- 95 名前:名無しオンライン mailto:sage [2009/02/23(月) 01:39:20 ID:g/DJjSI3]
- 初めまして。そして投下です。
完全に勢いだけで書いた。後悔はしていない。 *** *** 初めまして。僕はGH470、固体識別用の名前はエルヴィアです。……え、女の子っぽい名前だって?仕方ないじゃないですか。面倒くさがりなマスターがずっと変えないんですから。 「……何か言った?」 「あ、いえ。別に何も……」 ……モノローグに反応するとは、さすがマスター……。実際の所、僕自身が気に入ってますからね。というか慣れました。 「ほら、ボサッとしてないで戦闘参加!あんたが戦わなきゃ意味がないじゃないの!」 マスターがヴィッシ・グルッダでエネミーを吹き飛ばしながら怒鳴ります。……はぁーい。 今日はラフォン草原で僕の戦闘値上げです。そのついでに、マスターはマスターで素材拾いとかPA上げとかをやっています。 「こんのアホウドリ!いちいち上にあがるんじゃ無いわよ!」 マスターが悪態をつきながらロングボウで空中に飛んでしまったシャグリースを打ち落としています。その後、瞬時にウォンドに持ち替え…… 「ラ・ディーガっ!」 打ち落として這い蹲ったシャグリースにテクニックでとどめを刺しました。一息つくマスターの近くにはヴァーラ達が迫っています。 「……で、あんたらはあんたらで……」 今度はソードに持ち替えて、一度横に振った後…… 「集団で襲ってくんじゃ、ないわよ!」 その反動を利用して、いつもより鋭いトルネードブレイクでヴァーラ達をなぎ払いました。……はい。今更でなんですが、僕のマスターの職業はウォーテクターです。 最初はフォルテファイターを目指していたようなのですが、愛読している『月刊ディ・ラガンマガジン』の連載小説、『Ep:X 語られぬ英雄』を読んでから心変わりをしたようです。 前衛、後衛の区別なく、敵にも味方にも合わせられる職業。……多少の誇張は含まれているかもしれませんが、その通りと言えばその通りの職業です。 『しかしマスター……マスターって、テクニック苦手なはずなんじゃ?』 『ん?……ああ、気合で何とかするわよ、気合で』 『そ、そういう物で何とかなるとは思えないんですが……』 ……とまあ、最初に聞いた時の僕には心配していた事がありました。マスターはビーストなので、テクニックは苦手なのでは?と思っていたんです。 最終的には『ウィッコに出来てあたしに出来ないはずがない!』とまで言ってしまいまして……現在に至ります。 「ふぅ。……結局、あたしがほとんど倒したんだけど……」 「あ、すみません!」 僕がモノローグをしている間に戦闘は終了してしまったようで、フォトンや素材を両手に抱えたマスターが数字の3のような口をしながら僕を睨んでいます。 「まあいいわ。こっちもいい感じにPAレベルを上げられたし。……しばらくの間、あんたのご飯は塩スープだけね」 「な、何でですか……!?それは酷すぎますよ!」 「冗談よ、冗談。ペロメ一個で勘弁してあげるわ。……もっと欲しかったら、この先がんばりなさーい」 腰に手を当てカッカッカ、と笑うマスター。……あなたは女性なんですから、もうちょっと、こう……という突っ込みは心の中にしまっておきます。……言っても無駄だからです。 これもある意味、教官の影響なんでしょうね……と、僕はマスターの元教官であり現ガーディアンズ総裁のライアさんに軽い恨みの念を送っておきました。 *** *** あれ、ウィッコってビーストだよね? というわけで、勢いだけの初投稿でした。それと、勝手に作品名を(改変して)借り、成り行きとはいえ本編に対する批判的文章を書いてしまったEPX作者様に深くお詫び申し上げます。
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