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『読みました』報告・国内編Part.5



1 名前:名無しのオプ [2008/02/12(火) 01:02:28 ID:beKVAh29]
【前スレ】
『読みました』報告・国内編Part.4
love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1169870022/l50
『読みました』報告・国内編Part.3
book4.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1138283365/l50
『読みました』報告・国内編Part.2
book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1097703488/
『読みました』報告・国内篇
book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/984575251/

なお海外作品は、海外編のスレッドにお願いします。
『読みました』報告・海外編Part.3
love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1141910665/l50

なお、『読みました』報告の形式は自由です。

304 名前:ジョー・サージョント mailto:sage [2008/09/11(木) 14:04:32 ID:fnjf2Rk9]
それで?

305 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/09/13(土) 17:03:02 ID:gh8EyMPJ]
レーモン・クノー「地下鉄のザジ」を読んだ。
「文体練習」で著名なレーモンの最も有名な創作と言い得る。
邦訳とはいえ、本作にも十八番な文体実験を数々見て取ることが出来る。
パリの叔父の家に預けられた少々柄は悪いが元気少女ザジの2日間の冒険談
(あるいは非常に凝縮されたビルドゥンクス・ロマンか)とも読めるが、
夜警でありながらなぜかダンサーの叔父ガブリエル、
その妻で男装ならぬ女装の麗人(?)マルスリーヌ、
嫁募集に賭けるタクシー運転手シャルル、
そしてザジにくっついて登場する謎の男等々、
とにかくキャラ全員が、けつ喰らえな面白さだ(w
ところで地下鉄は??

306 名前:ジョー・サージョント mailto:sage [2008/09/13(土) 17:27:11 ID:zp06VPfW]
それで?



307 名前:名無しのオプ [2008/09/13(土) 20:06:02 ID:2B2mr9o5]
>>304>>306
騙りはやめろや。

308 名前:名無しのオプ [2008/09/13(土) 20:34:57 ID:ii6fJ0ZZ]
弱虫の書斎くん

309 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/13(土) 20:55:11 ID:ouy3mtrr]
俺ほどのカリスマがあればニセモノが出てくるのも自然の摂理であろう。


310 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/13(土) 21:03:10 ID:hMbcmHnI]
バカは真似しやすいんだよwwwwwwww

311 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/14(日) 19:14:18 ID:7/ZYRQMF]
いや違うよ 絶対カリスマのせい。
俺にはわかる。

312 名前: ◆XjFtIkbasQ mailto:sage [2008/09/16(火) 23:41:27 ID:8ooh8IfT]
梶龍雄『幻狼殺人事件』(1984→1987、徳間文庫)【6.5点】

群馬の黒檜村で発見されたニホンオオカミの死体。
平家の隠里。未調査の鍾乳洞。戦中に起きた猟奇殺人事件。
密室状態の村から持ち出された村の寺宝。

とりあえず、出てくる小道具にはワクワク。伝奇+本格+意外性を狙ったと思うが、
近年の大長篇の本格物を読みなれているので、どの要素もいまひとつ物足りない。
とくに伝奇要素は、荒唐無稽でいいからもうちょっと大風呂敷広げて欲しかった。




313 名前: ◆XjFtIkbasQ mailto:sage [2008/09/16(火) 23:49:42 ID:8ooh8IfT]
黒川博行『切断』(1989→1994、新潮文庫)【7点】

入院中に惨殺された男の遺体の耳は切断され、口には別の男の指が差し込まれていた。
そして次の犠牲者の遺体には耳が押し込まれ、代わりに舌が切断されていた・・・

メイントリックは解かり易い。書かれた時代もあってか、サイコな犯人像もやや定型。
だが、短い分量ながら読み応えはある。もうちょっと刑事の個性を際立たせてもよかったかも。


314 名前: ◆XjFtIkbasQ mailto:sage [2008/09/20(土) 00:34:36 ID:Sl2uSve7]
皆川博子『相馬野馬追い殺人事件』(1984→1990)【6点】

相馬で行われたイベントの最中に発見されたスナック店主の死体。
現場で起こった投石事件で落馬し負傷した喬雄は、犯人探しに奔走するが、
偶然居合わせた戦中の「模擬内閣」の老人たちが次々と不審な死を遂げ・・・

いかにもご当地モノ的なタイトルだが、戦時中の事件を絡ませた物語は
なかなかに読ませる。ただ、ある重要な事件の真相が拍子抜けなのと、
人物関係にご都合主義的なところがあるのが残念。
過去の因縁話や、被害者の身元を手繰っていく過程がおもしろかったので、
もう少しそこを膨らませてもよかったかなあ。

315 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/09/20(土) 11:03:27 ID:fQ8XQAH5]
笹本稜平「越境捜査」を読んだ。
昨夏、ちょっと評判になった国産警察小説(俺が好きなモジュラー・タイプではない)では
あるが、オフ落ちまで手に取らないで正解だったという感がある。
漫画、アニメ、Vシネとか好きな連中のウケを狙ったかのようなキャラ立ち過ぎるメーンキャラたち、
物語のポイントとなる部分で連続する極端な偶然性の連続には、読んでいて萎えることおびただしいものがあるし、終盤のラスボスの登場などそのまま「漫画」である。
なんで御大みずから出て来る必然性があるのかと・・・
警察組織の裏金問題という着眼点は面白く、リアルで面白い作品に仕上げることが期待出来る
ネタであるにもかかわらず、大衆小説にカタルシスのみを求めるアホな読者に迎合した結果が
コレである。かなわぬ思いではあるが、本邦悪徳警官ものの傑作「夜の終わり」等数々の警察小説
(ちゅーか、刑事小説)をモノにした結城昌治氏が存命であればという感を強く持った。

316 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/20(土) 11:48:25 ID:JY+77xKG]
相変わらず酷い文章だな。
下書きにもなってないw

317 名前:名無しのオプ [2008/09/20(土) 21:30:29 ID:BF1CjPEL]
>>316
教養が欠落しているからそんな見当外れが言えるんだろうな。

318 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/20(土) 21:40:19 ID:B9YUKpsB]
>>317
そうだよな。書斎にほんの少しでも教養というものがあったら
あんな見当外れの下書き未満なんか投稿する気にはならんよな。

319 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/21(日) 01:45:28 ID:tjk+mtR9]
 || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
 || ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
 || ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
 ||  ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
 || ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを
 ||  与えないで下さい。                  ΛΛ
 || ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて   \ (゚ー゚*) キホン。
 ||  ゴミが溜まったら削除が一番です。       ⊂⊂ |
 ||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_      | ̄ ̄ ̄ ̄|
      (  ∧ ∧__ (   ∧ ∧__(   ∧ ∧     ̄ ̄ ̄
    ~(_(  ∧ ∧_ (  ∧ ∧_ (  ∧ ∧  は~い、先生。
      ~(_(   ,,)~(_(   ,,)~(_(   ,,)
        ~(___ノ  ~(___ノ   ~(___ノ


320 名前:名無しのオプ [2008/09/21(日) 11:28:57 ID:p5ub7AGB]
>>315
先日ドラマ版をTVで見たので参考になった。

321 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/21(日) 12:38:27 ID:eXsWPD7U]
なんだドラマを見て感想をデッチ上げたのかw

322 名前:名無しのオプ [2008/09/21(日) 19:21:35 ID:osaDsfjb]
なんでそういうコテハンを貶める発言をするかなあ。



323 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/21(日) 20:25:55 ID:ID8XyfHj]
なんで匿名で書き込むかなあw
堂々と名乗れよ。

324 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/21(日) 21:00:36 ID:QR230Vzk]
森博嗣『今はもうない』(講談社文庫)

森作品は『すべてがFになる』しか読んでなかった。
読後いろいろ調べていたら、
御手洗シリーズしか読まずに『竜臥亭事件』を読んでしまったような損をしたらしい。
でもメインの仕掛けは途中で気がついたので、それほどの損でもないと思う。

むしろすべFの作者がこういう文章を書けるんだ、ということの方に驚き。
ここまで女のセリフを、自然にさらっと書けるのに感服した。
個人的に、西之園嬢は加藤あいのイメージなんだがどうだろう。

325 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/22(月) 01:57:59 ID:fwyd1E3H]
宮沢賢治いいよな~。
天才だよ彼は。
涙なくして読めない作品の多いこと多いこと。
貴様等鬼畜にはこの感覚はわかるまい・・・。
そんなお前達に同情を禁じ得ない。

326 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/22(月) 01:59:26 ID:fwyd1E3H]
村上春樹の最高傑作はハードボイルド。
異論は認めない。ノルウェーは凡作。

327 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/22(月) 08:10:12 ID:sjrQNGOh]
>>324
もったいないことをしたなあ。

328 名前: ◆XjFtIkbasQ mailto:sage [2008/09/22(月) 15:42:19 ID:2mH4QaS1]
誉田哲也『アクセス』(2004→2007、新潮文庫)【7点】

次の登録者を紹介すると、携帯もネットも無料になるという「2mb.net」。
そのサイトを教えてくれた親友が自殺を遂げたことにショックを受ける可奈子だが、
やがて携帯に「お前が殺した」という謎の声が聞こえ始め・・・
第四回ホラー・サスペンス大賞「特別賞」受賞作。

よくある携帯系ホラーめいた導入から、物語はどんどんキテレツになっていく。
これを「先読みできない」とするか「荒唐無稽」とするかは読者によるかも。
文章がたまにマンガチックな点は気になったが、個人的には楽しく読めました。

例の「世界」での修行やバトルがあっさりしていたのはページ数の関係かもしれないが、
選考委員も褒めてたように、ラストの物語的「着地」は上手く決まった感じ。

329 名前:名無しのオプ [2008/09/22(月) 21:44:54 ID:T5VAVn69]
荒らしの読後感が消えたと思ったら、今度は変なトリップ付き名無しが居ついた。
つくづく恵まれないスレだなあ。

330 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/22(月) 21:53:12 ID:T/nFPL2X]
同意。
あと、書斎の落書きもな。

331 名前:名無しのオプ [2008/09/23(火) 09:12:16 ID:hUHw26fT]
書斎の論評は評価できると思うが。

332 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/23(火) 09:25:49 ID:142/Qt4V]
朝から自演。



333 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/23(火) 12:13:37 ID:kUNaKjeU]
確かに書斎の論評まがいは評価できるね。
こんな低レベルな文章を書くべきではないという悪い見本としてね。

334 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/23(火) 22:25:00 ID:Smsbw/vd]
黙れ小僧!悔しかったら魔神ほどの知識を得ろ!


335 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/23(火) 22:30:49 ID:kUNaKjeU]
読んだと称する本の主人公の性別を間違える程度の知識なぞ無意味w

336 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/25(木) 01:40:39 ID:vyEAsuko]
黙れ黙れ!俺が黙れと言ったらただひたすら黙れ!

337 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/25(木) 17:47:00 ID:Kzl6WqWr]
>>329
感想書くスレにずっと粘着して、感想書いてるだけの人を叩くお前は意味不明。
正直書斎よりウザイ。自演じゃないとすれば。


338 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/25(木) 21:01:14 ID:os95Kj1l]
みんな何故仲良くできないんだい!?
先生悲しい・・・相手の立場にたってモノを考えるんだ!
簡単な事じゃないか!みんなブラザーだよ!

339 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/25(木) 22:43:55 ID:gKbdiz/3]
「葉桜の季節に君を想うということ」

うーむ・・・・
良くできましたパチパチって感じだな。

素晴らしくはない。

340 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/27(土) 14:41:09 ID:fgG+66iE]
女ともだち・孤虫症(真梨幸子)よみました

途中まではスラスラ読めたけど、ラストまでに盛り上がりなしで読後、何も残らなかった

「メタボラ」・・・・登場人物やエピソードがありそう、こんな人いそう!って感じで面白く読めた
「ダーク」・・・読まなきゃよかったと思った。OUTから主人公の中年のおばさんがどれも同じ人間に見える
「柔らかな頬」・・・ミステリーは、金払って読んでくれた読者に敬意を表す意味もこめて、謎解きは必ず示すべき これはルール違反もいいとこ
(以上、桐野夏生)

341 名前:読後感 ◆VkkhTVc0Ug mailto:sage [2008/09/30(火) 17:09:19 ID:XC1YfhlM]
「運命交響曲殺人事件」由良三郎(文藝春秋)

高明な指揮者を招いてのアマチュアコンサートの最中に突如指揮台が
爆発し、指揮者他数名が死傷するという事件が発生。現場に居合わせた
地元県警の白河警視は部下達と共に真相究明に尽力するのだが……。

綾辻の良き理解者として知られる医者上がりの遅咲き作家のデビュー作。
まあ、イマイチですわ。単純なアリバイ崩しじゃなくて、爆破のトリック
とか持ち運びのトリックとか動機とかフーダニットとかにポイントを
置いていることは良いとしても、爆破トリックはユニークではあるが
面白味に欠け、持ち運びトリックはユニークでも意外でもない。
動機も引っ張った割に捻りが無いし、犯人も描写のせいで驚きが薄い。

総じて地味であり、これが大賞を獲ったというのは首を傾げる。

342 名前:読後感 ◆VkkhTVc0Ug mailto:sage [2008/09/30(火) 17:12:38 ID:XC1YfhlM]
「綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー 1」(講談社)

DJならぬMJと称し、曲ならぬ短編を挿入しそれを交えて
ミステリ観を語るというアイディアは大変面白かった。
収録された短編の中では「開いた窓」「残されていた文字」の
ショートショート2編の切れ味と、「ヨギ ガンジーの予言」の
トリック、「ガラスの丸天井付き時計の冒険」のロジックに
感心した。南條範夫の意外な作品も読めたのも良かった。
MJの対談はちょっと取り止めが無さすぎる気もするが、続編も楽しみ。



343 名前:読後感 ◆VkkhTVc0Ug mailto:sage [2008/10/01(水) 17:22:39 ID:2x5upQ2L]
「しらみつぶしの時計」法月綸太郎(祥伝社)

ノンシリーズ短編集。単行本でのりりん読むのは生首以来なり。
玉石混淆と言ったところか。この人の良いところは
からくりが理解しやすいところだね。一見複雑に見えても
解決が提示されれば成程と腑に落ちるもん。「ダブル・プレイ」や
「盗まれた手紙」はその好例。パスティーシュの「幽霊をやとった女」も
良い。あからさまなのはどうかとも思うけど。表題作の論理に
こだわったプロットも好きなんだけど、ラストが惜しい。
後奇妙な味は向いてないと思う。

344 名前: ◆XjFtIkbasQ mailto:sage [2008/10/02(木) 03:36:20 ID:cHqjY38s]
岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』(1999→2002、角川ホラー文庫)【7点】

第6回日本ホラー大賞の表題作以下、「密告函」「あまぞわい」「依って件の如し」
合計4篇を収録する短篇集。

初シマコ。意外とあっさりした描写にやや拍子抜け。
どれも特異な道具立てを用いるわけではないけれど、そこそこ楽しめた。
村内に流行るコレラを扱った「密告函」がいちばんおもしろい。

345 名前:名無しのオプ [2008/10/02(木) 18:20:11 ID:EH1c9wa+]
ニュース

346 名前:名無しのオプ [2008/10/02(木) 19:57:53 ID:CxqgDtKn]
>>342-344
いい加減にしろ。海外スレを潰した張本人がよくもいけしゃあしゃあと。
スレ住人にとっては荒らしそのものなんだよクソが。

347 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/02(木) 20:07:13 ID:L/Sa51tb]
島田荘司『最後の一球』

うまい漫画家が鉛筆orミリペンで描いた漫画。その小説版という感じがする。
従来の御手洗シリーズに見られたような、挑戦的な姿勢はかけらも見えない。
ミステリとしては微妙なレベル。
しかしこの一見無駄が多い感じに、作者の積み重ねてきた芸が見えて感慨深い。
一人称で犯人に独白させたら相変わらず上手いねこの人は。

348 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/03(金) 00:42:09 ID:WLQM2fil]
>>346
お前こそいい加減にしろ。
感想スレに感想書くのは当たり前だろ。
国内スレで魔神が延々海外ものの感想書いてた時も雑談してた時も
しれっとスルーしてたして、感想書いてるだけの読後感だの
トリップの人だのには意味不明に噛みついてくるお前こそが
最低の荒らしだ。

349 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/03(金) 00:56:09 ID:E1JbAZvg]
>>348
気持ちは分かるが、スレではスルーして、削除依頼を出すべき。

350 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/03(金) 01:03:32 ID:WLQM2fil]
了解

351 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/03(金) 02:03:20 ID:6RItiJa/]
書斎魔神の書き込みの間違いを指摘したレスに対してまでも
「コテハン叩きだ」「ルール違反だ」と噛み付いてくる奴が
いるが、同じIDが他のスレではコテハンを叩きまくっている
という事実w

失礼ながら読後感氏は平凡な感想しか書いていないし、特に
称賛されているコテという訳ではないと思うが、その人物に
とっては「嫌われていないコテ」というだけで、死ぬほどの
憎しみの対象なのであろう。

自分がなりたくて堪らないのに、絶対になれない存在だから。

352 名前:名無しのオプ [2008/10/03(金) 21:57:01 ID:8JJNZEoa]
黙れ・・・



353 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/04(土) 00:13:17 ID:vvoUe9Ge]
>>351
スルーしろアホ

354 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/04(土) 05:17:58 ID:gyxLWFEc]
おそらく書斎魔神は、最初に書き込んだときには
「ミステリに詳しいオレ様が書き込めば、みんな驚いてひれ伏すに違いない」
「何でも読んでると書いておけば、2ちゃんねらーどもは恐れいるだろう」
ぐらいの気持ちで、ここ(2ちゃん)なら認められる、一目置かれる、
チヤホヤされると期待していたんだろうな。

井の中の蛙なんとやらで、書斎魔神程度の読書量ではお話にならないことが
まったく分っていなかった。総スカンを食って初めて気付いたが後の祭り。

「さすが書斎さん」だの、「書斎の論考でスレが引き締まったね」だの、
「トップコテハンだけのことはある」といった名無しでの自己讃美レスは
「こういう反応をしてもらえると思った」のにしてもらえなかったから
仕方なく自分で書いているわけだ。

書斎のレスを見てそんな反応をする人がいる訳がないから、自作自演で
あることはバレバレだけど、なりふりかまってはいられないんだなw

355 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/10/04(土) 14:52:34 ID:gluaOjs8]
秦郁彦「現代史の虚実」を読んだ。
これもまた、日夜、密室や意外な犯人ネタに読み耽っているアホなミスオタ連中に突き付けて
読ませたい1冊である。
1次資料を重んじる実証主義の歴史家が沖縄集団自決(大江裁判)、南京大虐殺、
従軍慰安婦問題、靖国参拝等、近年の現代史トピックに関して自在に斬りまくる。
資料無し(例えば、日本軍の慰安婦強制連行の史実を証するものは存しない)に流布される
俗説を資料をもとに論理的に否定してゆく展開は、良く出来た本格ミステリに通じる興趣に溢れた
ものがある。
島民が生活の糧となる援護年金を得られるように生き残った軍人の協力を得て自決命令が
あったかのように装ったという「沖縄集団自決」問題の真相には、浅はかなミステリには
ない謎解きの「重さ」を感じさせるものがある。
また、元宮内庁長官のメモ(富田メモ)に描かれた巷間に伝わる昭和天皇のイメージとは異なる
アクティブな姿勢には、あらためて驚かされるものがある。
小ネタでは「暗号解読と陰謀史観の盲点」の章にある「情報マンとしての杉原千畝」で触れられて
いる関東軍樋口季一郎少将をリーダーとするユダヤ人保護の全貌が、いまだに不明というのは
意外そのものであった。(手塚治虫「アドルフに告ぐ」もこのエピに触れられている)
5部構成の本書だが、第4部は産経新聞のコラム(「正論」)を纏めたもの、第5部は軽いエッセイ風
の読み物を集めたものであり、非常に読み易いので、難しい話が苦手なミスオタ諸兄はこの辺から
読んでみれ。
今時のインテリにしては凄まじい愛煙家であったり(第5部で禁煙問題だけで3本のエッセイが
収録されている)、朝ドラ「純情きらり」の時代考証にケチをつけてみたり、
「義経の周囲」という書を推した部分で、
「NHK大河ドラマで、石原さとみが舞った静御前のあで姿も忘れられない」と書いてみたり、
この著者はなかなか面白い爺ではなかろうか?
しかし、本書で取り上げられたネタは、昨年、一昨年のトピックとも言い得るものにもかかわらず、
米のサブプライム問題に端を発した米大手金融機関の破綻等による経済問題のクローズアップ
により、既に随分と昔の話に感じられるのは時代が持つ「早さ」ゆえであろうか。

356 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/10/04(土) 14:53:21 ID:gluaOjs8]
原宏一「床下仙人」を読んだ。
90年代後半に書かれた作品を纏めたものであり、現時点で見れば一時代前の作品集なのだが、
ハッピーエンディングで統一された読後感が良さ(この点が私のような文学愛好家には
物足りない面でもあるのだが)は、今でも楽しめるものがあり、文庫化もされ版を重ねているのは
それなりに納得がゆくものがある。
それでは大好評な全話講評いってみよう!!
「床下仙人」
マイホームの床下に誰か住んでる・・・屋根裏の散歩者ならぬ床下の居住者ネタである。
タイトルにある床下の仙人の正体、そして多忙な商社マンである主人公の顛末は
トンデモちゅーか、ファンタジック。
「てんぷら社員」
てんぷら学生というワードを知っているのは50年代生まれの筆者ならでは。
ハイテク社会を背景にした収録作品中ミステリ色が最も色濃い作、
ありそうで無さそうな奇談の魅力が光る。
「戦争管理組合」
筒井堂がこのネタで書いていればもっとシニカルなオチになっていたのではないかと思わせる作。
管理組合規約に関する知識が妙に正確だったり、作者はマンション居住者か。

「派遣社長」
派遣社員の急増する現時点でも、十分にエスプリが効いた作。
超近未来SFタッチとでも称すべきテーストが魅力。
「シューシャインギャング」
これは身近なメルヘン的作。
今ではリストラ50男と家出JK(高1)のSEX抜きの疑似家族コンビという設定が嘘臭く成り過ぎて
しまうであろう。

357 名前:名無しのオプ [2008/10/04(土) 15:13:22 ID:HZmCaMr2]
相変わらず酷い文章だな。
下書きにもなってないw

358 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/04(土) 15:39:49 ID:FjHyjYjz]
資料 歴史家

読んでないこと確定

359 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/04(土) 17:08:10 ID:QpBh9SZf]
ここは書評書評スレかw

360 名前:名無しのオプ [2008/10/04(土) 20:02:16 ID:rOhe6gyo]
読後感やトリップ付き名無しを批判するとものすごい勢いで反論が返ってくるが(w、
>>357>>358には何も言わないのな(w

361 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/04(土) 20:18:26 ID:n7hzpZqD]
嫌われてるってのは悲しいな、書斎クン。

362 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/04(土) 20:33:54 ID:WusqnSa2]
>>360
どこかのアホ馬は名無しで自画自賛しているけれど
我々にとっちゃわざわざ同意と一言だけのレスをつけることになんか意味ないからね。



363 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/04(土) 20:58:47 ID:RQmWOxAw]
>>360
>読後感やトリップ付き名無しを批判すると

>>346 はオマエか。
自白乙。

364 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/05(日) 01:11:02 ID:ozT9n3zN]
 || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
 || ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
 || ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
 ||  ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
 || ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを
 ||  与えないで下さい。                  ΛΛ
 || ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて   \ (゚ー゚*) キホン。
 ||  ゴミが溜まったら削除が一番です。       ⊂⊂ |
 ||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_      | ̄ ̄ ̄ ̄|
      (  ∧ ∧__ (   ∧ ∧__(   ∧ ∧     ̄ ̄ ̄
    ~(_(  ∧ ∧_ (  ∧ ∧_ (  ∧ ∧  は~い、先生。
      ~(_(   ,,)~(_(   ,,)~(_(   ,,)
        ~(___ノ  ~(___ノ   ~(___ノ


365 名前:sage [2008/10/05(日) 02:43:53 ID:GrFQDkj6]
永瀬隼介「無人地帯」読んだ方おりませんか

366 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/05(日) 10:35:41 ID:UN9aNyNc]
夏樹静子
天使が消えていく
三度目久しぶりに読み返した
ときどき無性に読みたくなる本


367 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/05(日) 12:50:07 ID:AmLpdw5k]
>>360
だって事実だもん

368 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/05(日) 17:54:21 ID:fooYU8uR]
>>365
今、手元にある。
8日から読む予定。
ちなみに今日は、大倉崇裕「生還」読んでる。

369 名前: ◆XjFtIkbasQ mailto:sage [2008/10/06(月) 01:19:35 ID:3o7rlglq]
井上ひさし『十二人の手紙』(1978→1980、中公文庫)【7点】

書簡形式でつづった12人の物語+1。
ミステリー仕立ての物語もあるが、たいていは皮肉なオチでおわる。
短篇集自体の仕掛けについては某スレで言われていたので期待したけど、
ちょっと思っていたのとは違ったかな。
個々の物語はそれぞれ工夫があって楽しめた。

370 名前: ◆XjFtIkbasQ mailto:sage [2008/10/11(土) 12:47:47 ID:AMAkZNeW]
小杉健治『原島弁護士の愛と悲しみ』(1986→1989、文春文庫)【6点】

表題作ほか「紅い記憶」「冬の死」「愛の軌跡」「牧原博士、最後の鑑定書」収録。

世評高い短篇集だけど、調書を多用した説明文の羅列にちょっと困った。
小説として面白くないし、個々の短篇のツイスト自体もひとひねり足りない。
この作者の小説はいくつか読んだけど、やはり長篇向きなのかな。

371 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/10/11(土) 22:04:43 ID:qWLOv/Yd]
ローラン・トポール「幻の下宿人」を読んだ。
嘗ては、早川書房ブラックユーモア選集に収録されていた異色作。
この選集、読書人の間では論議が多いものであったが、
果たして現代において本作を「ブラックユーモア」と言うか否かは疑問な点もある。
(この事は同選集に収録された他作にも該当することであるが)
この点はともかくとして、サイコ・ミステリあるいはサイコ・ホラーとして読み、
(ラストをいかに読み解くかにより、この辺は変わって来るやに思う)
あるいは三人称で書かれた狂人の物語として見るとそれなりに面白いものはある。
何しろ主人公(トレルコフスキー)は、部屋探しだけのために会社に3日も年休を申請するDQN、
(どんな国、どんな時代でもNGな香具師かと思う)
文字どおり、おかしな奴がおかしな世界へじょじょに突入してゆく様が淡々と綴られてゆくのが、
恐く、この点で、より主人公の内面にアプローチ可能な一人称という形式をとらず、
あえて三人称という客観的視点を用いたことが成功しているやに思えるのだ。
そう、トレルコフスキーは、正にネット社会無き60年代の2ちゃんねらー(DQN&キティ)なの
やもしれぬ。

372 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/11(土) 22:44:37 ID:8HfmjZPF]
ローラン・トポール「幻の下宿人」が国内作品とは知らなかったな。
いったい何を読んでいるんだかw



373 名前:名無しのオプ mailto:  [2008/10/11(土) 23:02:23 ID:g5DvVurg]
海外スレが読後感という荒らしコテによって潰されたからしょうがないんだよ。

374 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/11(土) 23:06:32 ID:8HfmjZPF]
海外スレは既に立っているし、コテハン叩きは禁止なんだろ?
頭の悪いこと言ってないで謝罪のひとつもしたらどうだ?

375 名前:読後感 ◆VkkhTVc0Ug mailto:sage [2008/10/12(日) 12:14:58 ID:Ca78Zf4q]
「瞬間移動死体」西澤保彦(講談社)

生来の怠け者である中島は、売れっ子作家の妻に養って貰う生活に
満足していた。妻が禁断の言葉を口にするその時までは。全てを
投げ売って妻を殺す決意を固めた中島には、
完璧なアリバイの元に殺人を遂行する自信があった。何故なら――。

初西澤。瞬間移動という禁じ手を用いて書かれたSFミステリ。
以前「生ける屍の死」を読んだ時は今一ピンと来なかったが、これは
素直に楽しめた。あくまでも部分的な要素だからだろうかね。
移動出来るのは本人のみ、しかも裸で、代わりに目的地から出発地に
何かが運ばれてくるという独自の設定を使ってよく盲点を衝いている。

でも実は本作を読むに至った理由はミステリーとは別にあって、
それに関しちゃ不満が残った。
1、奥さんの描写がイマイチ
2、行為の描写が無い
3、過程が飛ばされている
他にもこういう要素があるのかな?

376 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/10/12(日) 16:37:25 ID:4l5PB7ll]
講談社文芸文庫の梅崎春生「ボロ家の春秋」を読んだ。
50歳での早逝が惜しまれる才あった私小説作家であるが、
アンソロジイに収録されるミステリの著作もあり、純文学の作品集である本作にもその傾向は
覗われる。
大好評な全話講評逝ってみよう!!
「蜆」
(鳴く)蜆ネタでもっとホラー風に書ける話なのが惜しいと思うてしまうのは、
エンタメに毒された身ゆえだろうか・・・
「庭の眺め」
これはミステリ色が無い短めで典型的な私小説風作品。
隣家の古畑夫妻(大八郎&ネギ 注 任三郎ではない(w )の言い知れぬ存在感に
見られる人物描写の巧さ、
「・・まるで庭中が馬になったような感じ」等、この作者特有の表現力の面白さがコンパクトに表出
された佳作かと思う。
「黄色い日々」
これもサイコホラー風に書ける話とか思うてしまう。
「Sの背中」
これはフランス・サスペンス・ミステリ風に書ける作かも。
Sの背中の秘密は遂に明らかにされぬまま終わるのだが・・・
「ボロ家の春秋」
直木賞受賞作品にして作者の短編代表作。
通常は私小説風の評価しかされないが、借地・借家関係、不動産売買に関連する詐欺等の
法律ネタが絡むメーンストーリーであり、リーガル・サスペンスとしての観点から読み解くのも
面白いやもしれぬ。
「記憶」
人間の記憶をネタにしたサイコミステリ風とも読める一編。
タクシー運転手とのいざこざのエピをはじめ妙なスリルがある作である。
「凡人凡語」
妙な狂人も登場するし、クライムがあってもおかしくないワールドを描きながらも、
世間から隔絶した飄々とした主人公のキャラが「それを許さない」感があるのが、
いかにもこの作者らしいものがある。

377 名前:名無しのオプ [2008/10/12(日) 18:17:35 ID:IYyiOyI+]
アホの下書き

378 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/12(日) 18:26:00 ID:RZN+RLU+]
誰でも興味を持って、すぐ手に取るような本ではいろいろとマズいのだろう。

379 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/12(日) 19:33:40 ID:TwOa4kea]
長いな
パッポンしようと思ったが
パーッと読む気もしない

380 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 02:55:13 ID:W05Rq9+e]
広い読書。
さすがは魔神さんだ。

381 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 08:49:56 ID:CPHKSWIQ]
ジョーカーゲーム 柳広司
あまり期待してなかったけど、面白くて一気に読んだ
結城魔王カッコよすぎ

382 名前:名無しのオプ [2008/10/13(月) 08:51:43 ID:odHvWMdH]
>>377>>378
読後感だね。
激しく同意。



383 名前:名無しのオプ [2008/10/13(月) 09:44:40 ID:TU8AzXa7]
コテハン叩きはやめろやクズ。

384 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 10:47:56 ID:u9GEwaJZ]
>>382
書斎さん、痛いところ突かれたねw


385 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 10:55:42 ID:ES7Vy5QW]
380のように尊敬されたいと思っていたんだろうけど、
ミス板で他ジャンルの本を読んだと自慢するのはあまりにも痛々しい行為だな。
普通の人は例えば純文学ならば文学板で語るしSFならばSF板で語る。
ミス板で他ジャンルの本についての感想書くのはあまりに自慢が見え透いて
軽蔑されるばかりだぜオッサンw

386 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 10:57:50 ID:rooBU94H]
SF板では最近漫画を読んだ話ばかり(しかも漫画でさえ中身には触れない)してるんだよね

387 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 13:05:27 ID:c1dapg7g]
>>385-386
パッポンでいいよあんなの。レスがもったいないからw

388 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 13:14:11 ID:dAmEu5pF]
>>385
俺今日図書館で「百年の孤独」借りてきた
読んだら感想書こうと思うがもちろんここではなく文学板に書く
当たり前の話だよね
ここへ書き込んで「お前らも純文学読め」なんてアホ丸出しの恥さらしなことはしませんw

389 名前:名無しのオプ [2008/10/13(月) 13:37:02 ID:odHvWMdH]
書斎がやろうとしていることを理解してないアホばかりだな。
書斎はミステリとはいえないものをあえてミステリとして読むという試みなんだよ。
だからここでやる必然性がある。

>>388が凡庸な読書しかできないようなら、その感想をここに書き込む資格はないね。

390 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 13:40:32 ID:MfxOtLYt]
>>389
> ミステリとはいえないものをあえてミステリとして読む

別スレでも立ててやってくれ。

391 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 13:41:34 ID:6jKGetN7]
荒らしは言い訳もめちゃくちゃだなしかし


392 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 13:46:34 ID:NhQqvTKY]
ルールを守る気なんかサラサラないようだしね。

自分の書き込みは称賛されるだろう、と期待していた2ちゃんねるで
逆にボロクソに拙さを指摘されて、逆恨みに凝り固まっている男w



393 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 13:50:23 ID:6jKGetN7]
ミステリでないものミステリとして読む試みで書いた文章が

「ホラー風」「ミステリ色が強い」「サスペンス・・・」

があるっていってるだけの文章w
結局あれじゃんかミステリとして読む試みっていうのの正体はミステリとして読める部分を探してみた
っていうだけのことで、「ミステリとして読めます」って結論しかないじゃん。

そんなもんなあ感想スレに書く必然なんかどこにもないわ


394 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 13:50:51 ID:NhQqvTKY]
一応、マジレスしておくと、誰が書いているのか分らない2ちゃんでは
「書かれている内容」によってすべてが判断される。

称賛されるべき内容の書き込みならば、自分で名無しで誉めなくても
他の住人から自然と誉められるわけ。

嫌われ、馬鹿にされ、間違いだと嘲われるだけのレスには、それだけの
価値しかないということ。これは絶対の真理なんだよ。

395 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 13:54:49 ID:FFlW5Vjf]
スレチなレスして叩かれた。ふざけんな
って事か。おこちゃま丸出しですね。


禁断のパンダ 拓末司
白と黒 横溝正史

前者はこのミス大賞だとかで買った。料理好きだから夢中になって読めた。面白いね。ごちそうさま
白と黒は登場人物多くて読むのに時間かかった。ドロドロした昼ドラみたいな感じがたまらん

396 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 14:22:19 ID:mdgc1dra]
>>393
しかもそのことを最悪板だかで
「サスペンスなんて小説全般にあるからミステリーの専売じゃないだろ」
なんて突っ込まれたときわざわざそれをコピペしてきて
「そんなこと当たり前だ」
なんて言い返していたっけ。
だったらそれこそなんで「サスペンスがあるからミステリーとして読める」
なんて理由でここに書き込むんだかw

そのうえ名無しで
「凡庸な読書しかできないようなら、その感想をここに書き込む資格はない」
なんてバカなこと言ってるけど自分自身平板な読み方しかしていないことを理解していないしw


397 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/13(月) 16:58:20 ID:VaCgIOcK]
いい加減スルーしろ

398 名前: ◆XjFtIkbasQ mailto:sage [2008/10/14(火) 00:14:08 ID:LvZZ/zuC]
岩井志麻子『邪悪な花鳥風月』(2001→2004、集英社文庫)【7.5点】

女流作家が、マンションの隣に立つアパートの住人たちを題材にして書いた
連作短篇小説、といった体裁をとる「作中作」もの。

いずれも女の妄想を中心に描くが、岡山ものよりこわくてリアル。
第三章の「いずれ檸檬が月になり」はグロテスクで詩的な怖さ。

構成が折原一風だし解説が千街晶之なので、そっち系の真相かなと期待した。


399 名前:名無しのオプ [2008/10/18(土) 14:23:38 ID:2aXHIXwE]
>>398
おまいもうやめろよ。
園児の感想にすら劣るぞ。

400 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/10/18(土) 14:46:04 ID:Py3REw0n]
田村隆一「インド酔夢行」を読んだ。講談社から久々の新装刊行。
日本で何度かあったインドブームのうち70年代から80年代にかけてよく読まれた1冊である。
アガサ作品の翻訳でミスオタにもおなじみの詩人(このことを念頭に置いて読むと、
列車で乗り合わせたフォーサイス読者よりもアガサ読者に肩入れする様が微笑ましく、
「ネパール酔夢行」の終盤で著者がアガサ作品的シチュエーションを夢想する様も面白く読める)
による70年代後半の2度のインド行、ネパール行を収録した、当時としては十分に冒険の名に
値する読み物であると言い得る。
日本のタゴール(?)を称することにし、「インド匂い」の世界へと入ってゆく著者。
文中、20年代後半の米軍大佐の著書が引用され、50年近く経ても(70年代)も不変なインド
への驚嘆が記されているが、近年経済発展が著しく「BRICS」の一角を締め、インド数学等の
教育面も注目されているとはいえ、インドの一般社会(特に庶民レベル)はひょっとして現代でも
そうは変わらないのではないか?
少なくとも、90年代に遠藤周作氏の「深い河」に描かれたインドと本作で詩人が描くインドには
大きな差や変化は感じないのである。

401 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/18(土) 14:56:14 ID:jOlMEXSH]
言われてもわからないバカw

402 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/10/18(土) 14:57:46 ID:cFRyBEkK]
>>399>>401
書斎だね。
激しく同意。



403 名前:読後感 ◆VkkhTVc0Ug mailto:sage [2008/10/18(土) 17:05:18 ID:g15bmCsw]
「浮遊封館」門前典之(原書房)

ハイジャックされ墜落した飛行機から消えた130人の乗客。
施設から半分ずつ消えてゆく新興宗教の信者たち。
行方不明になる身元不明死体。

日本各地で起きたこれら不可解な事象の数々の一端を知らされた私立探偵蜘蛛手は、嬉々として捜査に乗り出すのだが、真相は
彼をも震撼させるものだった――。

「死の命題」はちょっと造り過ぎて蛇足な部分もあったが、今回は
そういったことは感じずに読めた。本作の見所は大量の人間消失という
途方も無い謎をどう処理するのかという点だと思っていたが、
これに関しては2つ不満があった。

1つ目は、中盤で真相に気付いてしまう点。流石に“あれ”を書いたら
まずいでしょう……と思っていたら本スレで序盤にもっとあからさまな
記述があると知らされ呆然。恥ずかしながら完全に流し読みしていた。
伏線としてはあまりに大胆不適(気付かなかったわけだけどw)。
ただ、最初に指摘したものとは微妙に異なる観点のものなので、
指摘自体は有効かと考える(それでもわざと気付かせてる可能性は
あるけど)。

2つ目は、真相自体が今一つかなと思われる点。これがサイコサスペンス
とかなら全然ありだと思うが、こと本格としてみた場合、舞台装置に
寄りかかっているのではないかと感じた。

結局、読後一番の見所だと思ったのは中盤の雪密室トリックであった。
これは寡聞にして類例が思い浮かばない。見事だと思う。

404 名前:名無しのオプ [2008/10/18(土) 23:45:25 ID:2aXHIXwE]
読後感は無駄に長い感想文をいい加減やめろ。
スレ容量を潰すな。






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