- 62 名前:、。
>三津は、妻にも気づかないことを理解したという傲りは見せません。 >彼女は、八郎だけでなく喜美子にも「おやすみなさい」ときちんと言って去ってゆきます。 >けれども、作劇上の意味は考えてゆきたい。 >婚前の八郎は、フカ先生の絵と喜美子の絵を、同列に並んで飾っていたはずです。今でもフカ先生の絵はインスピレーションにな る。 >じゃあ、喜美子のものはどうでしょう? ここは三津が鋭いとかいうことではなく(イヤそれもあるだろうが)、愛の問題でもなく、八郎が喜美子を理解していない部分があ るように、喜美子も八郎を理解していない部分があるという描写だと思う。来たばかりの三津が気付いたのに、ずっと八郎と暮らし ている喜美子が気付かないというのはそういう事だろう。 [] - [ここ壊れてます]
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