- 493 名前:□7×7=4□□ [2009/06/14(日) 00:03:57 ID:e7yXqArv.net]
- 所で、色々考えてるうちにおもったことを書いてみる
A,Bの2人で次のゲームをする Bが3つの箱の中の内の一つにアタリを隠し、他2つをハズレとする Aが1つの箱を選ぶ さて,通常の確率の問題ではBがどの箱にアタリを入れるかは 3つとも"同様に確からしい"という仮定が与えられるが 現実にはそんなことはわからない 例えば今、Bがどの箱にアタリを入れるかが意識または無意識的に 確率(割合)をp,q,1-p-qとなっているとする AはBがどのような確率(割合)でアタリを割り振るのかを知らないとする Aは、自分にとってBがどのような確率(割合)でアタリを割り振るのかを知らないのだから 勝手に"同様に確からしい"ということを仮定して Aがアタリを選ぶ確率は1/3だ、と考えがちになる 実際にこのゲームをやって、Aの立場になれば多くの人が同様な推理をするだろう しかしこの「勝手に"同様に確からしい"を仮定してよい」という考えに従って モンティホール問題でどちらを選んでもアタリの確率は1/2 >>34の問題で、相手の封筒内の金額は自分の封筒内の金額の10倍か1/10倍になる確率が1/2ずつ >>1の問題で、ママが2人の子供のどちらと最初に会うかは確率1/2ずつ 「○○するかしないかの2通りだから、○○する確率は11二分の一!」 という推理は間違いだと思うのに 日常でも「n個の選択肢でアタリ(成功)はそのうちm個なんだからアタリの確率はm/nだ」 という推理はよくしがちなので、注意したほうがよさそうだ しかし確実に正しいこともいくつかある Aは箱をイ,ロ,ハと名前を付けて区別し、公正なサイコロを降る 目が1,6ならイを選ぶ、目が2,5ならロを選ぶ、目が3,4ならハを選ぶ と決めれば、Aがアタリを選ぶ確率は1/3ずつだ 更に、Aが箱を一つ選び、公正な硬貨をなげ 表なら「これがアタリだ」,裏なら「これがハズレだ」 などと言えば、この予言(?)が当たる確率は1/2 ○○したか、してないかの2通りのとき、硬貨を投げ 表なら「した」,裏なら「してない」と言えば この宣言が正しい確率は1/2となる
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