凶です。 こうして、母子密着化、恋人親子化、子どものブランド化(ペット化)が育まれました また、親が何ごとも先んじて火消しして育てているために、子どもは自分が否定されがちな環境が非常に苦手です パートナーとの対等な協力関係が必要な結婚生活(子育て)も、その一つといえるでしょう 私は長く祖母の介護をしました 高齢おひとり様の老後は危険しかありません。病気・事故・貧困・防犯・防災と、いいこと無しです 高齢層を支えきれない少子化社会が日に日に迫っています 今の社会保障が5年後、10年後にもあると思っては、絶対にいけません (追記)全国の生涯未婚率(50歳時点)は男25.7%、女16.4% 独身女性の7割、独身男性の6割が40代まで親・親族と同居している 男性の初婚最頻値は27歳、女性の最頻値は26歳(2020年統計より) 欧米はキリスト教によるカップル文化・形成圧力が社会にある
- 3 名前:名無しさん@社会人 [2023/08/25(金) 23:23:20.83 .net]
- 令和元年(2019年)の日本人の平均寿命は男性81.41年、女性87.45年ですが、日常生活が自立している期間である健康寿命は男性72.68年、女性75.38年です
また、介護が必要となる期間は男性8.73年、女性は12.06年になります(厚生労働省統計) 2011年の厚生労働省の推計によりますと日本人の生涯医療費の平均は2,500万円(男性2,400万円、女性2,600万円)となっています。特に70歳以上が大きく、生涯の医療費の約半分はこの時期に占めているという計算です。(三井住友信託銀行) 実は介護保険の受給者は7割が女性です。高齢男性の人口は女性より少ないですが、男性は年齢ごとの介護保険の利用率も低いです 理由は、男性のほうがもともと筋肉量が多いので、転倒する人が女性より少ないからです。しかも、加齢で女性ホルモンが低下すると女性は骨が弱くなります つまり女性は骨折から寝たきりになりやすく、介護が必要になるのです (女性の認知症有病率は男性の約1.6倍です) 年齢・階層別認知症罹患率(2013年) 75〜79歳 男性11.7%、女性14.4% ← 80〜84歳 男性16.8%、女性24.2% ← 85〜89歳 男性35.0%、女性43.9% ← 90〜94歳 男性49.0%、女性65.1% ← 95歳〜 男性50.6%、女性83.7% ← (認知症施策推進のための有識者会議資料より) 日本の公的年金制度(厚生年金保険及び国民年金)は、現役世代が納める保険料で、その時々の高齢者世代に年金を給付しています(賦課方式)。日本の年金制度は世代間扶養の考え方を基本としています 男性の死亡最頻値は87歳、女性は93歳で、共に約3割を占めます。100歳以上の9割は女性です 老後リスクに民間の保険制度で対応するなら、本来はリスクの高い人から多くの保険料を徴収する必要があります。(個人の積立方式) ですが、国の社会保障制度では、収入の多い人から多くの保険料を徴収しています 賦課方式の社会保障制度が、老後リスクの高い女性や社会的弱者をカバーしているのです 少子化が続くと、現役世代が減るため、だんだん社会保障の水準が低下し、みんな一緒に少しずつ貧しくなっていく社会になります(GDPも減少するため、より円安にもなる) 日本総研は子供のいない65歳以上の高齢者世帯が、2020年と比較して2040年には532万世帯まで倍増すると試算している
- 4 名前:名無しさん@社会人 [2023/08/26(土) 00:00:21.13 .net]
- 高齢者控除と配偶者控除はあるのに、年少者控除だけが消えたのはなぜ?
子どもや若者への冷たさが「異次元」の日本のシルバー政治 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/01/post-100546_1.php 2023年1月 舞田敏彦(教育社会学者) 国の教育費支出の対GDP比率をみると日本は2.85%で、OECD平均値の4.07%(2019年)よりかなり低い。公的教育費支出の対GDP比は、OECDでは日本は下から2番目だ。絶対水準の低さもさることながら、国際順位も低い ノルウェーの6.38%の半分にも満たず、子どもが少ないという人口構成では説明できない。各国の子ども人口比率と公的教育費支出の対GDP比の間に相関関係はなかった 国が金を出さないと、子育て費用の負担は家庭にのしかかる 国際社会調査プログラムが2019年に実施した調査によると、子がいる25〜54歳の62.3%が「世帯の収入の範囲で生活をやりくりするのが難しい」と答えている 調査対象となった29カ国の平均値(39.7%)よりも日本はかなり高く、生活が苦しいと答えた子育て世帯の割合はOECDでは上から2番目である 日本では、子ありの世帯のほうが子なしの世帯より生活苦の割合が高く、他国と比べてその差も大きい 横軸に公的教育費支出、縦軸に子育て世帯の生活苦をとったグラフに、両方のデータが得られる19カ国を配置すると、右下がりの傾向がある。右下には北欧諸国があり、国の教育費支出が多く、子育て世帯の生活苦は相対的に少ない 日本は、北欧諸国の対極のグラフ左上にある 出産年齢の女性の絶対数が減っているので出生数を増やすのは難しいかもしれないが、国が子育て支援金・教育費を出すことで子育てがしやすい社会をつくることはできる 国の投資不足で次世代の健やかな育ちが阻まれると、日本社会の維持・存続が危うくなる 右派やメディアが煽る某国の軍事的脅威(米国との経済摩擦が主原因)だけでなく、少子化という国内の「静かなる有事・日本病」に向き合わねばならない (編集) 日本の税制で、高齢者扶養控除と配偶者控除があるのに、年少者扶養控除がほぼないのは、選挙権の有無です。フランスやスウェーデンは、ワーキングマザーや子育て家庭に有利な社会制度となっています
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