- 55 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん mailto:sage [2007/07/19(木) 04:44:38 ID:bXUTGoPK]
- 一見、公正な論評姿勢に見えるが、本当にそうだろうか。本書で、読売の戦争責任検証報告が、
A級戦犯容疑者として逮捕された正力松太郎に言及しなかった点を揶揄批判した。公正を期すなら、朝日新聞も 同罪である。詳しくは、「『朝日・読売』が書かない『身内のA級戦犯』逮捕者がしたこと」と題した 「週刊新潮」(2006年9月7日号)記事に譲るが、朝日新聞は「A級戦犯」容疑者を2名輩出している。 一人は緒方竹虎。朝日新聞副社長を務め、戦時中は、国務大臣・内閣情報局総裁の職にあった。 もう一人は、下村宏。朝日新聞副社長からNHK会長を経て終戦時に国務大臣・内閣情報局総裁を勤めた。 だが、読売新聞も朝日新聞も公共放送のNHKも、みな自身の過去には頬かむりを決め込んでいる。 朝日新聞社説や、読売検証報告、NHK報道番組は、昭和天皇や東條大将の責任を、名前を挙げて 指弾する一方、自身の身内には甘い。一般論として「新聞の責任」に言及するだけである。 潮匡人「司馬史観と太平洋戦争」p190-191
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