- 382 名前:どこの誰かは知らないけれど mailto:sage [2022/04/07(木) 11:48:04.91 ID:mQ9ZjE9Id.net]
- 当時の子供たちに「選択」を迫ったTV局の視聴率争い
この火花散る特撮ヒーロー番組の視聴率争いは、当時の子供には悩ましい問題でした。 しかし、当時のTVというのは人気番組に同じようなジャンルの番組をぶつけることは日常茶飯事だったのです。 筆者はとにかく『帰ってきたウルトラマン』が大好きな子供だったので、その流れで『A』を観ていました。 『嵐』は雑誌の特集やマンガで楽しむ程度。当時はTV作品のマンガ化というものが少なくなかったので、見られないTVは本で妥協するというのが、当時の子供の定番でした。 一方、製作側はこの視聴率争いを制するため、当初とは異なった方向転換、「テコ入れ」を行います。 『A』では、前述した男女の合体変身、宿敵ヤプールの存在といった本作独特の要素を2クールほどでやめました。 代わりに「ウルトラ6番目の弟」として地球人の少年・梅津ダンを登場させます。 しかし、このキャラも作品終盤で姿を見せなくなりました。 一説によると次回作『ウルトラマンタロウ』で、ウルトラ6兄弟を扱うときに都合が悪くなるからと言われています。
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