- 163 名前:仕様書無しさん [2009/12/02(水) 21:58:32 ]
- 6・2「プログラミングをしない」ために
バグはコーディングの際に作りこまれます。しかしこれは逆の言い方をすれば、 コーディングをしなければバグは生まれないということでもあります。 バグを出さないための究極的な対策は、コーディングをしないことです。 プログラマの仕事は、ただ闇雲に書くことだけではありません。修正時の変更箇所 は極力少なくしたり、既存のコードがあれば流用したり、そもそも本当に必要な プログラムなのかを考え直したりといった、書くべき量を減らす努力も、 バグを減らすためには重要です。 <「C言語 デバッグ完全解説」(坂井丈泰 坂井弘亮)P285 > >プログラムの一つも組めない雑魚 6.2.1 書かないことを考えてみる プログラミングをしないために第一に考えるべきことは、そのプログラムは 本当に書く必要があるのか?という根本的な問題です。 たとえばちょっとしたデータ変換がしたいときに、変換ツールを作るのに 1時間もかかるようならば、そもそも手作業で変換を行ったほうが早いかもしれません。 つまりこのようなツールは、約10分程度の時間で完成させられなければ、 そもそもツールを作ることの意味がなくなってしまうことになります。 もちろんツールには再利用できることと、(命令されたことに関しては)人間よりも 正確に動作するという利点あります。しかしこれは逆に言えば、再利用される見込みが少なく、 正確さもそれほど要求しないならば、時間をかけてツールを作ることの意味は薄いということです。 <「C言語 デバッグ完全解説」(坂井丈泰 坂井弘亮)P286> キ ー ボ ー ド 叩 い て ゼ ニ が 稼 げ る 時 代 は も う 終 わ り ま し た !
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