- 1 名前:擬古牛φ ★ [2017/04/30(日) 13:03:05.16 ID:???]
- ★物価見通しは下方修正 日銀・黒田総裁のチグハグ景気判断
日銀・黒田東彦総裁の迷走は深まるばかりだ――。市場が不安を募らせている。
27日、日銀は金融政策決定会合を開き、金融緩和策の維持を決定した。 3カ月に1度公表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、景気判断について、 前回の「緩やかな回復基調を続けている」から、「緩やかな拡大に転じつつある」と上方修正した。 「拡大」が盛り込まれたのは実に9年ぶりで、2017年度の経済成長率を1.5%から1.6%に引き上げた。
「拡大といわれてもピンときませんが、日銀はそう判断したのでしょう。 ただ、一方で物価見通しを下方修正しています。 予想通りに物価が上昇しなければ、経済成長は難しいと思いますが、そんなことはおかまいなし。 チグハグ過ぎます」(株式アナリストの黒岩泰氏)
黒田総裁がこだわり続ける「物価上昇率2%(コアCPI=生鮮食品除く)」は、さらにチンプンカンプンになってきた。 27日の会見で、黒田総裁は「(2%の物価目標に向け)勢いは維持されている」と強調し、 達成時期を「18年度ごろ」と据え置いた。
「ところが展望リポートを見ると、18年度の上昇率は0.8〜1.9%と2%に届いていません。 19年度も政策委員見通しの中央値は1.9%(19年10月に予定される消費増税の影響除く)です。 黒田総裁の言う『18年度ごろ』は、展望リポートで否定されているのです。開いた口がふさがりません」(市場関係者)
最近の消費者物価指数を見る限り2.0%など絵に描いた餅だということがハッキリする。 1月のコアCPIは0.1%、2月は0.2%の上昇に過ぎなかった。
「黒田総裁が何度も口にする『もはやデフレではない』は単なる思い込みです。家計の節約志向は変わっていません。 その証拠に大手スーパーは次々と値下げに踏み切っています。 ヤマト運輸の料金値上げは人手不足によるもので、需給とは関係ありません。デフレ脱却にはつながらないでしょう」(黒岩泰氏)
セブン―イレブンやイオンに続き、きのうはファミリーマートが日用品など25品目を来月15日から値下げすると発表した。
黒田総裁の「読み」と、現実の距離はますます広がっている。
日刊ゲンダイDIGITAL https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/204493
▽過去スレ 【デフレ】 岡田元也氏「脱デフレは大いなるイリュージョン(幻想)だった」 セブンやイオンなど相次ぎ値下げ ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1492656680/
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