- 152 名前:名無しさんの初恋 [2021/07/06(火) 14:18:06.72 ID:r5zlVS5s.net]
- >>151
状況は最悪です。 資本主義社会は「拡大し続けなければなりません」。言い換えるとインフレが常に起きていることが必要です。何故なら、銀行の貸出には金利が課せられているから。最低でもその金利の分は経済が拡大しなければ、返済期限が来るたびに貸出以上の資金が市場から回収され、経済が縮小します。 人口増加していれば、借りる人間は自動的に増えるので、特に何もしなくても経済が拡大してくれました。 ところがこれから起きるのはその逆。人口が減るのです。借りる人間が自動的に毎年毎年減るわけです。デフレスパイラルの底が抜けたようなものです。ありとあらゆる経済活動が停滞縮小し、日本は滅亡へと一直線に向かいます。 さて、この目の前に迫る悲惨な未来を回避する方法は何か無いのでしょうか? 実は簡単な理屈で、回避できます。要は人口減少で市場が減る分、残った人間への与信を増やしてしまえばいいのです。そうすれば人口が減っても経済規模は維持出来ますし、経済成長すら可能になります。 ところが、日本人にはこの政策は受け入れられません。日本人は「日本人に与信する」ことが大嫌いな民族です。日本人が貸せるのは土地に対してであって、人間は信用の対象では無いんですね。これはもう非常に根強い文化的な問題で、解決はほぼ不可能です。日本人は日本人を信頼して金を貸すぐらいなら、自ら滅びを選ぶ民族です。 なので、日本は終わりつつあります。氷山に向かうタイタニックと同じです。そして氷山にまっしぐらに進んでいるのですが、船長以下乗員乗客は頑なに「進路を変更するなど以ての外!」と叫んでいる社会です。 私が日本に呆れ果てているのはこの点でして。 ☆助かる道も再生する道もあるのに、わざわざ衰退する方向へ全力で疾走してるんですよ日本社会は。☆ なので、非常に未来は暗いと言わざるを得ないですね。
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