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↑キャッシュ検索、類似スレ動作を修正しました、ご迷惑をお掛けしました

もうすっかり夏ですね、ではとっておきの怖い話を



1 名前:ちんぽっぽ ◆wMyUu3vOaU [2007/07/29(日) 17:59:41 ID:+aWhFBa0O]
聞かせてほしいお♪

850 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 11:21:01 ID:Ysyuw2zmO]
>>848
私は、人ではなく、畜生であり、鬼である
鬼とは頭が真っ白になる事を言うのだろう。

私は遮二無二サトシに飛びかかり、押し倒した
今度は両の親指にありたけの力を込めて、その細い首を押した
今度はサトシも目玉が飛び出しそうなほど目を見開いている
細い手で、私の手を振り解こうと私の手首に爪を立てる
やがてゴキリと音がして私の親指が、サトシの首にめり込んだ。

私は妻を振り返る、彼女は未だ放心したように、踏み台の上に突っ立っている。
その踏み台を私は蹴り倒し、彼女の膝にぶら下がる
頭の上に雫がしたたる、ビクビクと二、三度痙攣したあとダラリとなった
気が付けば、彼女の爪先は畳につきそうである、踏み台はいらなかったか。
久し振りに、この家に静寂が戻ってきた気がした。
あと耳につくのは、私の荒い呼吸音だけだ。
これが止めば、この家は完璧な静寂に満たされる。

851 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 12:40:00 ID:BsadMg+S0]
とっておきに怖いです。
www.jca.apc.org/~kmasuoka/places/rasheed01.jpg

852 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 12:47:49 ID:3Gwa6SpiO]
怖いってか…ねぇ?

853 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 12:58:24 ID:9dTutQt8O]
>>851
グロ注意。本物?

854 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/08(土) 13:03:35 ID:+fxbZT7ZO]
>>851
コレハ…?
壁‖ω゚;) ・・・・・。

855 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 14:53:54 ID:Wf1GhaNT0]
>>119
おめえ、女かよ?・・・

856 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 14:55:56 ID:Wf1GhaNT0]
>>846
鳥の股?どんな食い物よWWWWW

857 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 15:49:07 ID:FwkCYGhU0]
>>851
本物見たことないから何ともいえないけど・・・
周りの黒いのは昔のゴミ袋かな?

858 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 16:04:46 ID:MvPEDLpk0]
会社なんかいくら潰したってまたやり直したらええんやから、
死ぬまで頑張ったらあかんよ。生きるために働いてるんで
働くために生きてるんやないんやから。



859 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 16:39:51 ID:ow7k3Y8mO]
>>840
落語の話ですな。
ストーリーは「落語」「らくだ」で検索してみるよろし。

860 名前:井戸 mailto:sage [2007/09/08(土) 17:30:39 ID:Mh4VS67l0]
昭和初期の話。
ある地方の山村に一人の少年が住んでいた。
歳は十一才。
お父さんは戦争に狩り出され、お母さんと二人暮らし。
もともと内気で人見知りしがちだった少年は友達がいない。
山の中、一人で遊ぶのが日課だった。
勝手知ったる山の中。
たとえ暗くても怖くなんかない。
けど、一ヶ所だけ近寄れない場所がある。
山の林道から少しはなれた位置にある社。
鳥居も社殿もボロボロに朽ち果てて、お参りに来る人もいない。
その社の裏手に、少年の恐れているものがある。
井戸。
なんでそんなところに井戸があるのか少年は知らない。
知っているのはとても怖い井戸だということだけ。
戦争に行ったお父さんがよく話していたから。
「あの井戸は、落ちたら二度と上がってはこれない。地獄に通じているんだ。だから絶対にあの井戸に近付いちゃいけないよ。中を覗くなんてもってのほかだ。」
小さい頃から何度も聞かされてきた。
その話が、子供を危険な場所に近付けさせないための方便なのだと、少年はもう感付いてはいる。
けれど、実際に社の周囲はとてもおどろおどろしくて、本当に地獄の入り口なのかもしれないという気がする。
どちらにせよ、子供が一人で近付くにはとても勇気のいる場所。
少年はお父さんの教えを忠実に守り、その社にだけは近付かない。
でも、その年の夏が終わろうとする頃。
事件が起きた。

861 名前:井戸A mailto:sage [2007/09/08(土) 19:02:06 ID:BsMguPDu0]
暑い夏が始まろうとする頃。
少年に友達が出来た。
少年の家の近所に引っ越してきた男の子。
年は少年よりも二つ下。
学校には通っていない。
お母さんのお使いでその家を訪ねた時、初めて顔を合わせた。
喘息という病気にかかっていて、その病気を良くするために、親戚であったその家に預けられたらしい、少年は家に帰ってからお母さんにそう教えられた。
「町の方に住んでた子だから、この村にはあまり馴染めないんじゃないかしら。あなた、仲良くしてあげなきゃ駄目よ。」
お母さんにそう言われたけれど、内気な少年は自分からその家に訪ねていくなんて出来ない。
それに気付いていたのか、何かにつけてお母さんは、その男の子の居る家に少年をお使いに行かせる様になった。
人見知りがちな少年も、二度三度とその家を訪ねるうちに、徐々に男の子と打ち解けていく。
やがて、二人は大の仲良しになっていた。
二人が遊ぶ時はいつも部屋の中。
喘息を患っている男の子は、激しい運動が出来ず、せいぜい家の近所を散歩できるぐらい。
「山の奥の方って何があるの?」
ある時、男の子がふいに尋ねてきた。
ろくに外出も出来ず、いつも窓から外を眺めているだけの男の子には、鬱蒼と生い茂る山林が神秘的な場所に思えたのかもしれない。
「あの山の中には…近付いちゃいけない場所があるんだ。」
少年がそう言ってあの井戸の事を男の子に話したのは、軽い気持ちから。
ちょっと男の子を威かしてやろうと思ったから。
「本当に?そんな井戸があるの?」
男の子は少し怖そうに、けど目を輝かせて少年の話に耳を傾ける。
「本当だよ。とっても深い井戸なんだ。石を落としても、音が全然聞こえないんだ。」
少年は得意気に、少しだけ脚色を加えてお父さんから聞いた話を男の子に話してきかせた。
本当は石を落とすどころか、井戸の中を覗いた事すらない。
「怖そう。けどちょっと見てみたいなぁ。」
男の子は窓の外を眺めながら、興奮した調子で言う。
「無理だよ。お前が歩いて行ける様なところじゃないし。それに本当に怖いところなんだ。」
少年は兄貴風を吹かせてたしなめるけど、男の子は少し不服そう。
それから数日が経ったある日。

862 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 19:35:45 ID:vJTBZsra0]
>>850の続きは?

863 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 19:45:53 ID:W/AeHY2CO]
井戸の続きまだー?

864 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 19:57:09 ID:BsadMg+S0]
>>863
殺すぞお前

865 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 20:04:06 ID:W/AeHY2CO]
ごめんなさい。
もう絶対続きまだー?とか書きません。

866 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 20:22:00 ID:9Pqb94z7O]
ドンマイWWW
怒られちゃったね。

867 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 20:33:00 ID:zSyhnJa00]
井戸の続きマダー

868 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 20:44:25 ID:ao2qj2bTO]
井戸の続きモダ!モモダ!ペピタァー!!ダマダー



869 名前:本当にあった怖い名無し mailto:zfo-y-e.2314docomo.ne.@vvne.jp [2007/09/08(土) 21:08:22 ID:thpZUz4sO]
いまこのスレを見ながら食パンを食べてたんです
2枚目を食べてると



みみの部分がカビてた



一枚目もカビてたかもしんない((((゜д゜;))))
これつい最近で一番怖い話

870 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/08(土) 21:26:55 ID:t3XnsOieO]
>>864
だめだよそんなこと言っちゃ














井戸の続きマダー(・∀・)?

871 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/08(土) 21:45:07 ID:DNkhfQ+10]
廃寺の怪

ある日、雨がやんだ後に車で郊外の寺にいく5人の大学生がいました。
その寺は前に住んでいた住職が何者かに襲われて行方不明に。以後、誰もいないはずの廃寺から木魚の音やお経を読む悲しい声が聞こえてくるそうです。
その寺へいくには未舗装の道を走るしかありません。雨が降った後ですので泥だらけです。
途中、タイヤが泥で滑ったり板を噛ませたりですぐには行けませんでした。更に脱輪もしました。
何人かが「やめたほうがいい」と言いましたが、運転士は「Uターン出来そうな場所もないし夜中だからバックすることも危ない」と、そんな理由でかまわず車を飛ばしました。
やがて、緩い下り坂をおりた後にその廃寺が見えました。戸は外れかかり壁は剥がれていました。電気を消してずっと様子を見ていましたがお経の声や木魚の音はしません。
「結局、噂だったんだ」と思ってU-ターンして帰ろうとしたら突然止めました。
どうしてと聞くと、助手席の女子が窓を開けて耳を傾けました。思わず後ろに座っていた1人が同じようにしていると・・・・
「ザザ・ザザ」と、わらじを引きずる音が寺の裏口の方から聞こえました。右側に座っていた1人が後ろを向くと目を疑いました。
泥だらけの和服を着て手には数珠を握りしめた老人が近づいてくるのでした。
徐々にお経の声もごもごもと聞こえてきました。パニックを起こした5人は慌てて車で逃げました。
お経の声はそれでも近づいてきます。そして、なんとか振り切って坂も登ってもうそろそろ元の舗装された道にでると感じた直後
車の目の前に鬼火が現れました。焦った運転手はハンドルを右に切りました。車は横滑りして脇の更地に突っ込んで止まりました。
焦って出そうとしてアクセルを踏みましたが動きません。タイヤが落ち葉や泥に混じった場所にはまり、抜け出せないのだ。
何度も吹かししましたがタイヤは空回りするだけで抜け出せません。そして、お経の声が近づいてきて全員は目をつぶりました。

872 名前:廃寺の怪A mailto:sage [2007/09/08(土) 21:56:52 ID:DNkhfQ+10]
突然、お経を読む声がぴたりとやみました。そして、3分くらいたって1人が目を開けると・・・・
そこには廃寺へ続く闇に閉ざされた道がありました。鬼火も見えません。「諦めたんだ」と思っていつの間にか消えていたヘッドライト
を運転手がつけたら・・・・・ヘッドライトに照らされた墓場からはい出てきたような住職がそこにはありました。
白目を開けてこういいました。
「神聖な場所を荒らさないでください」と。一同はそのまま気絶しました。
やがて1人が目を開けると、朝靄に包まれていました。辺りを見回すと鳥の鳴き声以外なにも聞こえません。
窓を開けてみましたが・・・人の足跡すらなく、泥道できたタイヤの跡しかありませんでした。よく見ると、辺りに水溜まりが出来ていて車のタイヤはその薄い水溜まりに半分タイヤをつけていました。
更にそのタイヤの溝には泥が詰まっていました。やがて日の出の頃に1人ずつ目を覚まして最後には運転していた人も含めて全員が目を覚ましました。
出そうとしましたが、1人が泥の水溜まりにタイヤをとられたことに気づきました。
誰が後ろから押すかで話しあいになりましたが、結局後ろの座席に座っていた大柄の2人が押すことになりました。勿論、あの住職の幽霊は外にはいません。
なんども動かそうとしましたが、空回りするだけでびくともしません。そして、板をタイヤにはめてなんとか出られました。後ろ半分が汚くなったけど仕方がありません。
そして、朝早くから開店していた洋食屋をみつけた一同はそこにはいりました。水を持ってきた店員の顔を見た1人がぞっとしました。
店員の顔があの住職の幽霊の顔になって「反省しましたか?」としわがれた声で返答してきたのです。

873 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/08(土) 22:06:04 ID:+fxbZT7ZO]
たくさんのお話ギザウレシス 。><。
みんなー、本当にありがとう。
さあスレも残り130を切りますた。 レスしたお話の続きがある人は1000までに完結させてもらえると有り難いっス。(続きが楽しみだから気になってしかたないのー ><)
なので宜しく頼むス♪
(*'ω^)ノシ またー。

874 名前:雪の峠@ mailto:sage [2007/09/08(土) 22:26:55 ID:DNkhfQ+10]
雪の峠

真冬の北海道のある場所で自由研究で雪の性質について調べようとした1人の女子高生がいました。
同じように調べようとした友達の姉が車を出しました。姉は正直雪道の運転は習ったばかりで詳しくありませんでしたが、両親が共働きでしたので仕方がありません。
そして次の日、3人を乗せて車は近くの峠を目指しました。その峠は、人通りが少ない場所で時々狐や猪が出没していました。
姉の車は軽自動車で買ったばかりの中古でした。タイヤも交換する時間がなく後ろ左下だけでした。
昼頃について色々調べて記録書をまとめた頃にはすっかり夕暮れでした。
途中、スリップしたり坂道発進が難しかったりしましたがなんとか走れました。
元の道に出るには山道を下らなければなりません。スピードを落としながら走っていると1人が雪道にでる白髪の老婆について話しました。その老婆は峠の下り坂にでるそうで鎌を持っているそうです。
そして、最後の直進をしていたら突然タイヤが変な音を出しました。後ろを向くと、片方だけ動いていますがもう片方は滑っています。
どうやら凍り付いた道でタイヤが滑り出したようです。知識が薄かったためアクセルを強く踏んだりギアを変にいじったりしました。
そうしている間にドアをたたく音が。向くと、優しそうな男が1人「近くを通った者ですが手伝いましょうか?」と話しかけてきました。
そして、3人で押していると男が「老婆の話を聞いたことがありますか?」と話しました。
1人が「ある」と言いました。その男は「見たことがあるんです。」・「こんな顔ですから」
忽ちその顔は老婆に早変わり。3人はパニックを起こして逃げました。そして、元の道に出るとあの老婆は消えました。
おそるおそる戻ってみると、タイヤが半分濡れた車に血文字で「もう来るな」と書いてあり、足跡は3人以外見つからなかったそうです。


875 名前:井戸B mailto:sage [2007/09/08(土) 22:41:17 ID:yf9efzgz0]
そろそろ夏も終わろうとしているある日。
少年は自宅に一人で居た。
本当は男の子の家に遊びに行きたかったのだけど、今日はお母さんが外出中。留守番をしている様に言われたから。
村の大人達が集会所に集まって、何か大事な話をしてるらしい。
少年は狭い家の中でただ一人、お母さんが帰ってくるのを待っている。
ふいに玄関の戸を開く音がした。
少年は立ち上がり、玄関へお母さんを出迎えに行く。
けどそこに立っていたのは、お母さんではなくあの男の子。
「どうしたんだ!?」少年は少し驚いて男の子に尋ねた。
男の子の方が少年の家に遊びに来るのは珍しい事だったから。
狭い村。近所とはいえ、喘息の男の子が歩いてくるに少し危ない。
「ちょっと退屈してて。」男の子は照れ臭そうに呟く。
「大丈夫なのか?」
「うん。大丈夫だよ。ここに引っ越してきてから、前みたいに具合が悪くなる様な事もないし。」
「とにかく上がりなよ。」
「お母さんは?いないの?」
「うん。大人同士の話し合いがあるから出掛けてる。」
「僕ん家もだ。叔父さん達、揃って出掛けてっちゃった。」
やっぱり、と少年は思う。
男の子が一人でここまで来るのを、叔父さん達が許すはずがない。
「黙って出てきたのか?怒られるぞ。」
「平気だよ。叔父さん達、帰りが遅くなるかもしれないって言ってたから。それまでに帰れば。」
「でもやっぱり家に帰ったほうがいい。僕も一緒について行くから。」
少年の頭に浮かんでいたのは、男の子の叔父さんの顔。
口数が少なく、村の子供達から怖がられている叔父さんの顔。
「なぁ、あいつは病気だから運動はしちゃいけない。だから絶対に外に連れ出したりはしないでくれよ。」
いつだったか遊びに行った時、少年を呼び止めて、そう釘をさした叔父さんの顔はとても厳しかった。
「ねぇ。ちょっと山の方に行ってみない?」
意を決した様に男の子が呟いた。
「え?」

876 名前:井戸C mailto:sage [2007/09/08(土) 23:23:10 ID:MtLYyzjF0]
日が傾きかけた頃。
木々に覆われ、昼間でも薄暗いあの社の辺りはもう夜のよう。
少年はただ井戸の前に立ち尽して震える事しか出来ない。
ついさっきまで少年と喋っていた男の子はもういない。
少年は必死で震えを抑えつつ、井戸の中を覗き込む。
真っ暗で何も見えない井戸の中。本当に地獄まで通じてる様な気さえしてくる真っ暗な井戸の中。
けどその中に、あの男の子はいる。
社をちょっと眺めたらすぐに帰るつもりだった。
少年が一番恨めしく思うのは、自分の中のいたずら心。
男の子がどうしても井戸の中を覗いてみたいと言った時、とっさに沸き上がってきたいたずら心。
ちょっと威かしてやるだけのつもりだったのに、軽く背中に触れただけなのに、男の子は小さな悲鳴を上げて、そのまま井戸の中に吸い込まれる様に落ちていった。
そして今、何度呼び掛けても井戸の中から返事は無い。
日が沈む頃、少年は帰宅した。
どうやって帰ったのか覚えていない。
お母さんはまだ帰ってきていなかった。
震えが止まらず、拭っても拭っても嫌な汗が出てくる。
少年の心にあったのは恐怖。友達を殺してしまった恐怖ではなく、これから先の事に対する恐怖。
帰宅したお母さんの顔を見た時、少年は何も喋る事が出来ず、そのまま気を失った。

877 名前:井戸D mailto:sage [2007/09/09(日) 00:10:18 ID:V07ozKgL0]
気がつくと、少年は布団の中。額には濡らした手拭いがのせてある。
「目、覚めた?」枕元からお母さんの声がして、体を起こそうとするけど、お母さんがそれを止める。
「駄目よ、寝てなさい。すごい熱だったんだから。」
確かに頭の中がひどく揺れている。
「ごめんね。あんたの具合が悪いのに気付かないで留守番なんかさせちゃって。」
少年の朧気な意識の中に浮かんだのは、あの男の子の事。
決して思いだしたくないあの出来事。
「お母さん…」少年が言いかけた時、玄関の戸を叩く音がして、お母さんは立ち上がった。
玄関の方から聞こえてくるのは、お母さんと男の人の話し声。
その声が村の駐在さんの声だと気付いた時、少年は身震いした。
いよいよ自分を捕まえに来たんだと思った。
けど二人の会話はそうではない。
「いま消防団の連中で山狩りしてるけど、なにせ年寄りしか残ってないからなぁ。もう少し明るくなったら、あんた達女も手伝ってくれ。」
「わかりました。」
会話の様子から、村の人間総出であの男の子の捜索をしているようだという事が分かる。
少年は駐在さんが自分を捕まえに来たのではないようだと知り、少しほっとしたけど、その次の言葉を聞いて心臓が止まるかと思った。
「とりあえず、おれ達は朝一番であの社の辺りを探してみるつもりだ。あそこはほら古井戸があるだろ。ひょっとしてって事もあるからな。」

878 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 05:59:14 ID:z458qzfuO]
井戸の話がでたところで
とおりゃんせ
かごめかごめ

唄の解釈がずいぶん議論されてるわけね

で、ズイズイずっころばし

あんた何様?

井戸の回りでお茶碗?欠いたのだれよ



879 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 06:25:14 ID:jGd39sLPO]
>>878空気嫁!カス!
つまんない書き込みやめろ!

880 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 06:43:59 ID:94a2JWMpO]
井戸の鈴木まだー?

881 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 08:09:39 ID:StmgTps4O]
ウドの鈴(ry

マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

882 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 09:13:20 ID:eOQy/8pb0]
夜逃げ屋さんを見つけました
このスレ260の人
ttp://life8.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1186760650/

883 名前:井戸E mailto:sage [2007/09/09(日) 10:24:37 ID:s8gXdmAx0]
次の日。
少年は一人、布団の中でお母さんの帰りを待っている。
お母さんは山狩りの手伝いに行ったまままだ戻らない。
お昼頃、近所のおばあさんがお粥を作って持ってきてくれた。お母さんに頼まれたのだろう。
「皆であっちこっち探してるんだけど、見つからないみたいだねぇ。」少年の額の手拭いを取り替えながらおばあさんが悲しそうに呟く。
「あの社の方は?」しばらくの沈黙の後、少年は意を決して尋ねてみた。
「あの井戸のある?駐在さん達が朝一番で探してみたけど見つからなかったそうだよ。あの井戸の中に落ちちゃったんじゃないかって皆思ってたんだけどねぇ。」
少年の頭の中は真っ白になる。
井戸の中から何も見つからないなんてあるわけない。あの男の子は確かにあの中にいるのだから。
おばあさんが帰ってしばらくした後、お母さんが戻ってきた。
さりげなく、さっきと同じ事を尋ねてみたけれど、お母さんの答えもおばあさんと一緒だった。
井戸の中からは何も見つからなかったらしい。
「とにかく、今は早く良くなる様に寝てなさい。」ひどく疲れた様子のお母さんは、それでも優しく少年にそう言い聞かせてまた出掛けていってしまった。
また一人になって、少年は一一生懸命に考えたけど、分からない。
おばあさんもお母さんも、皆で嘘をついてるのだろうか。
本当は駐在さんがもう僕を捕まえに来るんじゃないだろうか。
そうこうしていると、また熱が上がってきたのか、頭の中が揺れ始める。
押し潰されそうになる不安と高熱で、少年はほとんど眠る事が出来なかった。

884 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 10:27:12 ID:h2kIym250]
つ メモ帳

885 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 10:49:55 ID:KXrY97Xt0]
>>883 昨夜書き上げてから寝ろや
カス

886 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 11:34:45 ID:PWXdQ0Mp0]
>>882
乙!
その夜逃げ屋さんのレス読んで、>>851見るとリアル〜!

887 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 12:06:03 ID:xac4/A7aO]
(ん)の話まだー?
結局結果だけでおわっちゃうのかな。
姉姪甥義兄になにがおきたのー

888 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 12:13:37 ID:94a2JWMpO]
井戸に頭突きまだー?



889 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 13:40:57 ID:/5yJtLPC0]
なんだよ井戸話は・・・・くっだらねぇの
今頃考えてるんだろ
ケッ

890 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 14:03:38 ID:WHf9xssC0]
もういい
こんな糞スレおちろ

誰か、もうすっかり秋ですね〜スレをたててくれ

891 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 14:04:45 ID:/5yJtLPC0]
テメエが立てろクズが!!!!!!!!!!!!!

892 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 14:17:00 ID:zBIABr+n0]
ああ?殺すぞっ

893 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/09(日) 14:20:52 ID:Z4KusdMuO]
まあまあ皆さん、焦らずまったりと待ちましょう。
(*'ω')
話の続きがある人達も書ける時で良いですよ、おいらも楽しみに待ってるっス。

それではおいらがさっき体験した話を一つ、
おいらは今日家族でお出かけしていて今、伊吹PAにいます。(*'ω')
この夏免許を取得してから家族を乗せ(もちろん父親の車)初めての長距離運転ですが、ついさっき高速道路を走ってた時のこと‥‥‥‥
前を走っていた車がやけにふらついて走行してたので追い越し車線に出て抜く際にその車の運転席を見ると、‥‥!!?
父親と思われる男性が膝に四歳位の子どもを乗せてハンドルを握らせていたっス!!

ホントに何と言うか‥‥‥‥、とにかく恐怖より「驚き」の言葉しかありませんでスた‥。。。

894 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 14:22:42 ID:/5yJtLPC0]
>>892 やってみろやオウ

895 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 14:24:26 ID:DDc9AbxZ0]
二言目には殺す殺すと殺せもしないクセに
いう事だけは偉そうな子供が喚いているのは
見るに耐えないので他に行きます

ちんこ

896 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 14:27:09 ID:/5yJtLPC0]
どうせデブが寝そべってポテチでも喰いながら書いてるんだろ


897 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 14:27:20 ID:jGd39sLPO]
>>893通報したのか?
巻き込まれてからじゃ遅いぞ!
気を付けろ〜!


898 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 14:40:25 ID:xSHeiodF0]
>>893
次にそのような運転者を見つけたら通報してください。
福岡の有名?な事件もそうですが、
運転者は車が凶器である事を自覚すべきだと思います。

そういう自分も気を抜かないようにしよう。



899 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/09(日) 14:49:40 ID:Z4KusdMuO]
>>897-898
分かりました、状況をみた上でなるべくその意向を取り入れ、自分に意識付けをして行きます。
わざわざレスを下さりありがとうございました。

900 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 15:31:22 ID:xSHeiodF0]
>>899
携帯からなら同乗者の方にお願いをしてください。
同乗者の方がいない場合は、安全に停車できる場所から。

自分にも言える事ですが、運転に「慣れ」が出てくると、
感覚がマヒしてしまうのか、危険行為をしていても気づかなくなってしまいます。

幸い(?)交通事故では被害者にしかなった事はありませんが、
場合によっては、一瞬で親しい人を失ってしまう事もあります。

「人の死は、残された者にこそ影響がある」

安全運転でゆっくり行きましょう。

901 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 15:39:43 ID:G4D08OZ20]
>>871-872
>>874

むじなかよ。


902 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 16:32:23 ID:ip1kUnAYO]
「殺す」とかカッコ悪い(b・∀・)bYo!!
どうせいうなら「てめぇ掃除してやるよ」のほうがかっこいい(b・∀・)bZe!!

903 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 17:31:45 ID:94a2JWMpO]
女「てめえら掃除してやるからさっさとパンツおろせやッ」

904 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/09(日) 19:39:13 ID:Z4KusdMuO]
>>900
そうですね‥、教習所を卒業してからまだ一ヶ月も経っていないおいらが言うのも何ですが、今の自分や大切なものを失う恐怖を味わってからでは遅すぎますからね‥‥。

本当にご丁寧なアドバイスを有難うございました。

905 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 20:01:43 ID:zBIABr+n0]
    ↓ >>904
    l/
   </
   ̄◯     ブーン キキー
  ☆   ┏┳━┳┓
   ┏━┻┛┓━┗┓
   ┗◎━━━━◎┛≡3 ≡3 ≡3

906 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/09(日) 21:22:38 ID:gf+Ixl3f0]
姪の人形の話はどうなったんだ?
最初からここまでいっきに読んでしまったぞ


907 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/09(日) 21:23:30 ID:Z4KusdMuO]
ついにこのスレも100を切りまスたね。(*'ω')
どんな話や展開が待っているんだろう、楽しみっス(ワクワク♪)
ちなみにおいら次スレ(秋バージョン)を立てる気は無いので立てたい人はどうぞ立てて下さい。
(*'ω')

908 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 22:50:54 ID:WsvjWcTrO]
>>907
いや、立てたらいいじゃん



909 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/09(日) 23:04:12 ID:nbF6VsXY0]
だね
ぽぽろんが立てればいいね

910 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 00:16:13 ID:hJPikwlm0]
オイ、クソ井戸の話は?ダラダラ書くなら二度と投稿すんなヴォケ
ブタの肛門に顔突っ込んでろや!!!!!!!!!!!!!!!!!

911 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 00:29:55 ID:xKx7G66rO]
ぽぽろはいい加減ウザい

912 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 00:43:28 ID:WTUw8Kdw0]
ままま

913 名前:井戸F mailto:sage [2007/09/10(月) 00:57:41 ID:9OSeXSoY0]
山が秋の色に染まる頃、男の子の捜索は打ち切られた。
「神隠しに違いない。」村の老人の中にはそう囁く人もいたけど、真面目に取り合う人はいない。
遺体が無いまま、男の子のお葬式が行われたのは、その年の十一月。
少年はお葬式には行かなかった。
「行ってちゃんと手を合わせてあげなさい。」お母さんはそう少年を諭したけど、少年は頑としてそれを拒む。
男の子の叔父さんや、町の方から来てるという男の子のお父さんお母さんの顔を見る勇気がなかったから。
お母さんは少し悲しそうな顔で少年を見つめたけど、それ以上は何も言わない。
一人でお葬式に行くお母さんの後ろ姿を、少年は玄関から見送った。
村の大人達の目に、少年はどう映っていたのだろう。
たった一人の友達を失い、ふさぎ込む可哀想な子。
きっとそう映っていたに違いない。
だからお葬式に少年の姿が見当たらなくても、特に不自然に思う大人はいなかった。
そうしてお葬式が終わって、男の子の話が大人達の口にのぼる事もめっきり少なくなった後も、少年は考え続けた。
なぜ男の子が見つからないのか。
少年には、あれが夢だったんじゃないかという気さえしてくる。
けど夢じゃない。
少年の手には、男の子の背中を押した時の温かい感触が今もはっきりと残っているのだから。
本当にあの井戸は地獄に通じていたのかもしれない。
時々そんなことを考える。
井戸に落ちた男の子は、そのまま地獄に行ってしまい、今も泣き叫んでいるのではないだろうか。
馬鹿げているとは分かっていても、そんな想像を止めることは出来ない。
年が明けて、少年が山に入って遊ぶ事はもうなくなった。

914 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 01:15:57 ID:hJPikwlm0]
なんだそれだけ?

915 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/10(月) 01:38:26 ID:sPgtKQjRO]
おいらからもある人の実話を紹介します。(*'ω')
海での出来事です。
もう10年前に遡りますが、ふとしたきっかけで、俺は「水中写真」に興味を持ち、
『じゃ、ダイビングから始めよう』
と、とある四国のショップで講習を受け、機材も取り揃えました。同じ時期にダイビングを始めたO夫妻と知り合い、その縁で仲間も増え、楽しくダイビングライフを堪能していました。
O夫妻、特に御主人の方と俺は、若い頃に同じ様にヤンチャしていた時期があり、まるで兄弟の様に意気投合してしまいました。

何度も3人で近県の海に潜りに行き、様々な生き物を見る。そんな楽しい日々でした。

そんな楽しい日々が崩壊する時がやって来ました…。
A夫妻という、結構お金持ちの御夫婦と知り合い、瀬戸内海で一緒にボートダイビングをする事になりました。
Aさん(夫人の方)は、俺よりも10歳以上年上でしたが、小さくて上品なご婦人。
御主人は
「ダイビングをしたい」
という夫人の為に船舶免許を取り、ダイビング用のボートまで買ってしまったという愛妻家でした。

新品のボート(小型のクルーザーと言っても良いかもしれません)で、静かな瀬戸の小さな島々を巡り、気に入った場所が有ればそこに潜ってダイビングを楽しむ…。
そんな楽しい週末が半年以上続いていたのですが、俺が仕事の都合上どうしても参加出来ない日が有ったのです。その日は瀬戸内海でも一番大きな島に行き、ダイビングを楽しもうという予定でした。
なんでも、潮の流れが緩やかな場所と速い場所が隣接していて、緩やかな方には大きなヒラメなどがいて、近寄っても逃げないので写真も撮りやすい。流れが速い方では、運が良ければ回遊魚の群に出逢えるという話。
とても行きたかったのですが、どうしても休めません。仕方なく、俺はO夫妻に「次に行く時の為に、しっかりロケーションしておいてよ〜!」
と言付けて仕事に行きました。

そして、その夜の事です。

916 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU mailto:海での出来事A [2007/09/10(月) 01:41:13 ID:sPgtKQjRO]
ダイビングに行けなかったのが非常に残念だった俺は、嫁と呑みながら軽く愚痴っていました。そこに俺の携帯電話が鳴りました。
「ははぁ〜ん、O夫妻が今日の自慢話をしようと掛けてきやがったな?」
嫁と顔を見合わせて、笑いながら電話に出ました。
『もしもし?楽しかったかい?』
軽い嫉妬を込めて電話に出た俺の耳に届いたのはOの悲鳴に近い叫びでした。
『A夫人が溺れて行方不明や!』
突然の事に吃驚しましたが、とりあえずOを落ち着かせて話を聞きました。Oの話によると、A夫人も含め5人で一回潜った後、昼食を摂ったそうです。
午後からは皆
『流れの速い方に行ってみようよ』
と話していたそうですが、いざ潜る直前にA夫人が
『私は少し疲れたから、岩場でのんびり潜るわ。皆で楽しんできて』と言い出しました。
Oは『1人じゃ危ないですよ、俺が一緒に潜ります』
と言ったのですが、A夫人は
『大丈夫よ、何度も来ているし。貴方は初めてなんだから楽しんできて。私に気を遣わずに』
と、どうしても聞かなかったそうです。御主人も同調するのでOは仕方なく、
『単独なんですから、無理しない様に』
と言い残して、4人で潜ったそうです。
4人が潜る時にボートの上からニコニコと手を振っったそうです。御主人も同調するのでOは仕方なく、『単独なんですから、無理しない様に』
と言い残して、4人で潜ったそうです。
4人が潜る時にボートの上からニコニコと手を振って
『行ってらっしゃい、気を付けてね〜』
とA夫妻が見送ってくれた。そして、それがA夫人を最後に見た瞬間でした。


917 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU mailto:海での出来事B [2007/09/10(月) 01:43:31 ID:sPgtKQjRO]
約50分後、4人が上がって来た時、船上にはA主人1人だったそうです。
Oが
『あれ?奥さんは?』
と、聞くと御主人は
『あの辺りを潜っているよ』
と、指差しました。
しかし、水面には泡が見えません。Oが
『泡が見えませんよ、大丈夫ですかね?』
と言うと御主人は
『空気ケチって呼吸を抑えているんだろう、さっきは泡見えていたよ』
と一言。
『御主人が見ているんだから、大丈夫だよな』
と、Oは機材の片づけをし始めました。
さっきの海の様子をお互いに言いながら雑談混じりに機材を片づけ、ビールを飲み始めたそうです。そしてOが気付きました、「俺達が潜ってから、もう1時間30分は経ってるよな?」
OはA主人に聞きました。
『奥さん、俺達の後どれくらいして潜りに行きました?』
御主人は
『すぐだったよ、5分位じゃないかな?』
Oは
『いくら消費が少なくても、時間が経ち過ぎてますよ。見に行きます』
と、シュノーケリング(エアタンクを背負わずにシュノーケルだけで素潜りする事)の準備をして、もう1人の男性とA夫人が潜っていたであろう場所を探しました。しかし、何処にもいません…。
海中の透明度も10m先を見るのがやっと。二人は岩場沿いを何度も探したそうです。
一度はエアタンクを使って…とも考えましたが、すでに全部使ってしまっています。
夕日が傾くまで必至に探しましたがA夫人を見つける事が出来ず、警察と海上保安庁に連絡をし説明した後、俺に電話をしてきたらしいです。



918 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU mailto:海での出来事C [2007/09/10(月) 01:44:44 ID:sPgtKQjRO]
次の日、俺は会社の上司に事情を話し、休暇を貰ってA夫人捜索に加わりました。
泣き叫び
『早く娘を探して〜!』
と懇願するA夫人の母親を見て胸が詰まりました。
不可思議な事が起きたのはその日でした。捜索に加わった友人全てが右足に怪我をするのです。
程度は色々なのですが、積み上げたタンクに挟まれて捻挫する奴。デッキで滑って金具で足を切る奴。
飛び込む時にフィン(足ヒレ)の留め具を、船の縁に引っかけてしまい足を折る奴…。
A夫人と仲の良かった友人全てが、なにかしら右足に怪我をしてしまいました。
しかし、気にしてもいられません。俺も船に乗り込む時に足を挟まれて軽い捻挫をしていましたが、
『早く探してあげたい』
という気持ちから、必死で潜りました。他の奴等も同じ気持ちだったでしょう。

何日も探し回りましたが、結局A夫人は見つからないままでした…。
俺は嫁の反対もあり、ダイビングを辞める事にしました。仲の良かった友人を、大好きな海で失ったのですから、気持ちもすっかり萎えてしまいました。今でもあの時の仲間が集まれば
「何故、皆右足を怪我したのか?」
という議論になります。
『A夫人が溺れた時に右足を怪我した』
という奴もいれば、
『危険だから来るなというメッセージだろう』
と言う奴もいますが、未だに謎です。


ここまで読んで、
「怖くないじゃん」
と、思われた方も多いでしょう。ですが、俺が本当に怖いと思ったのは、ここから先の話なのです…。




919 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU mailto:海での出来事D [2007/09/10(月) 01:45:49 ID:sPgtKQjRO]
A夫人が行方不明になってから1ヶ月後、O夫妻は離婚しました。原因はO夫人の浮気でした。
離婚後、O夫人が走ったのはA主人の元でした。なんと、2人はA夫人が行方不明になる以前からデキていたそうです。そしてA主人は事業が立ち行かず、かなりの負債を抱えていたそうです。
そして半年後A主人とO夫人は倒産寸前の会社を捨て、有るだけの金を持ち、とある海外の有名ダイビングリゾートへと逃げました。そして今、そこでダイビングショップを開き、悠々自適に暮らしています。
勿論、A夫人の保険金(当然億単位)も、行方不明から何年か後にA主人に支払われました。
情けない事に、会社の負債は息子と親族に押しつけ、自分は逃亡してしまったのです。
上記の話は俺がA夫妻の息子から直接聞いたので想像でも何でも無い事を述べておきます。

どうでしょう?生きている人間のエゴの方が、幽霊よりも俺は怖ろしいと感じました。
それに、誰も見ていない海の上でA夫妻に何が有っても目撃者すら居なかったのです。
「保険金殺人」…。という言葉も頭に浮かびましたが、証拠も何もありません。
ちなみに関係者は皆生きていますので、場所はハッキリとは書けません。質問も勘弁して下さい。



920 名前:井戸G mailto:sage [2007/09/10(月) 02:07:50 ID:/WE1nMJM0]
真っ暗な山の中を青年は歩いている。
明かりも持たず、肩に大きな荷物を背負いながら。
もし、村の人がその青年の顔を見たなら、きっとすぐに思い出すことができたに違いない。
かつてこの村に住んでいた、内気で人見知りがちな、友達のいなかったあの少年だ、と。
もう何年も山道なんて歩いていない青年は、全身で息をしながら、それでも背負った荷物は落とさない様にゆっくりと歩き続ける。
馬鹿げていると自分でも分かっている。
けれど、青年はもう藁にもすがる気持ちで一杯だった。
あの日、男の子を井戸に落としてしまった忌まわしいあの日。
あの日から一年程が過ぎた夏の昼下がり。
お父さんが戦死したという知らせが少年の家に届いた。
お母さんは、ただただ泣いていた。
夏が終わる頃、少年はお母さんと二人、村を出ていった。
親戚の世話になりながら、お母さんは必死に働いて少年を育ててくれた。
泣き言も愚痴も一切言わず、少年の成長だけを願って。
そのお母さんが、今は毛布にくるまれて青年に背負われている。
優しかったお母さんを、自分の唯一の味方だったお母さんを、青年は殺してしまった。
苦労して育てた息子が、町でも一番大きな銀行で働いているということがお母さんの自慢であり、誇りであった。
だからこそ、その息子が賭事の味を覚え、ついには銀行のお金にまで手をつけてしまった事を知ってしまった時、お母さんの驚きと悲しみはとても大きかったに違いない。
「お金は私もなんとかするから。お願いだから銀行の人達に正直に謝ろう。」
そう言いながら泣きすがるお母さんを、青年は初めて邪魔な存在だと感じた。
何度突っぱねても引き下がろうとしないお母さんの首を、青年はほとんど無意識のうちに絞め上げていた。

921 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 02:18:59 ID:nyVeJ5l+O]
きっちりテキスト下書き→コピー→ペーストが出来ないと話がむちゃくちゃになるという見本のような流れ

922 名前:井戸・完 mailto:sage [2007/09/10(月) 02:49:12 ID:+jdpcIap0]
その井戸はまだそこにあった。
あの忌まわしい井戸。
もう二度と訪れる事はないだろうと思っていた井戸。
その井戸の前に青年は立ち尽くしている。
全身を濡らす汗は、決して山道を登ってきたせいばかりでもない。
闇に慣れた青年の目に、うっすらと映るその井戸は、本当に地獄への入り口に見える。
「ここに落とせばいいんだ…。そうすればきっと見つかる事はない…。」
追い詰められた青年には、子供の頃の馬鹿げた空想ですら現実的なものとして捉えられている。
地面に寝かせてあったお母さんを、ゆっくりと持ち上げる。
井戸の闇に向かって両手を離す時、さすがに躊躇いが生まれた。
だが次の瞬間には、お母さんは闇に吸い込まれ、井戸の中へと消えて行く。
どさっ、という音が聞こえるまで一秒もかからなかったかもしれない。
青年は慌てて井戸の中を覗き込む。
誰かに発見されることを恐れ、使わずにいた懐中電灯をポケットから取り出し、井戸の中を照らす。
小さな光の円の中に浮かび上がったのは毛布にくるまれたお母さんの姿。
めくれた部分から顔が覗き、まるで訴えかけるかの様にこちらを見ている。
深い、深いと思っていた井戸の深さは五メートルぐらい。
地獄に通じるどころか、すぐそこにお母さんはいる。
あの時、あの男の子を突き落としてしまった時は、本当に深く深く感じたのに。
「大丈夫…。死体は消える…。必ず消える…。」
あの時だって消えたじゃないか。
その期待とは裏腹に、ライトを向けた先にはさっきまでと変わらずお母さんの顔が浮かび上がる。
「お願いだ!消えてくれ!消えてくれ!消えてくれ…」
青年はまるで子供の様にその場にうずくまり、泣きじゃくりながら願う事しか出来ない。

あの夏の日、息子が男の子を井戸に突き落とすのを偶然に目撃してしまったお母さん。
大切な息子を守るため、人知れず男の子の死体を引き上げ、誰にもばれない様に処分してくれたお母さん。

そのお母さんは、もうこの世にいないというのに。

923 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 02:53:20 ID:dAWjqqmdO]
夏の終わりに、俺がこの夏(一昨日)1番怖い思いをした体験を

それは台風空け、所謂台風一過の暑い日の夜のでき事
そろそろ寝ようかと消灯して寝転がり携帯からオカ板を見ていた時だった
オカルトサイトもかなり制覇した、オカ板も似たような話ばかりで滅多に怖いと思う事も無い

(今日も怖い話にはありつけなかったか…)
携帯を閉じて眠りに着こうかと考えていたその時だった
…左足に感じる妙な違和感、むずがゆいというかチクチクするというか…
しかしすぐに冷静になり考えてみる
(……??……いや、待てよ、この暑さに窓全開だ、蚊でも入ってきたんだな。)
幸い金縛り等ではないようで体も動くので足を振って避けてみる
しかし違和感は取れる様子も無く、蚊等ではないようだ
足が痺れてるのだろうか?等と他の原因を考えた時、俺の頭の中に一つの可能性が浮かび上がった
その瞬間冷や汗が溢れ出し、俺は慌てて電気を点灯させた



………予想は的中していた。
俺は声にならない叫びをあげ、全力で足を振り払い部屋から逃げ出した
そう、俺の左足に着いていた物、それは6〜7cmはあるゴキブリであった。


〜完〜

924 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 03:26:31 ID:mf8rwnPf0]
とあるサイトからのコピペ(有名かも)

かつて秋葉原で実際に起こった出来事なのです………。
それでは、その恐怖の出来事を皆さんにお話しすることにしましょう………。
時は日曜日、時間は昼間。
例によって秋葉原は、歩行者天国となった道路じゅうに、買い物に訪れた
オタクとかオタクとかオタクとかでごった返しているという状況…。
そんな感じで、その日の秋葉原はいつもと何ら変わらない休日を迎えておりました。
……そしてそんないつもと変わらないその日の秋葉原には、
道を歩いてゆくとある一人の男性の姿があったそうです。
歳はだいたい二十歳前後。高校生か大学生と言った感じの人物です。
まあ秋葉原においては、特に珍しくもない風貌と言えるでしょう。
………ただ一つ特徴的だったのは、
その男性の後ろに、だいたい中学生ぐらいの一人の少女が、
ちょうど前を歩いているその男性の後ろをついていくという感じで歩いたそうです。
「この二人は兄妹という感じだった」
この事件を目撃した人物は、この二人に対してそのような印象をいだいたそうです。
そして………
そして、この後、ここで恐怖の事件が起こったのです………。
この時、まさかあんな悲惨な事件が起こるなんて、想像できたものはいなかったことでしょう………。
……そんなわけで、道を歩いてゆく男性と、その後ろを追いかけてゆく少女。
やはり歩くスピードには差があるらしく、二人の差は少しずつ開いておりました。
そして、ある程度差が開いたとき、ついに少女は前を歩く男性に向かって呼びかけました。
「待ってよ〜、お兄ちゃ〜ん」
……そしてその声に、前を歩くその兄らしき男性が振り返りました。
まあ、別にそれは何も問題ありません。当然の行動と言えるでしょう。
しかし………
しかし、その直後、恐ろしいことが起こりました………。

925 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 03:27:02 ID:mf8rwnPf0]
なんとその呼び声と同時に、
二人とは全く関係のない、近くを歩いていた多数の男たちが、
いっせいに少女の方へ振り返ったのです!!
きゃーーーっ!怖いっ!! 怖すぎる〜〜〜!!
………どうでしょうか、皆さん?
皆さんもこの恐怖を解っていただけたでしょうか?
………だってねえ、考えてみてくださいよ。
「よう、鈴木」
後ろからこう呼びかけられても、名前が鈴木以外の人間が振り返ることはありません
なぜなら自分のことを呼ばれてるとは思わないからです。
しかしです。
秋葉原に生息する人間は、どういう訳か自分に妹がいないにも関わらず
「お兄ちゃん」と呼ばれると振り返ってしまうのです。
いや、もちろん今回その振り返った中にも本当に妹がいる人間がいたかもしれません。
ですが、今回の事件の恐ろしいところは、
その近くにいた男たちがいっせいに振り返ったということです。
いくらなんでもそんなにお兄ちゃん率が高いなんてことはありえない話でしょう。
………するってーと、やはりアレですよ。
その場にいた大半の人間の頭に、脳内妹が住み着いてたってことですよ!
うわーっ!ホントこの事件は怖すぎだーっ! 完

926 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/10(月) 03:47:32 ID:sPgtKQjRO]
>>922
なんとも痛ましくて悲しい結末が待ってた訳ですね‥。
続きが待ち遠しくなるようなワクワク感を与えるお話を有難うございました、そして本当にお疲れ様でした。
今迄にも話を投下して下さった皆さんもまた、何かのお話をレスされた時には是非喜んで読ませて頂きます。(*^ω^*)

927 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/10(月) 03:49:17 ID:sPgtKQjRO]
>>923-925
早速また新しい話が♪
ありがとうございます。
(*^ω^*)

928 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 04:15:18 ID:UPat4YK2O]
ぽぽろさんご苦労様^^



929 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 04:52:46 ID:gd1bVgHmO]
井戸の続きまだー?

930 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 08:33:42 ID:0jE7/rw/0]
>>922
なんだ、有名コピペの改変かよ…
続き期待してた自分がばかみたいだ

931 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 10:58:26 ID:OzAXkccoO]
ぽぽろ殺す

932 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 12:50:31 ID:4ybqjUnC0]
井戸
雰囲気ありすぎ〜読後感重〜


933 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 13:23:50 ID:N7I01KB3O]
長編には「つづく」や「終わり」と入れた方がいいかと。

934 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 14:58:31 ID:xZ0oFTJG0]
ぽぽろ >>931を通報したほうがいいぞ。

935 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 17:52:15 ID:Jt0/nI8i0]
井戸の話、たあいもない田舎の怪談系かよ〜と思ってたら、ラストの数行で背筋を凍らせられたw

936 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU mailto:sage [2007/09/10(月) 18:58:12 ID:sPgtKQjRO]
>>934
わかりますた、これ以上みんなに迷惑をかけたくないので・・・・
誰か通報先を教えて下さい。

937 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 20:02:56 ID:L8bWbfNY0]
もうすぐ殺しにいくぞぽぽろ

938 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 20:07:11 ID:oDJjEsCA0]
110番か、最寄りの交番へどうぞ



939 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 20:40:56 ID:ddsjhG/m0]
井戸・・・後味わっるwww

940 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/10(月) 22:37:20 ID:oE5ToTmr0]
>>922 思ったとおり、母親が片付けてたんだな

しらけちまった



 もっとがんばりましょう

941 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/10(月) 23:13:50 ID:sPgtKQjRO]
見つけて来まスた(*'ω')
この話はいかがっスか?

ある人が実際に体験した話です。

父は自分が小学校のときに死に、母親と二人暮しでした。
年金などでやっと暮らせるだけの貧しい家庭であったことを除けば、いたって普通の家庭でした。

ある夏の日です。
母が僕の部屋にきてこういいました
「トイレに入っちゃだめ」
と。
僕はわけはわかりませんでしたが一応その場でうなずきました。
その後、おしっこがしたくなりました。
母が言ったことを忘れていたのですぐトイレに行きました。
僕がドアを開ける所を見ていた母はすごい形相で近づいて
「入っちゃだめ!」
と言いました。
こんな母を見たことがなかったのでびっくりしました。すぐに母はドアをぴしゃっとしめました。
詳しくは話しませんでしたが
「絶対開けちゃだめ」
とまた母は言いました。
その後トイレがしたくなって母にどうすればいいのかと聞くと外でしてきなさい、といわれました。
仕方なく外で立小便をしました。
ここまではよかったのですが問題はその後です。


942 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/10(月) 23:15:01 ID:sPgtKQjRO]
家に戻った後、猛烈な腹痛に見舞われました。
母は尚も外でしなさい、と言いますが、もう時間も夜になっており、さすがの中学生の僕もちょっと外でするのは怖いし、それに外でうんこなんて…
と思い、母にどうしてもトイレがしたいと訴えました。
だけど母も意固地でどうしても譲らず、僕の腹痛も耐えがたいところまで来ていました。
母の性格上、絶対譲ることはない、と思いここは母が寝た後こっそりトイレに入ろう、決めました。

しかし言うが易く、実際は猛烈な腹痛で一刻も争う事態です。
その時の腹痛は継続的なものではなかったので一旦止めば、そのあと三十分後までは普通の状態が続いていました。
それを繰り返し、深夜も三時に達したころ。
もう耐えられない所まで来てしまったし、もう母も寝ているだろうと思い忍び足でトイレに近づきました。


943 名前:ぽぽろ ◆wMyUu3vOaU [2007/09/10(月) 23:17:38 ID:sPgtKQjRO]
そしてトイレのドアをあけようとしたその時です。
古い家だったので軋みもあって、夜の静寂にドアの
「ギイ」
という音が響きました。恐らく母にも聞こえたと思います。

しかしもう出そうなところまで来ていたのでそんなことは気にせずドアを閉め便器の蓋をあけ便座にすわり、勢いよく一斉にウンコをしました。
その時です。電気が ふっ と消えました。
そしてドアをノックする音が。
いきなりのことでびっくりしました。
すると聞き覚えのある声で
「そのまま出てきなさい」
と母の声がしました。

翌日分かったことですが家の水道は料金滞納で止められていました。
母が何を守りたかったのか、便器の中に何があったのか、暗闇だけがすべてを知っています。

なんと言う話でしょうw
いかがでしたか?ww




944 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/10(月) 23:38:21 ID:saJdfy+/0]
nanikonokusosure

945 名前:本当にあった怖い名無し [2007/09/11(火) 00:11:21 ID:+X+Nzzc90]
結婚を前提に付き合ってる彼女を、自宅に招待して食卓を囲っていたときのことだが・・・

ドブゥッ
全員「・・・・・・」

明らかに彼女だ。彼女の尻から聞こえてきた。間違いない、屁だ。
すると母が「やだあ、お父さん!」とすかさずフォロー!
ナイスだ母さん!俺はハイタッチしそうになったがこらえた。
しかし父は「いや、俺じゃないぞ!本当だって!」
父よ、何故にそこでマジギレするのか?折角いい方向に向いてたのに!
アレか?彼女に「屁なんてしないダンディーな父です」とでも言いたいのか?バカが!
そうこうしてるうちに俺が焦り狂ってつい「ごめん、お、俺だ!」なんて言ったら、
彼女が「す・・・すみません。私でした・・・」と正直に告白してしまった。
俺が彼女をなんとか救おうと悩んでいると、
父が「昨日はキムチ食べた?そんな臭いだね」などと笑いながら言い出した。

俺はこの時以上に父がリストラされた理由を実感できた日はない。




946 名前:本当にあった怖い名無し mailto:sage [2007/09/11(火) 02:20:01 ID:sPPRe6YE0]
>>945
姉が高校生ぐらいの時に、
「家族とは、おならのできる間柄の事。」と言っていたのを思い出した。

その時はなんとも思わなかったが、いい所に目を付けたものだ。

父が一番大物に見えてしまった。






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