- 939 名前:ニューノーマルの名無しさん [2021/09/22(水) 21:32:30.05 ID:p350LtEr0.net]
- みずほ銀行のシステムは、
情報系、対外接続系、証券系、店舗システム、あるいは勘定系の各種周辺サーバ群は、 同一システムになっているが、勘定系の中核部分は、表面上IBM製のコンピュータ(A)が、 @(旧第一勧銀と旧富士銀が合併した旧みずほの)富士通製コンピュータ(B)と、 A(旧日本興業銀行の)日立製コンピュータ(C)と、 B(旧みずほ信託銀行の)別のIBM製コンピュータ(D) の3台のホストコンピュータを制御している構造となっている。 従って、勘定系の中核部分を実行している3台のコンピュータの動作を正確に追いにくい コンピュータ構成となっているのだ。 このようなコンピュータ構成では、次のような根本的な問題が起きる。 (1)制御処理の処理時間が無視できない。 (同一銀行であるため、AがB,C,D間のデータ入出力を制御すること) (2)勘定処理は、本日処理と先日付(翌日日付)処理で、時間的に完全に分離した処理が 要求されるが、B,C,Dのうち1台が本日処理を終了しても、他の2台が本日処理を終了 しなければ、先日付処理ができない。 つまり、B,C,Dのうち1台の本日処理の処理件数が膨大になったとき、他の2台は「何も 処理できない待ち時間」が生まれる。 この結果、5、10、20日などの振替処理が集中する日には、営業日の店舗開店時刻を 過ぎても振替処理が終了しないトラブルを招くことになる。
|
|