- 1 名前:この子の名無しのお祝いに [04/01/19 23:56 ID:l0768RY7]
- 懐かし邦画であるし、TVドラマ版も始まったのでスレを立ててみました。
あの「宿命」について語りましょう。
- 424 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/24 14:28 ID:mBc5hbCD]
- 本当にハンセン病患者の不当な差別を訴えたいんなら、
この映画が一番解りやすいと思うんだよな。 ただ封印するだけでは、当時を知らない若い人達は 「ナンだかよくわかんないけど差別は良くない。」で終わるだけ。 まあ当時を再現つったら金と手間がかかってしょうがないんだろうけど。
- 425 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/24 19:07 ID:PskqXnlF]
- 大昔の話で恐縮だが・・・
オレは大学で映画研究会に入っていた。、 後輩の家にサークルの皆と遊びに行ったときに、 そいつの部屋に月刊誌「シナリオ」があって、 特集が「砂の器」だった。 手にとって読み進める内に涙が止まらなくなって、 周囲の後輩たちから「どうしたんですか?どうしたんですか?」と 心配される羽目になってしまった。 とりあえず、人前で本(シナリオだけど)を読んで 号泣したのはこれ1回だけだ。 シナリオだから、脳内でシーンの再現がスムーズなんだよね。 あれには参った。 それにしても、すごい脚本だった。
- 426 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/24 19:31 ID:67H57/VB]
- >>425
『幻の湖』の脚本はどうですか?
- 427 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/24 19:44 ID:PskqXnlF]
- >>426
残念ながら読んでおりません。 映画も見逃してしまいました。 当時、劇場で予告篇を見た限りでは大作という感じだったので、 期待していたのですが、気づかないうちに 上映打ち切りになってましたね。 砂の器ファンならば、初日に見るべきだったのでしょうか? ただ、予告篇そのものは印象に残っているんですが、 何の映画なのかはさっぱりわかりませんでした。 ただ、走っているだけ・・・
- 428 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/24 20:13 ID:cphwdMBS]
- >>427
砂の器ファンなら正視するのは残酷かも<幻の湖 そして、見終わっても何の映画かサッパリです。 橋本がいい笑い者(というかカルトな人気を集めた?)になった作品です。
- 429 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/24 20:22 ID:QpAyX35O]
- ハンセン病映画は「砂の器」が日本映画史上の決定版、
と思いこんでいるヤシが多いようだが、 おまいらそもそも、戦前、『キネマ旬報』でベスト1に選出されて 興行的にも大ヒットした「小島の春」(豊田四郎監督)を知らんのか?
- 430 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/24 20:34 ID:rxfNXGfP]
- >>429
「小島の春」は、善意から結果的に強制隔離を礼賛した映画だとして、扱い が微妙な作品だからなあ・・・。 この映画では、隔離された方がみんなが幸せになれる、という思想が貫かれているし、 そうやって親族の別れで泣かせる、という仕掛けになっている。 思想に目をつぶれば、映画としては傑作だけど、正直、注釈抜きで観るには 危険な映画だよね。何も知らない人がこれを観たら、勘違いしちゃうよ。
- 431 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/24 20:40 ID:67H57/VB]
- 豊田の『小島の春』は映画としては優れているけど、
強制隔離を美化しているところがあると批判されてるじゃん。 『砂の器』で事前に団体に意見聞いているのはその失敗があったからだよ。 西原儀一が単身乗り込んで撮ったドキュメンタリーはどうなんだろう。観たことないんだが。
- 432 名前:431 mailto:sage [04/02/24 20:41 ID:67H57/VB]
- >>430
ケコンしてください。
- 433 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/24 20:44 ID:QpAyX35O]
- >>430
「砂の器」の三木も徹底的に善意から隔離を勧めたわけだが。 そんでもってまさに >親族の別れで泣かせる、という仕掛けになっている。 わけだが。 ・・・物語の構造そのものは同じじゃん!
- 434 名前:431 mailto:sage [04/02/24 20:49 ID:67H57/VB]
- 違うよ。一登場人物の意見と映画全体の考えは。
君、ダメダメだね。それは>>429を読んだだけで分かるが。
- 435 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/24 22:16 ID:PskqXnlF]
- 2ちゃんねるに限らず、ネットをやっていて思うのだが・・・
これだけの知識・分析力・表現力を持った人間が 沢山いるのに・・・ すごい人達が世の中には沢山いるのに・・・ 何故、この国は良くならないんだ??? 不思議だ・・・ スレ違いですまん。
- 436 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/25 00:21 ID:n7rbTfGP]
- 2chで聞けば分からぬことはない
- 437 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/25 00:25 ID:EVHfzN8V]
- 答える人にもよるけどね。
PC関係だと、中途半端に知識をかじった人ほどしゃしゃり出てきて これまた高圧的だしねぇ。 ああいう板は、社会的に不必要とされてる無職者が集まっている 場所というのもあるけど。
- 438 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/25 01:20 ID:rlQlV6P1]
- >>402-403
吹いてしまった
- 439 名前: ◆7DGYpoNXkw mailto:sage [04/02/25 06:18 ID:uXlxMY94]
- 「隔離されたらみんなが幸せになる」って本気で思ってる連中の脳の構造が知りたい。
>>435 民度が低いから。
- 440 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/25 08:01 ID:tSzxEDCt]
- DiscStationではここんとこDVD邦画売上ランキング1位だね。
職場近くの大手レンタル店では数本ある本作が常時貸出中。 テレビ版→先が知りたくて映画レンタル→感動してDVD購入_ とい う流れなんだろうか? DVDは特典をもう少し充実して欲しかったな。 出演者も殆どご健在 なんだしインタビュー等入れて欲しかった。 邦画の場合、古い作品 だとなかなか難しいのかな・・
- 441 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/25 10:42 ID:/Ol+5BOq]
- 大岡越前以外、天城越えの医者役くらいだな。
マゲしてない加藤剛見たのは。 新鮮だった。
- 442 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/25 12:21 ID:N5nfWGnG]
- >441
「影の車」見てない? あれもいいよ、メガネが新鮮。
- 443 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/25 12:30 ID:f4YAsXEd]
- 加藤剛の少年期(本浦秀夫)を演じた子役はえがったぁ。
子役の少年が成長したら加藤剛になると観客に信じ込ませるくらい似ていた。 もしアメリカのミッシングチルドレン(行方不明児童)捜索団体に秀夫役の子役の写真を資料として提出手渡したら 経年変化考慮の手配写真は加藤剛になるんだろうね。 千代吉が今西刑事から指し示された写真を手にするシーン。 写真の青年に息子の面影を読み取る。叫び声をあげ悶絶する千代吉。 もし子役と加藤剛が似てなかったら興ざめしただろうな。 本浦千代吉役は企画当初から加藤嘉と決まっていたが 子役は加藤剛似の子を探して結果抜擢したのだろうか? それとも子役に似てたから加藤剛を抜擢したのかなぁ。
- 444 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/25 12:35 ID:f4YAsXEd]
- DVD特典の『砂の器』紀行に出ていたマキノさんはマキノ監督の関係の人なんでせうか?
- 445 名前:アマデウス大阪 [04/02/25 16:13 ID:k7ltqxq9]
- このドラマにハンセン氏病は必要ないであろう
原作を読んでもそれほど重要な要素だとは思えなかった 必要論者は大方、日曜日に自分より不幸な者の話でも見て優越感を得て 次のかったるい月曜日にテンションを上げたいという魂胆であろう それにしてもこのドラマの人間模様の浅薄さはいかがなものであろうか まあ刹那主義、電子レンジでチンの世代と揶揄される昨今の若者には丁度良いのであろう
- 446 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/25 17:11 ID:PdaqVx5h]
- 想像上の状況証拠のみで犯人を断定する刑事には、
驚嘆を禁じ得ない。どう見ても冤罪度 は高い。
- 447 名前:ミナツキ サヤ ◆SAYAC2HJWE mailto:(σ・∀・)σ<ナルト連弾 [04/02/25 17:56 ID:FuOhv1GI]
- ぱんちら
- 448 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/25 19:01 ID:+EozvhbU]
- DVDに日本語字幕入れてください。耳の不自由な人の為。
- 449 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/25 19:23 ID:rbe+wDx3]
- >>443
あの子役はあばれはっちゃくにしか見えなかったが。
- 450 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/25 19:38 ID:HPVS6bqA]
- >>443の書いてることがよくわからない。
子役君の名演技は認めるが、似てるかあ!?加藤剛に。 別に似てないと思うぞ。 加藤剛は現代日本芸能史に残る超ハンサム(←敢えてこの言葉を使用) 幼少の頃からさぞや端整な顔立ちだったろう。 あの子役君はブサではないが、いわゆる美少年というのでもないぞ。 今頃大人になっているだろうが、加藤剛には全然似ていないはず。 そう思ってるから、傷のことをこのスレで知るまでは なんで三木が、全然違う顔の大人のサングラス写真を一目見て 秀夫と見抜くのか、説得力ないんじゃないかなと思ってた。 でも、基本的には似てない子役君を、和賀英良という人物に 見事に重ねて感じさせてしまう映像の力は確かに感じる。
- 451 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/25 21:03 ID:N/QazLHc]
- >>446
凶器の指紋が一致しました。
- 452 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/25 23:02 ID:yOxC8tXb]
- 板違いでスマソが
テレビドラマの今西役・渡辺謙がハリウッドの『バットマン5』に悪の親玉役で出演がケテーイしたそうな。 やっと謙さんも刑事役の呪縛から離れられるね。 もしかしたら謙さんの刑事姿は『砂の器』で最後になるかも。 そういへば丹波も国際的スター(日本人談)だたな
- 453 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/26 00:39 ID:1LlcNYiU]
- >>450
あの子役、眉が一直線なところ、目と眉の間が狭いところ、 鼻の下が長いところとかは加藤剛とよく似てるよ。 鼻や輪郭は似てないけど、まあこれは子どもの顔のパーツの中では 印象に残りにくい部分だから・・・ そっくりとは言わないけど、全然違う顔とも思わないな。 親戚程度には似てるんでない?
- 454 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/26 00:55 ID:k/p+MdUP]
- >>452
これまたスレ違いで申し訳ないんだが、ナベケンってそんなに刑事役やってたっけ? 時代劇のイメージのほうが強いけど・・・。
- 455 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/26 02:31 ID:lhIDvfG1]
- 火サスで刑事役やってた。
外国のミステリーが原作で、確か「わが街」だったような。 原作は「87分署」だったかな。 間違ってたらごめんね。
- 456 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/26 06:33 ID:rru8zBqQ]
- www.nhk-ed.co.jp/topics/tp0207-2.html
www.hbf.or.jp/grants/pdf/j%20i/12-ji-kagawa.pdf
- 457 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/26 15:59 ID:Mt+z0vx5]
- 昔の「砂の器」に本作の子役について触れられていたのを思いだし、過去
ログを漁ってみた。 スレが生きてた頃はリンク先に居たようだが(何故か写真は非掲載)、今 はもういらっしゃらないようで。 47 名前: 名無シネマ@上映中 投稿日: 02/07/23 09:25 ID:9p5X/r8h いろいろ調べましたら意外な結果となりました。 あの子役、春田和秀は現在、黄寧(Wong Ning) と言う名前で脚本家として活躍中らしい。 ttp://www.wildthing.co.jp/wildthing/index/index.html また川又昂のインタビューより子役発掘のエピソード。 Q もし17年前だったら主演も加藤剛さんじゃなかったでしょうし、役者 さんもみんな違っていたでしょうね。 そうでしょうね。あの子役の子もよかったけど。 Q 主人公の子供時代の。 ええ。もう、オーディションやっててもなかなか見つからなくてね。三日 目に、「今日も子役見つからないなあ」って腰を持ち上げた時にお母さん と二人でばたば たばたってやって来てね。人間の運なんてわからないも のだね。あのとき五分でも 遅くやって来たら、監督や僕なんかみんな帰 っちゃってたからね。
- 458 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/26 23:16 ID:/7dilZCU]
- 名古屋市内で砂の器のdvdが売っている所を教えて!
- 459 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/27 01:35 ID:cIZTLQd4]
- >>458
ネットショップの話でスマソが私はアーマーゾーン!!.comで注文。CD2枚と一緒に手に入れたよ。 でもCD2枚とも内容まったく同じでやんの!!(○`ε´○)ぶーっ 今なら上位にランキングされたDVDが20%offになってる。「砂の器」も20%off!!(のはず)
- 460 名前: ◆7DGYpoNXkw mailto:sage [04/02/27 06:17 ID:790hbSLE]
- >>459
オリジナル版と復刻版だったりして。
- 461 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/27 06:56 ID:Peqo1WNi]
- 加藤嘉は当時36歳には見えないジジイぶりだ
- 462 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/27 11:21 ID:eyiUyCL+]
- >>461
千代吉が故郷を旅立つ時が36歳と記憶しているが、あの時俳優加藤嘉も 36歳?
- 463 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/27 21:54 ID:01oJU6Ee]
- >>461
バカこくでねぇ あの爺様がワシ(39歳)より若かろうはずがなかっぺ!! 老けるにもほどがあるってもんだ まぁ痛飲した翌日、目を覚ました二日酔いのワシは療養所の本浦千代吉状態だが
- 464 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/27 23:26 ID:S5G6Jm3z]
-
加藤 嘉 本名 ・加藤 嘉(かとう ただし) 生年月日 1913年(大正2)1月12日・東京都 没年月日 1988年(昭和63)3月1日(享年75歳) 砂の器は1974年の作品だから、当時60歳くらいだね
- 465 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/28 02:56 ID:u1xpXqx0]
- もっと長生きして欲しかったよなぁ・・・ザンネン
- 466 名前:この子の名無しのお祝いに [04/02/28 03:05 ID:lPSiRt0F]
- つーか、「八つ墓村」のゲロ吐き悶絶死ジジイの時、
まだ64歳だったつーのも驚きだが。
- 467 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/28 10:43 ID:g8ZQ72jI]
- 映画を観た後に原作を読んだ。
映画を観ていなかったら、読んだ後に叩き付けていたに違いない。 映画は脚本と加藤嘉に尽きる。 「獅子の時代」も良かったなあ・・・(´・ω・`)
- 468 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/28 19:04 ID:W6Qso6Ic]
- TV版見ると松雪がうざくてしょうがない。
恋愛ドラマにしたいのか?と思うくらい。 現代で親子の縁を断たねばならないば理由はオウムしか 思い浮かない。
- 469 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/28 19:06 ID:kyml5M9T]
- 『砂の器』は新聞小説だからダラダラと冗長気味に話が進む。
当時は鉄道を使った国内旅行が盛り上がりを見せ始めた時代。 『点と線』で鉄道を使った推理小説を書いた清張に新聞社が執筆を依頼。 読者に鉄道旅行気分を味わってもらうために主人公を西へ東へ捜査の旅に。 映画の中でも丹波が言ってます「いい旅をさせてもらった」と。 でも新聞社の要求=読者の欲望に応えたこの出張捜査という形が映画化の際に生きてくる。 観客は今西の手探り出張捜査で「気分はもう放浪」になり、本浦親子の放浪にすんなり感情移入ができた。 映画『砂の器』の評価の半分は「美しい日本を見せてくれてありがとう」だ。
- 470 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/29 00:23 ID:tFcOvijQ]
- >>468
●三木宅出奔の際、秀夫は一人で生きていくことを決意。そのためには心冷たくあらねば・・・ ●ピアニストとして成り上がるまで「冷たくあれ」を実践。三木殺害後も冷たさを保とうとする。 ●目撃者(松雪)を殺害しようとするも自殺しかけた彼女に自分の境遇を重ね結果助けてしまう。 ●自分の中に暖かさが存在することに気づき怯える和賀。 原作も映画も主人公は今西。宿命に翻弄される犯人の胸中を充分描けなかった。 テレビは登場人物をじっくり描くのに適した媒体。主人公を和賀に設定し冒頭で事件発生を見せた。 連続テレビドラマは推理だけではそっぽ向かれます。だから恋愛ドラマ風にしたんですね。 映画では和賀が単なる成り上がり者として描かれ、逮捕を恐れるという単純なものだった。 テレビではせっかくの連ドラなんだから和賀の心の揺れ動きを描きたいよね。 松雪さんは和賀の心の揺れ動きを引き出し、ドラマに厚みを持たせる重要な役です。 冷たい自分だからこそ三木殺害に及んでも冷静でいられた。 “暖かい自分”に恐れおののく・・・・・これが原作&映画にないドラマの肝の部分だ。
- 471 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/29 03:44 ID:QlV3rsf8]
- ゛暖かい自分”に恐れおののく和賀はいらん気がするがどうでしょう。
- 472 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/29 06:04 ID:QFWfsHwr]
- 三木の家を出てから一人で放浪するシーンも追加して
ほしかった。さすがに子供が島根から大阪へ 行くのは厳しすぎる。
- 473 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/29 12:57 ID:6FIBVVNE]
- >470
映画の和賀はそんな単純な描かれ方はしていないよ。 彼自身の視点で直接心情を覗かせることはなかったけど だからこそいろいろなものを想像させる。 テレビの連続ドラマでは、そういった行間読みをやるのは 媒体として難しいので、別の見せ方をしてるんだろうけど。
- 474 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/29 20:48 ID:SlXXTfe5]
- 緒方が「ひでおひでお〜」ってよっぽど必死なんだろな。
だって子供預かったのに、逃げられてしまいました、じゃ千代吉に合わせる顔がないし。 周りの人間からいい人で思われてるのに、「あの人預かり子が逃げ出すくらい家庭内がひどいらしいよ」とか言われたくないし。 とどーしても思っちゃうんだな〜。 なーんか「ひでお〜」の叫び声が子供を探してるというより、無くした財布を必死になって探し回ってるような感じだったからかな。
- 475 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/29 22:35 ID:SlXXTfe5]
- 脇役がやたら豪華だっただろ。
劇場で見てたとき、渥美清が出てきたときに劇場がどよめいたぞ。 あれは確かに当時びっくりした。
- 476 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/02/29 22:49 ID:VgZPRqAh]
- ↑ それを言っちゃあおしめぇよ
- 477 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/01 00:33 ID:n3TJ5a1N]
- 過去に二度劇場で見てるけど、いずれも渥美が登場するやいなや館内からどっと
笑いが起こった。
- 478 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/01 00:34 ID:n3TJ5a1N]
- 過去に二度劇場で見てるけど、いずれも渥美が登場するやいなや館内からどっと
笑いが起こった。
- 479 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/01 01:43 ID:l3WkTyU7]
- >>474
ええーっ 自分は映画で一番印象的だったのは、緒形拳のいい人ぶりだったけどなあ 秀夫を探し回ってるシーンで涙ボロボロ 秀夫が三木を見て泣くのにもボロボロ 療養所に行く途中、駐在所の前で千代吉を抱えて起こすだけでもすごいよ。 あの時代、ハンセン病は不治の伝染病と思われていたんだから・・・
- 480 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/01 03:12 ID:0U+mWmAn]
- ドラマ版では、本浦千代吉は誰もが知ってる悪人らしいね・・・。
- 481 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/01 09:52 ID:Qw/A26zi]
- そういえば昨日の「砂の器」が終わったあと、番宣で緒形拳が出てきたね。
しかも警察官役・・・ねらってやった? 映画から30年たって、劇中の老けメイクと同じ顔になったね。
- 482 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/01 11:05 ID:RLsvSF9+]
- >>480
予告見た限りでは、どっかの村落で話をするのもいやがられるほどの 大悪人になってることを見れば…… ひょっとして八ツ墓村級の悪人なのか? どっちにしても父親が犯罪者の和賀だと、 殺人の動機がよりエゴイスティックになるね。
- 483 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/01 12:11 ID:tNEh36OV]
- ドラマでは殺人ではなく過失致死になっております。
- 484 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/01 13:19 ID:kZyjy2sG]
- >>483
あんなに絶叫しながら何度も石で殴ってたのに、過失致死?
- 485 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/02 01:21 ID:fJZ21C4f]
- ところが和賀にとってはこの三木謙一は会いたくない
ぜぇーったいに!!!会いたくない人物であります。 そこまで絶対に会いたくないことはないと思うが・・・
- 486 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/02 06:46 ID:ZaK8Zbx4]
- >>484
ここだけの話ですが・・・実は和賀(中居)に石で顔面メッタ打ちにされた三木(赤井)は生きていたのです。 ボクサー崩れの赤井のことですから顔面ジャブ・ジャブ・ストレート攻撃なんかには慣れっこだったのです。 しかも試合でのケガ(頭部損傷・脳味噌破壊)で生死を彷徨いながらも無事生還したというミラクルボーイでもあります。 和賀が立ち去った後、ムクリと立ち上がった赤井三木は顔面から血を吹き出しながらも 「こんままでは秀夫が殺人犯になってしまう・・・・・俺が自分にとどめをさせば、過失致死に・・・もって・・いけるは・・・ず」 と自らにとどめをさすため繰り返し繰り返し・・・自分の顔面を・・・殴打したのであります。(←丹波今西調)
- 487 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/02 09:48 ID:tv4UVC2u]
- 早朝からよくこんなくだらないことかけるなw
- 488 名前:この子の名無しのお祝いに [04/03/02 10:22 ID:Rf8fkYcv]
- 今日の「生活ほっとモーニング」(NHK)は,涙の話だったんだけど,「砂の器」が
単純に「泣くための映画」扱いされてたのがいやだった。
- 489 名前:この子の名無しのお祝いに [04/03/02 17:49 ID:YRZiMlY1]
- いつからドラマの話になったんだよ、ここは映画板。
487はちょっといぢわるだぞ。
- 490 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/02 18:28 ID:SoHo80qE]
- 最初にこの映画のビデオパッケージ見たとき
親子で放浪する犯罪者の物語かな?と思ってた。
- 491 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/02 19:02 ID:ekB6pZDQ]
- アマゾンでサントラ2種類出てたので買ったら、どっちも同じ内容でしたil||li_| ̄|○il||li
- 492 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/02 22:40 ID:R5dw535y]
- >>491
あんたも買っちまったのか・・・・・ 現在ネット上では3種類のサントラが流通している。 俺は同一内容の復刻版が存在するのはわかってたから、他のショップを覗いて確かめたのよ。 で安心してアマゾンの「二枚合わせて購入」のボタンをクリックして購入した。 実はアマゾン以外(セブンイレブン)で調べたショップの内容表記に誤りがあったのだ。 まんまと騙されて同一内容のものを購入した。 アマゾン側には二度とこのような被害者を出さないように抗議したんだが無視されたのね。 アマゾン側の言い訳は「機械的に自動的にサイトの表記はなされるのでしかたがない」だった。 自分のところのサイト管理もできん地雷だらけのサイトだなアマゾンは。 まぁ一番便利だからこれからも利用はするが。
- 493 名前:この子の名無しのお祝いに [04/03/03 00:18 ID:2eT63yBz]
- みなさま熱い書き込みごくろさま('◇')ゞ
ドラマ版をみててなんとなく「宿命」に 違和感覚えて検索して例の病気のこと 知りました・゚・(ノД`)・゚・。エグエグ・・・ あのドラマ設定変えるんじゃ意味ないよ〜〜 皆さまの熱いカキコに後押しされ あまぞ〜〜んでDVD予約〜 早く届かないかな~~
- 494 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/03 01:09 ID:7yfvMzRM]
- その昔、ドラクエ5のパッケージを見て「砂の器」を思い出したのは俺ぐらいか。
てっきりあの父子は村を追われて放浪してると思い込んでた。 リメイク版の宣伝を見て思い出したよ。
- 495 名前:この子の名無しのお祝いに [04/03/03 03:02 ID:Tr3+GQSg]
- おらぁ、そんな人、シラネーーーッ!!!!!!
- 496 名前: ◆7DGYpoNXkw mailto:sage [04/03/03 07:18 ID:lOouuCfQ]
- 復刻版の定価。
「砂の器」オリジナルサウンドトラック=2000円 ピアノと管弦楽のための組曲「宿命」=1470円 「宿命」で、砂の器を作って遊んでいた場面のBGMの後に流れる(ピアノソロ直後) オドロオドロしい曲は本編で使われていないようだけど、どこで使われてんの? >>492 まったく。 復刻版のほうには「復刻!邦画名作選」シリーズと頭につけれよと言いたい。
- 497 名前:この子の名無しのお祝いに [04/03/03 07:33 ID:cCcIfhIe]
- 走る。あぜ道を、線路を、涙を拭きながらただひたすらに走る少年。
汽車を待つ三木巡査。ふと線路を見ると誰か人の気配が・・・。 そこでズームアップ! もうこのシーンでスクリーンが霞んでしまって、親子が抱き合うシーンが途切れ途切れに見えるほど泣いたの覚えてるよ。
- 498 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/03 07:34 ID:GnOWcANb]
- 岡山の療養所で車椅子に乗せられた千代吉と看護婦がやってくるところ
(障子に二人の影が映るシーン)は、ある意味オカルトチックである。
- 499 名前:この子の名無しのお祝いに [04/03/03 07:46 ID:n1RuG+CL]
- 題名にはどういう意味が?
- 500 名前:この子の名無しのお祝いに [04/03/03 07:46 ID:cCcIfhIe]
- 実は映画もそこかしこに部落差別を絡めてたりします。
和賀が丁稚した大阪新世界。 進学した京都烏丸高校(架空の学校ですが烏丸に注目)。 両方とも最大級の被差別部落のすぐそばに位置します。 過去にひどい差別を受け、更にこういった環境で差別を目の当たりにしてきた秀夫が学んだことは 「差別は絶対になくならない」といった負の成果だったのかもしれませんね。 彼が出自がばれるのを恐れたのは、こういう理屈が働いたのかも。 その為に実の父を見捨て、里親を殺してしまった葛藤が「宿命」を書かせたのだと解釈しました。
- 501 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/03 07:47 ID:n1RuG+CL]
- 500もいただきます。ハンセン病を考えさせる映画。
- 502 名前:501 [04/03/03 07:48 ID:n1RuG+CL]
- すいません、失敗しました。
- 503 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/03 09:39 ID:othbRqMl]
- >>499
中に何か入れていたとしても、一瞬であっけなく跡形もなく壊れてしまう器、ってことじゃないかな? >>500 差別されている人は他の差別されている人に寛容だったりするから、 集まる傾向があるんだよね。戦前に来た在日とか。でスラムが形成される。 昔は保証人がいないと"ふつー"のところには住めないもんだし。
- 504 名前:499 [04/03/03 10:17 ID:069onvhh]
- >>503
なるほど、ありがとうございました。
- 505 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/03 13:18 ID:5z7u2hdQ]
- >>497 自分もそこで鳥肌立ったなぁ〜。 > そこでズームアップ!
その後、千代吉〜秀夫〜迫りくる汽車〜三木涙_のところでかかる音楽が「宿命」の 好きな部分なんで一気に涙・・ 「砂の器」関連CDだと、菅原洋一の歌入り「宿命」とドラマのナレーションが入った ものもあったよね。
- 506 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/03 13:30 ID:5yycwT4G]
- >>496
おどろおどろしい曲って三木謙一の死体が発見されてからの 蒲田操車場のくだりで流れてなかった?
- 507 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/03 19:05 ID:9CSI8d9G]
- CDに納められている曲目が映画本編のどの部分で流れているかは
『復刻邦画名作選(カルチュア・パブリッシャーズ盤)宿命』型番VOLCANO CPC8-3042 ジャケット裏で小林淳氏が詳しく解説している。
- 508 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/03 23:37 ID:mvQ/kOsc]
- ラスト近く、楽屋で和賀たちが和やかに談笑するシーンがあるが、
あそこはまだ笑顔を見せない方がいいんじゃないかと思った。 しかしあの加藤剛の笑顔は犯罪的に爽やかだよなあ…。
- 509 名前: ◆7DGYpoNXkw mailto:sage [04/03/04 09:35 ID:/DPQIfbb]
- >>506-507
いや、本編で聞いたことのないような部分が出てくるんで…(PART 1にて)。
- 510 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/04 18:35 ID:9Rms4tq3]
- 親子で飯食っているシーンって何を言っているのか
気になる。
- 511 名前:この子の名無しのお祝いに [04/03/05 02:46 ID:qLvpng3l]
- 長年の疑問ですが、「そんな人、知らね」ですか「知らんねん」ですか?
- 512 名前::この子の名無しのお祝いに [04/03/05 02:51 ID:BiraPWSF]
- 「そんな人、知らね」でショ。
- 513 名前:この子の名無しのお祝いに [04/03/05 02:56 ID:qLvpng3l]
- >>425
14年前のシナリオ段階では確か(昔キネ旬に載ってたはず) 「それで、本浦千代吉は和賀をはっきり秀雄だと認めたのだね」の後で今西 「いや、知らない人だと言いました」の一言が入る。これ没にしてくれて 本当によかった。あと、逮捕に向かう所で今西が吉村に「別れ際に千代吉に 『お宅の息子さんによく似た音楽家の音楽会が今度テレビでありますよ』っ て教えといてやった。千代吉は今頃、うれしさの余り死んじまっているよ」 とかいうとんでもない台詞もあった。これも、没になって本当によかった。
- 514 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/05 04:23 ID:F+/A2Ihv]
- >>513
前半はともかく後半は本当に没になって良かった。
- 515 名前: ◆7DGYpoNXkw mailto:sage [04/03/05 06:52 ID:zCNPL1Kh]
- >>513
ヒドイ話だ。
- 516 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/05 07:21 ID:ZizeT0T7]
- ネタみたいな話だな。
もしそのセリフあったら丹波のイメージがかなり悪くなる。
- 517 名前:513 [04/03/05 08:08 ID:qLvpng3l]
- たしか映画完成より前のキネ旬。埋もれた企画のシナリオ紹介だった
ような。その時点で殆ど完成映画通りの内容だっただけに、相違点は 強烈にインプットされた。台詞は定かではないが、吉村が 「今夜逮捕されれば和賀は身分を隠す人生終って父親に会えますね」 みたいなことを言う。それに対して今西が「千代吉は死期が迫ってい るのでその形での再会はない」とかいう文脈で上記後半の台詞があっ た筈。
- 518 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/05 09:36 ID:F+/A2Ihv]
- そのシナリオには
「和賀はもうこの曲の中でしか父親に逢えない。」っていう セリフはあったんですか?
- 519 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/05 17:32 ID:IXj4C6mN]
- アマゾンからDVD届きました。
お涙頂戴モノには 「へへんだまされるもんか」と 斜に構えていましたが だまされました・゚・(ノД`)・゚・。エグエグ・・・ >>513-518 なんつーか企画つーのは いいかげんなもんですな('〜`;) 実際の撮影もぎりぎり試写会寸前に 「秋のシーンいれよう」だの 2日間徹夜で効果音作ったのに 「やっぱ効果音いらね」っていって 音響さんが音声フィルムたたきつけたとか 映像特典対談でもあったよ
- 520 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/05 18:47 ID:psqk+n/3]
- あの特典の対談進行役の人、川又氏へぶつける話題が整理されてなくてあの場に臨んだ
ように見えたなぁ。 もっと色々撮影秘話を引き出して欲しかった。 (親子別れのシーンのエピソード等、面白かったけど)
- 521 名前:513 [04/03/05 18:52 ID:qLvpng3l]
- >>518
すみません。おぼえてません。ラストの締め台詞がまったく別バージョンな ら記憶に残っていると思うので、あったんじゃないかと思います。 単純に映画の「車でコンサート会場へ向かいながら逮捕状確認してる場面」 が会話付きになっているような膨らませ方だったと思います。 ともあれ蛇足を切る決断してくれた映画の作り手に拍手。
- 522 名前:この子の名無しのお祝いに [04/03/06 05:39 ID:n+gHAirD]
- >>518
このセリフは「は?」と思った。和賀は、あの場で(音楽の中で)父親に会おうとしてた(思ってた)の?
- 523 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/06 13:42 ID:lRzrE/eb]
- >522
私はあの台詞は、和賀にとって「父」とは、 いつまでもあの日駅で別れた時のままの父であり、 和賀と父との関係はあの放浪の日々だけがすべてだ という意味なのかなと思った。 そして、音楽(「宿命」という曲)は、和賀の中では完璧な 父との日々の再生だから、そうする以外に彼にとっての 「父」と会う方法はないんだ、ということかなあと。
- 524 名前:この子の名無しのお祝いに mailto:sage [04/03/06 14:00 ID:KYJZ7hLL]
- 自分も>523と同じ。
和賀はもう記憶の中でしか父に会うことができず、 「宿命」は和賀と父の旅路を描いている。 だからこそ、最後に初めて笑顔を見せるところは、 父と再会できた喜びを表現しているのではないかと。
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