- 242 名前:完成です。
そして、その結果無垢な少年の真っ白な「を真光色に」染めるのです。 例えば、オウム真理教は過激な思想を持ちながら多くの信者を集めましたが、 その多くは年少者でした。年少者は知識・経験が少なく、判断能力が乏しいために、 易々と信じ込まされる傾向があります。重罪を犯した人たちもオウムに接触して いなければまっとうな生涯を送れたことでしょう。年少者にとって「外部の力」 がいかに恐ろしいかを物語っています。オウムはそれをよく知っていたわけです。 無垢な、判断力のない子供の頭を宗教や思想、特定の考え方に染め上げるのは 洗脳に近い行為です。アンフェア、卑怯な行為です。幼少期に教え込まれたものは 変わりにくく、特定の価値観・歴史観を持つ硬直的な集団を生みます。 それは社会に「話の噛みあわない一群」を作り上げることにもなります。戦争の原因 ともなる宗教対立は双方が理解できない、話が噛みあわないことが主因であり、解消 は極めて困難であることを想起していただきたいと思います。 戦争を防ぐには、戦争の残酷さを感情に訴えるだけではなく、政治体制の問題や国際 環境、満州事変以後の新聞の積極的な協力など、戦争に至ったさまざまな要素をも学 ばせる必要があります。 [] - [ここ壊れてます]
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