- 464 名前:琴 mailto:sage [2023/01/30(月) 07:55:26.77 ID:FvUnC1D1.net]
- >>431-434
>エイレナイオスはグノーシス派を憎悪して徹底的に攻撃していたね。 >( 異端反駁が有名 ・信仰グループにより思想が異なり、聖典はグループごとに異なっていたことだろう。 ・【【【2世紀のエイレナイオスとテルトゥリアヌスは、】】】 四福音書と13のパウロ書簡を含むいくつかの使徒書簡を、 【【【霊感によって書かれたものでヘブライ語の書物(『旧約聖書』)と 同じ価値を持つとした。】】】 ◆ そうですよ。現在は強権を持つ、思想グループの内容で編纂された事が 顕かになってきています。 旧約の神との連動性や霊感によって書かれた、というのも 文を新約の中に挿入させた、作り上げたということです。 つまり、「持つとした」のですから 「神でなく、権力のある人が書き、編集しました」( 一一) >ヒュパティアは当時の知の殿堂アレクサンドリア図書館長の娘として >若くして多くの書物と接して、 >やがて父親を補佐するようになっていたから、 >図書館がキリスト教徒によって破壊される前に >グノーシス思想文献を読んで居た可能性もある。 ◆グノーシスの知名度は高かったので、 彼女が読んでいないわけはないと思いますよ。 >グノーシス派の世界認識及び救済者(イエス)の教えは、 >旧約聖書との連続性ではなく、 >プラトニズム及びネオプラトニズムとの連続性が認められるのが興味深い。 ◆イエスの話に、プラトニズム及びネオプラトニズムの連続性があった、 なければユダヤ教徒の○○さんであり、グノーシス派も主張する必要は ないですからね。 >ヒュパティアはネオプラトニズムに立つ哲学者でもあったから、 >もしグノーシス派の文献に目を通していたならば、 >果たしてどう思っただろうと考えてしまう。 ◆聖書成立期と重なりますから、 捻じ曲げられていく圧力にどのように抵抗したらいいのか、 学者として恐ろしいまでの渦中にあって、模索されたと思います。
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