- 506 名前:名刺は切らしておりまして [2008/02/03(日) 02:07:16 ID:ilbwDAdp]
- 『エルネオス』 2008年2月号
・政府が極秘で調査を指示、ルーブルとユーロの統合 www.elneos.co.jp/number0802.html ニューヨーク発の世界的な株価の大暴落、石油価格の高騰など、アメリカ経済の行く手に 暗雲が立ちこめる中で、政府が極秘で外務・財務の両省、日銀に「ロシアの通貨ルーブルと EUの通貨ユーロがリンク、あるいは将来的な通貨統合の可能性の緊急調査を指示した」 (事情通)ことが分かった。 ドル安が続く中でルーブルとユーロがリンク、あるいは将来的な通貨統合へと動き出すこと は、世界的に「ドルへの信認」が崩れ去ることを意味する。巨額の米国債を抱え、外貨準備 通貨に米ドルを積み上げている日本、中国などへの打撃は大きく、政府の対応が注目される ところだ。 アメリカではサブプライムローン問題に引きずられる形で、金融・証券会社が次々と赤字決算、 あるいは業績の下方修正をしている。 FRB(米連邦準備制度理事会)が打ち出した数回の利下げも景気の急速な回復には程遠く、 肝心のサブプライム問題に関しても「損失金額は不明。正常に戻るには早くて2年、遅ければ、 4、5年か」(米財務省筋)との見立てだ。 一方のユーロは、ドルに対して「優越的な立場」を築きつつある。域内貿易の活発化や ユーロ通貨圏の拡大で、スタート時点の1ユーロ=1ドルから、最近は1.4ドルを超え、場合に よっては1.5ドルに迫りそうだ。 また、ロシアは一時の不況から資源大国として立ち直り、ルーブルも2年ほど前からドル、 ユーロに対し急上昇している。 「プーチン大統領は、独裁体制で国内経済を発展させるには“強い通貨”が必要と考えている。 最低でもユーロとのリンクならルーブルの基盤は強化されるし、アメリカへの“強力な武器” になる」(国際経済筋)との見方もうなずけるところだ。
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