- 283 名前:エージェント・774 [2005/04/08(金) 13:36:15 ID:01vjq/sJ]
- >>276
そうだね。旧ソ連政権下ではドミトリー・ショスタコーヴィチという作曲家が 音楽を使って出来うる限りのスターリン批判をやっていた。 西側に、特にスターリン政権下の圧政の現状を知らせるのに結役立ったらしい。 ちなみに、>>270書いて思ったんだけど、 この法案が成立して、人権委員が勧告・氏名公表しまくったら、みんな名誉回復のために 裁判所に訴えるだろう。 で、もしそんなのが全部訴訟に持ち込まれて審理される事になったら、裁判所の機能が停止するよ。 今ですら裁判所は飽和状態に近いらしい。 その上この法案関係で大量の訴えが出たら・・・ 他の法律では、何でもかんでも裁判で、というのを防ぐために、税金関係では税務署への不服申立を やってからじゃないと裁判所に訴えられないし(不服申立前置主義という)、交通違反も本当は裁判で やらなければいけないのを、とても処理できる数で収まらないから行政に金を払えば裁判は起こさない、 という制度が取られてる。 現状では、人権侵害された側も、よほどの事じゃない限り裁判で争わないけど(電車の中で聞きたくも ない車内広告を聞かされた、消極的表現の自由侵害だと言って訴え出た奴も昔いたけど、当然棄却)、 この法案が可決されたら簡単に委員に訴えられる。一方、勧告を受けた人は重大な名誉侵害だから、 多分みんな裁判で争うだろう。 だから、裁判の数が爆発的に増加する可能性は十分あると思う。 じゃあこの法律も、まず不服申立を先にしたり、いきなり勧告なんじゃなくて、金をいくらか取って勧告を やめられるようにしたら?と思うかもしれないけど、どっちも問題。 前者は実効性がないのは上に言ったとおり。後者は「金取れるのか。それじゃあ何でもかんでも勧告 しまくろう」といった事になりかねない。 委員に金が入らなくても、国が潤うからね。何かしらのおこぼれがバックの団体に入ってもおかしくないし。
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