- 74 名前:名刺は切らしておりまして [2008/01/10(木) 18:37:01 ID:avT73bDm]
- 『週刊東洋経済』 2007年8月11・18日合併特大号
この経済本がすごい!2007上期決定版 夏に差をつける経済・経営書ベスト100 一国の財政・金融政策はもはや効果ない 三菱UFJ証券・水野和夫 www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2007/0811/index.html ------------------------------------------------------------------------ エコノミスト、アナリスト、学者、評論家など59人へのアンケートで、 2007年上期(2006年12月〜2007年7月10日)に刊行された本の中で 堂々の第1位に選ばれた、 『人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか』 (日本経済新聞出版社) の著者・水野和夫氏へのインタビューを掲載。 ------------------------------------------------------------------------ スペイン帝国・イタリア連合になりかねない日米一体経済 ――米国をローマ帝国に例えると、日本はその属州のような立場ですが・・・・・。 財政赤字、貿易赤字を垂れ流している米国と一体になっていると、属州どころか、かつての スペイン帝国・イタリア連合のように没落しかねない。中国などアジアを包摂した経済共同体 を志向すべきでしょう。 ――日本の今後については。 危機感を抱いています。98年から今日まで日本の長期金利は2%を超えていません。 この水準は歴史を振り返ると、どの国も経験したことがない水準です。ちょうど17世紀イタリア のジェノバを除いて。こうした異常な超低金利が持続することは、没落する前のシグナル なんです。
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