- 503 名前:名無しさん@十周年 [2010/05/16(日) 04:34:41 ID:SXlPix8S0]
- 宮崎からは、毎年、何頭の子牛が巣立ってゆき、
何キロの肉が出荷されていたのか、競り落とされる金額に換算することも できるかもしれないが、それだけではない。 長年の人の努力で積み重ねた遺伝子の、品種の、血統の価値というのがある。 畜産の方々の築いて来た「和牛」への厚い信頼と、 実際生身の牛・豚たちの優秀さ・・・・ 大臣が政治決断しなかったこと、県の問題として扱うことで、 パンデミックとなり日本中に蔓延し口蹄疫ウイルスが常在化することで、 輸出農産物としてはすっかり台無しになる。しかしただ汚染国として 輸出できなくなったとか、そういうことではなく、 発症と殺処分で血統が途絶えて絶滅してしまう勢いである 遺伝子資源として、世界に信頼される和牛を出荷して来たのに、 宮崎の畜産農家の方々が消毒に追われ憔悴して、あげく静かになった畜舎を見て、 それでも勇気を持って再起されたとして、この回復はいつになるんだろうか。 もし失えば金銭に替え難い同じ物は二度と得られないのだけれど それが判っての大臣の意見だったのだろうか。
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