- 335 名前:名無しさん@1周年 mailto:sage [2015/09/02(水) 02:19:45.58 ID:bNuv1a5+0.net]
- >>320
柳川組は大阪を本拠地にして、最盛期には全国一道二府十県に千七百人を超える組員をかかえた。 初代の柳川次郎(梁元錫)、二代目の谷川康太郎(康東華)ともに朝鮮半島にルーツを持つ在日韓国人である。 二代目の谷川は、ヤクザの本質を次のように明言している。 ・衣食住が満たされぬのは、それ自体が犯罪である。 ・何が善で何が悪だといえるのは、まだ余裕のある人間だ。 ・餓えなくてすむように教えること。これが教育だ。 わたし自身、自分の行動力を社会改革に向けるよう刺激される教育を受けていたら、別な生き方をしたと思う。 ・「努力するものは必ず報われる」というのは、ひどいウソだ。 ・“組”は前科とか国籍とか出身とかの経歴を一切問わないただ一つの集団だ。 だから、社会の底辺で差別に苦しんできた人間にとって、“組”は憩いの揺籃となり、逃避の場となり、連帯の場となる。 『ヤクザと日本人』(猪野健治、現代書館)より抜粋
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