- 175 名前:毎度連投 ◆ZM3NZtfUU6 [2020/01/12(日) 22:44:07 ID:mQBbkbI8.net]
- >>158 より続き
スカーレットのきつさ、しんどさは「善人に見える人が酷いことをする(主に常治)」だったが、常治は死んでしまったので、今のきつ さは?というと「喜美子と八郎の関係しかドラマで描かれていないから」だと思う。これは以前からだが、「スカーレット」は喜美子中 心の狭い世界でしかドラマが展開しないので、視聴していると辛気臭いというかうんざりしてしまう。 例えば、主人公中心にしか描いていなくても「あさが来た」なら(あの作品はあさとは別に、はつ一家の話も描いていたが)、主人公中 心の話だけであっても「才能と努力がある女性が、周囲にも恵まれて自己実現をし続けていく物語」なのでいいのだが、喜美子の場合は 「才能のある女性がなかなか力を発揮できず、周囲の男性に足を引っ張られまくる」という話なのできつい。 いや、私は「そんな辛気臭い話をするな!」といっているのではなくて、描写の仕方なんですよね。以前の大河ドラマの話ですが、「徳 川慶喜」って私の好きな作品なんですが、あれは「幕末の政治を慶喜から見たもの」で、ほぼ政治一辺倒の作品で、溜間で行われる「老 中会議」が面白かった(こういう会議をしていると、その組織はつぶれますよーという見本を田向正建らしいユーモアのある描写をして いた)。で、とにかくこの作品は「政治、政治、政治」なので(私にはそこが良かったが)、政治に関心のない人が見ると退屈極まりな い作品だったろうと思う。ということで視聴率的に苦戦した大河だった(それでも平均21.1%なので、今の視聴率のいい朝ドラとほ ぼ同じなのだなぁ、しみじみ)。 続きます
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