- 1 名前:名無しのオプ [2008/02/12(火) 01:02:28 ID:beKVAh29]
- 【前スレ】
『読みました』報告・国内編Part.4 love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1169870022/l50 『読みました』報告・国内編Part.3 book4.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1138283365/l50 『読みました』報告・国内編Part.2 book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1097703488/ 『読みました』報告・国内篇 book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/984575251/ なお海外作品は、海外編のスレッドにお願いします。 『読みました』報告・海外編Part.3 love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1141910665/l50 なお、『読みました』報告の形式は自由です。
- 201 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/13(水) 23:32:43 ID:xnqyhnm5]
- >>200
このころは密度濃いよね。 それに比べいまのカツヒコは・・・・
- 202 名前: ◆XjFtIkbasQ mailto:sage [2008/08/14(木) 19:53:36 ID:MOROYC5b]
- 天樹征丸/さとうふみや (講談社コミックス、2008)
1『金田一少年の事件簿 黒魔術殺人事件』【7点】 2『金田一少年の事件簿 血溜之間殺人事件/不動高校学園祭殺人事件』【6.5点】 1は、黒魔術の館で発生した連続殺人事件物。 2は、囲碁クラブの合宿で発生した生首事件/学園祭のメイド喫茶で起きた事件 1は海外パズルブックのネタ的雑学を、殺人事件に結び付けようとしているが、 今回はかなり苦しい出来。トリックのためのトリック、という面がいつも以上に 濃い感じ。また、一冊におさめたせいか、計画の矛盾や強引な筋運びが目立つ。 2は中篇2つを収録するが、囲碁の話は犯行が綱渡りすぎるし人間関係も不自然すぎる。 もう一方の学園祭の話は、犯人もトリックもわかりやすい。 ただ、2冊とも、気楽に読めて一定の満足感が得られるのはさすが。
- 203 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/08/16(土) 13:28:40 ID:eQaivRAI]
- 海外篇スレが容量オーバーで使用不能なためこちらに書く。
(そもそも読書報告スレは国内と海外の2本立てにする必要があるのか?) へイク・タルボット「絞首人の手伝い」を読んだ。 密室ものの古典という噂が流布していた「魔の淵」が初訳された時の期待と 読後の失望感はいまだに記憶に新しいものがある。 「棒高飛びやめれ!」と言いたくなるようなアホなトリックには思わず萎えるものがあったし、 その通俗性(アクション、お色気、ラブロマンス等)の強調にはうんざりさせられたものである。 同じ作者ゆえ、「魔の淵」に先行する本作にも同様な感を抱かせるものがあった。 特に主人公キンケイド(本格ミステリでヤクザなギャンブラーが名探偵役という設定は異色で、 ちょい面白いのだが)を襲った怪物クラーケン(本来は伝説上の巨大なイカの怪物の意 なのでは?)の正体はジョンでも書かないような「アホ」なものであると言い得る。 もうバカはいい加減にしておけと思うたところ、この作者の長編は「魔の淵」と本作のふたつしか ないとのことであり、妙に納得がいった。
- 204 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/08/16(土) 13:29:24 ID:eQaivRAI]
- ギルバート・アデア「ロジャー・マーガトロイドのしわざ」を読んだ。
タイトル(原題の直訳)もある意味でネタばれか? いわく有り気な登場人物たち、クローズド・サークルの設定、謎の密室殺人の発生とコテコテな 本格ストレートで入りながら、大乱歩風のトンデモトリック、アンフェアそのもの(この作者は承知の上かも)の犯人の登場で終わる作。 正攻法な謎解きミステリの面白さを求めると外されるが、ジョン、アガサ、アーネスト等の ミステリ作家に関するくすぐりを入れながらの展開を余裕を持って楽しめるか否かで評価が 分れる変化球な作ではあろう。 (ただし、ダシール作品の主舞台をLAと読めるような記述は気にかかった。まさかレイモンドと 勘違いしているのでは?) レズの含意があるらしい「リスボンの姫君」とは? これは俺にとって本作の残された謎ではある。
- 205 名前:名無しのオプ [2008/08/16(土) 15:34:51 ID:oHgPRoE9]
- 海外篇を潰したのは読後感が荒らしたせいなのに、何の反省もなく書き込むか。
よほど鈍感なのか、確信犯的に荒らしているかどちらかだな。
- 206 名前:名無しのオプ [2008/08/16(土) 16:06:22 ID:D9FJ0Y80]
- 読後感?
書斎暇人の間違いだな。
- 207 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/16(土) 20:13:01 ID:1w6M3Zhz]
- 内容の良し悪し以前に
ルール違反はダメだよなあ。
- 208 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/08/17(日) 15:42:26 ID:7+PvZnX/]
- 久々、リチャード・レイモン「殺戮の野獣館」を再読してみた。
再読のせいもあるが、刺激的な作が増加した今日では刊行時のインパクトは既に無く、 むしろ、おぞましい行為の描写を寸止めする展開はシニカルな論者なら「奥床しい」と評する やもしれぬ。 ジョン・ソールの「暗い森の少女」のような凄味もなく、やはりレイモンはマイナーな作家であった と思わざるを得ない。 リアルな野獣とでも称すべきヒロインの前夫ロイというキャラの処理にも失望を禁じ得ない キワモノな作らしく、モノホンな野獣とのガチンコ勝負を期待していたのだが・・・
- 209 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/08/17(日) 15:45:58 ID:7+PvZnX/]
- レイ・ゴールデン「5枚のカード」を読んだ。
ポケミス名画座シリーズの1冊として刊行された作だが、 裏表紙の解説に「サスペンスフルに展開する異色のウェスタン小説」とあるとおり、 実態は完全に西部小説、プロファイルを見ても、作者はテキサス州フォートワース生まれの 典型的西部小説家であり、フランク・グルーバーのようなミステリも書く人ではないようである。 牛泥棒をリンチにかけた関係者の連続殺人というフーダニットとして書くことも十分に 可能な設定なのだが、犯人は早々と登場、以後はグローリー・ガルシュという西部の町を舞台に 丁寧な情景描写を積み重ねたウェスタンの世界が展開されてゆく。 短く読み易いのが取り柄であり、それなりに楽しめはするのだが、リクエストがあったとはいえ、 なぜ本作がポケミスで刊行されたのか、これこそ「ミステリ」ではある。 解説中にある「laid eyes」ネタではないが、「ふたりは込み上げる欲望に身を任せた」(71頁)、 「はじめて欲望の奔流に身を任せた・・・」(139頁)、訳者の「好み」のような ポルノグラフィーまがいのこの「原文」も気にかかるところだ。
- 210 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/17(日) 17:53:28 ID:BUs2psEg]
- >>207
よくわからんが馬がまたネタバレでもしたのかな? 俺はアボーンしてるからわかんないや。
- 211 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/17(日) 21:18:07 ID:oe4/DfUy]
- >>210
完全に“スレ違い”なことを書いているんだよ。 しかも、書いている本人が“スレ違い”であることを自覚している。
- 212 名前:名無しのオプ [2008/08/18(月) 10:18:18 ID:y6fZR2C+]
- なぜスレ違いになったのか検証することが大事だろうね。
読後感というクソコテ一人の独占的使用により海外篇が潰れたという事実を改めて確認する必要がある。
- 213 名前:名無しのオプ [2008/08/18(月) 13:08:29 ID:KhTqYpol]
- 読後感のようなクソなんかとちがって書斎さんの論考はためになるよなあ。
書斎さんは神なんだからそれに従わなければいけない。
- 214 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/18(月) 13:30:02 ID:MVIFRl0/]
- 二人のコテハンをスレ名にした単独スレを、隔離用にたてて欲しい。
で、もう他スレには現れないでくれと。
- 215 名前:名無しのオプ [2008/08/18(月) 15:05:24 ID:y6fZR2C+]
- >>214
書斎は問題ない。 悪いのは読後感だよ。
- 216 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/18(月) 16:38:45 ID:201ai/QZ]
- コテハン嫌いな人はNG指定すればいいだけ。
ここは本を読んだ感想を書き込むスレであって 感想の感想を書き込むことの方がスレ違い。 どっかの板でヲチスレでも立てて他所でやってくれ。
- 217 名前:名無しのオプ [2008/08/18(月) 16:42:34 ID:y6fZR2C+]
- >>216
その感想が問題になっていることに気づかないとは‥。 長々と愚にもつかぬ感想を毎日のように書き込む態度が問題視されているのに。
- 218 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/18(月) 18:03:27 ID:0pPQ23OD]
- だからそれをNG指定すりゃいいだろが
感想スレに感想を書くこと自体はおかしくないんだから こういうやり取りこそが本来邪魔なんだよ つか、書斎をかばってる時点で相手にしちゃ駄目だったか
- 219 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/19(火) 03:18:24 ID:mk7QNqZF]
- 書斎アンチがわざと擁護してるんようにしか見えない
ある意味書斎よりタチ悪い
- 220 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/19(火) 11:31:54 ID:EJqhsNZi]
- >>219
激しく同意。 いつもスレを荒らすのは書斎アンチなんだよなあ。 書斎はスレタイに沿って書き込んでいるだけなんだから。
- 221 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/19(火) 21:08:10 ID:DGI1BNRH]
- >>217
騒いでるのはごく一部。 コテハンをNGにしてる俺にしてみれば、 君のほうがよほど迷惑だ。
- 222 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/19(火) 21:22:33 ID:JZeCg/+f]
- || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。 || ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 || ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 || ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを || 与えないで下さい。 ΛΛ || ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \ (゚ー゚*) キホン。 || ゴミが溜まったら削除が一番です。 ⊂⊂ | ||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_ | ̄ ̄ ̄ ̄| ( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄ ~(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は~い、先生。 ~(_( ,,)~(_( ,,)~(_( ,,) ~(___ノ ~(___ノ ~(___ノ
- 223 名前: ◆XjFtIkbasQ mailto:sage [2008/08/22(金) 13:34:53 ID:4t1t7LHJ]
- 逢坂剛『燃える蜃気楼』(上下、2003→2006、講談社文庫)【6点】
イベリア・シリーズ第三弾。日米開戦後のスペイン・ドイツが舞台。 「宝石商」北都とイギリス情報部ヴァジニアとの恋愛模様に、 謎の日系アメリカ人ナオミが絡んでくる。 第二弾同様、どうもメリハリがないまま上下巻を読了。 謀略物なのに緊迫感があまりないのは、敵味方がペラペラ情報交換しすぎのせい? 終盤の某人物の登場は、ようやくシリーズ物の利点が生かされたという感じ。
- 224 名前: ◆XjFtIkbasQ mailto:sage [2008/08/22(金) 13:46:54 ID:4t1t7LHJ]
- 多島斗志之『二島縁起』(1995→2006、創元推理文庫)【8点】
瀬戸内海で海上タクシーを営む寺田は、同業の船長からある依頼を受け、 謎めいた客たちを輸送することになるが、なぜか地元有力者の妨害を受ける。 封建的な「潮見島」「風見島」の対立は、ある失踪事件にからむ殺人事件に発展・・ 「アウラ衆」という謎の言葉を含むある人物のモノローグから序盤の「謎の依頼」まで、 すぐに読書に引き込まれる。空間的な閉鎖状況でこそないが、因習残る瀬戸内海という舞台が 実にうまく機能している。女性キャラも魅力的。伏線の張り方などもフェア。
- 225 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/23(土) 01:03:09 ID:8wBpKpwc]
- 鶴ヶ峰 1-79 の犯罪者
- 226 名前:名無しのオプ [2008/08/23(土) 06:19:56 ID:c6drUY4w]
- やめろ!!!!!!!!!!!!!!!!
- 227 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/23(土) 15:35:21 ID:2uFrNE6s]
- ほ~も ほもほも ふけつのコ つるがみねぇ~から やぁってきた~♪
- 228 名前:名無しのオプ [2008/08/23(土) 19:53:28 ID:c6drUY4w]
- 苛めはやめろ!!!!!!!!!!!!
- 229 名前:名無しのオプ mailto:age [2008/08/23(土) 20:04:10 ID:2uFrNE6s]
- 鶴ヶ峰1-79 の 林さん
「苛め早めろ!」 そうですか、早めたほうがいいんですねw
- 230 名前:名無しのオプ mailto:age [2008/08/23(土) 20:14:34 ID:2uFrNE6s]
- ジョ~♪ ジョジョジョジョジョ サージェント おなじ おうちにすんでいる~♪
- 231 名前:名無しのオプ mailto:age [2008/08/23(土) 20:15:38 ID:2uFrNE6s]
- ほ~も ほもほも ふけつのコ つるがみねぇ~から やぁってきた~♪
- 232 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/08/23(土) 20:35:14 ID:hRsSF7tl]
- 佐伯一麦「ピロティ」を読んだ。
同じ著者の「鉄塔家族」に関する俺の論考を熟読した者は多いだろうが、 平成の小津安二郎(小説版)と見せて、終盤でヘビーなトラウマが明らかになる展開は あからさまな刺激ばかり追及する作が大半なミステリ以上のインパクトがあり、 正に純文学の「凄み」を感じさせるものがあった。 マンション管理人の引継ぎの1日をひとり語りで描いた本作は、ボリューム的に、また内容的にも 「鉄塔家族」よりも気軽に手に出来る作であり、「純文学」と聞くと尻尾を巻いて逃げ出す輩が多い ミスオタにも推せるものがある。 ただし、ミステリ的要素を見つけるには困難な作ではあり、 マンションの水槽から惨殺死体「ハケーン!」とか期待するアホなミスオタは「逝ってよし!」だな。 とにかく、しみじみとした心情が漂うラストの語りが印象深い作ではある。
- 233 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/08/23(土) 20:36:20 ID:hRsSF7tl]
- サックス・ローマー「怪人フー・マンチュー」を読んだ。
中国人の天才的犯罪者フー・マンチュー、彼に立ち向かう英国人外交官と親友の医師、 謎の東洋系(?)美女、ザイヤット・キスによる連続殺人・・・ なにしろ前世紀初頭(1913年)の作ゆえ、古臭さを通り越した超レトロな雰囲気を楽しむしか ないような作。 差別に無頓着な時代に書かれた作ゆえ、翻訳にあたりかなり気を使ったと推察されるが、 黄禍論という言葉が平然と飛び交い、東洋人を怪人扱いするストーリーは、今、読むと漫画の領域 でありむしろ笑ってしまう。 人気アニメ「花のピュンピュン丸」の敵役である風魔忍者の首領の名がフーマンだったり等、 名のみ広く知られ、書籍として本邦初訳というのは驚き。 早逝した才人ピーター・セラーズのパロディ作品「天才悪魔フー・マンチュー」公開時(80年) に角川文庫あたりで出ていても良かったようにも思えるが、 当時にして、既に売れ行きに不安を感じさせるような漫画だったのかも。
- 234 名前:名無しのオプ mailto:age [2008/08/24(日) 01:21:59 ID:xz/FEmVv]
- ほ~も ほもほも ふけつのコ つるがみねぇ~から やぁってきた~♪
- 235 名前: ◆XjFtIkbasQ mailto:sage [2008/08/24(日) 15:10:21 ID:idIvEBmW]
- 石持浅海『ガーディアン』(2008、光文社カッパノベルス)【6点】
勅使河原冴の会社のプロジェクトに参加したメンバーの一人が、不審な死を遂げる。 冴を護る亡父の霊“ガーディアン”が発動したのか? 中篇超常現象ミステリ2篇。 西澤保彦ほどではないが、とりあえず設定は面白い。とくに第一話。 なぜガーディアンが発動し、誰が冴を殺そうとしたのかの謎解きは、本格推理。 ただ、もっと切り詰めて短篇にすべき内容だったと思う。 さらに問題は、後日談風銀行強盗サスペンスの第二話。まず水増ししたとしか思えない 緩んだ文章に、書き飛ばした風の工夫のない比喩に表現の重複。落ちも弱い。 この作者は「動きのある」小説が不得手なのかな? と思った。
- 236 名前:名無しのオプ mailto:age [2008/08/24(日) 20:02:46 ID:CcwCc9mp]
- ウェブ
ピュンピュン丸 フー・マンチュ- に一致する情報は見つかりませんでした。 検索のヒント: キーワードに誤字・脱字がないか確認します。 別のキーワードを試してみます。 もっと一般的なキーワードに変えてみます。 キーワードの数を減らしてみます。 Google ホーム - 広告掲載 - ビジネス ソリューション - プライバシー - Google について
- 237 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/24(日) 22:43:41 ID:fsHJuVhd]
- チーム・バチスタの栄光/海堂 尊
読みました。
- 238 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/08/24(日) 23:22:12 ID:ZzaNPUW+]
- 有栖川有栖「モロッコ水晶の謎」を読んだ。
新書刊行時に読み逃していたの国名シリーズゆえ、今回文庫で一読。 表題作をはじめとして、シリーズ中では芳しくない出来栄えの作品集かと思う。 では、久々に大好評な収録作品全話講評逝ってみよう!! 「助教授の身代金」 展開を見ていてすぐに念頭に浮かぶのは黒澤明監督の「天国と地獄」、あるいはその原作である 87分署シリーズ「キングの身代金」であろう。 火村とアリスを通じて作者の誘拐ネタに関するミステリの薀蓄をたっぷり拝聴出来、 この点は楽しめるし、本筋であるミステリも現代の風潮を斬る感があってまずまずの出来か。 「ABCキラー」 完全なる懲悪(勧善懲悪というよりも、本作に関してはこの表現が妥当か)を排した結末は良いの だが、いかに創り物のミステリとはいえ、ここまで偶然性を重ねた展開は頂けないものがある。 「推理合戦」 騒ぎ立てる程のこともない軽いコント風な作。それだけや。 「モロッコ水晶の謎」 ジョンの「五つの箱の死」を想起させる設定で、トリック無きトリックとでも称すべき作だが、 さすがに「これは無いぜアリス・・・」と言わざるを得ない。 また、ジュース一気飲みの説明のくだりが矛盾する点に作者は気付いているだろうか?
- 239 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/25(月) 01:39:24 ID:5EloXDC6]
- ウェブ
ピュンピュン丸 フー・マンチュ- に一致する情報は見つかりませんでした。 検索のヒント: キーワードに誤字・脱字がないか確認します。 別のキーワードを試してみます。 もっと一般的なキーワードに変えてみます。 キーワードの数を減らしてみます。 Google ホーム - 広告掲載 - ビジネス ソリューション - プライバシー - Google について
- 240 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/27(水) 13:23:27 ID:Phi/1scx]
- 完全恋愛 牧 薩次
んー、新人作家かな?とか思ったんであとがき読んでびっくりした、なんかスイマセン このタイトルは、主人公ではなく、ある女性の行動の事だよなとラストで思った。 いい話だったよ
- 241 名前:あぼーん mailto:あぼーん [あぼーん]
- あぼーん
- 242 名前:名無しのオプ [2008/08/28(木) 12:35:21 ID:LDgKUFOz]
- これは脅迫では……
- 243 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/28(木) 13:58:44 ID:26vdLVWa]
- ついに逮捕者が
- 244 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/28(木) 14:49:50 ID:nl8JNgOi]
- あちこちあるけど、何なの?
- 245 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/28(木) 16:11:32 ID:kIx8qfV+]
- >>244
とりあえず自治スレにまとめておきましたので、そちらをご覧ください。
- 246 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/28(木) 18:24:54 ID:w+mpO1K5]
- 書斎魔神さん・ミステリ板住人さんに対する、腹立ちの気持ちから
上記のような適当な推測による、いいかげんな住所や事実無根のデマを 書き込んでしまいましたが、皆様からの警告を受け、深く反省しております、 書斎魔神さん・ミステリ板住人さんや皆様に不快な思いをさせ、 ご迷惑をおかけした事を深くお詫び申し上げます、申し訳ありませんでした、 もう2ちゃんねるへの書き込みは、いたしません、ご迷惑をかけたことを お詫びさせていただきます。
- 247 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/08/30(土) 09:52:32 ID:GpICbBhn]
- 今週はミステリ映画を紹介しておこうかと思う。
ノヴェラも存しないため、ミスオタにとりノーチェックとなるには惜しい気がする作である。 各人、心して聞け!! ピーター・スネル監督「ウィッカーマン」を見た。 凝りに凝った傑作ミステリ映画「探偵 スルース」のライター、アンソニー・シェーファーの手に なるものだけあって、地味だが緊迫感溢れる作に仕上がっている。 性の異教が蔓延するスコットランドの孤島で少女失踪事件を追う警部、一癖ある者が多い 閉鎖的な住民たちは何かを隠しているようだが・・・ 演出によっては、下品で安っぽい雰囲気となってしまうようなあざといストーリーなのだが、 丁寧で凝ったキャメラワーク(特に光の使い方が秀逸、絵画を見るかのような美しいシーンがある) もあって、落ち着いて上品な感さえある。 ラスボスである島の領主役にはミスター・ドラキュラことクリストファー・リーが扮し、 凄みを効かせるかと思いきや、長髪のズラを被って飄々と登場、自慢(?)の喉まで聞かせ、 ボンドガールにもなったスウェーデンの美人女優ブリット・エクランド(年甲斐もなく村娘役) オールヌードで同じく歌いまくる・・・ とにかくミュージカルまがいに歌いまくるシーンが多く、終いには主人公の警部まで最期の喉を 聞かせる展開、まさに怪作・トンデモとしか言い様がない。 ただし、ミステリとしてのオチもしっかりついているのでこの点は安心あれ。
- 248 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/08/30(土) 09:53:34 ID:GpICbBhn]
- ブライアン・デ・パルマ監督「悪魔のシスター」を見た。
公開当時はオカルトブームのため、刺激的な殺人シーンが強調されホラー的にセールス されたものの、実態はヒッチ大好きなブライアンによるミステリ映画である。 制作年代的にはサイコ・ミステリの走りであり、 ブライアンが広く世に出る端緒となった作でもあるが、 ただし、ミステリ通が見れば真相は見え、見え、特筆すべき点はない。
- 249 名前:名無しのオプ [2008/08/30(土) 11:51:00 ID:bHlt5DhT]
- さすが書斎。知見が幅広いね。しかも板定義に抵触しない範囲で書いているあたりさすが。
ミス板には必要欠くべからざる存在だ。
- 250 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/08/31(日) 10:59:50 ID:JStIuS1j]
- ロバート・ルイス・スティーヴンスン&ロイド・オズボーン「難破船」を読んだ。
晩年の作、しかも共著ということもあってかあの「宝島」の興奮、もう1度とはいかないものの、 凡百なミステリ作家など足元にも及ばない人物造型の確かさは「さすが」としか言い様がないもの がある。ただし、ポケミスとして刊行されながら直接い冒険・ミステリに関連する挿話は三分の一 程度に過ぎず、登場キャラの来歴を語り過ぎて冗長になっている面があるのは難と言い得る。 最終章に述べられた作者のミステリ批判を見れば、単なる謎解きのみに終始した作に したくないゆえの試みとも理解は出来るが、 終盤の畳み掛けるような真相シーンは巻を置かせぬ迫力に富むだけに、もっと絞り込んで書けば 傑作海洋冒険ミステリ足り得た可能性があるのが惜しまれる。 結構。残酷な面があるにもかかわらず、この時代にしてあっさりと勧善懲悪を排した展開にも 驚かされる。 主人公の生涯の相棒ピンカートンのネーミングは、やはりあの探偵社から取ったのであろうか。
- 251 名前:名無しのオプ [2008/08/31(日) 11:55:59 ID:K3EDIEZH]
- 良作なら内外を問わずに紹介してくれる書斎は貴重だな。
海外スレが読後感の荒らし攻撃で潰された今となっては尚更。
- 252 名前:名無しのオプ [2008/08/31(日) 16:49:17 ID:90HUXyoE]
- 読後感が荒らしをしてたというのは本当なのか?
むしろ読後感でも書斎でもない外野が荒らしてた印象があったんだが
- 253 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/31(日) 18:02:16 ID:GI0dxskq]
- >>252
荒らしの自演と荒らしの相手をする奴のレスが多くて「荒れた」。
- 254 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/08/31(日) 18:20:45 ID:KkNwwIHZ]
- || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。 || ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 || ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 || ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを || 与えないで下さい。 ΛΛ || ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \ (゚ー゚*) キホン。 || ゴミが溜まったら削除が一番です。 ⊂⊂ | ||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_ | ̄ ̄ ̄ ̄| ( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄ ~(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は~い、先生。 ~(_( ,,)~(_( ,,)~(_( ,,) ~(___ノ ~(___ノ ~(___ノ
- 255 名前:読後感 ◆VkkhTVc0Ug mailto:sage [2008/09/02(火) 17:31:33 ID:cF5z+Vwp]
- 「斜光」泡坂妻夫(角川書店)
写真館を営む夕城は叔母の薦めで呉服商の娘弥宵と見合い結婚をする。 40に近いが初婚だという弥宵の写真を初めて見た時、夕城はそこに 男の影をみて、彼女に惹かれたのだった。新婚生活は順調と思われたが、 やがて弥宵の行動に不審なものが表れ始め……。 ずっと以前に薦められていて期待して読んだのだが、 あまり面白くなかった。少なくともミステリーとしてはダメダメの部類。 あの泡坂がこんな……。真相は解り易いし、用いられているカットバックも あまり意味を持っているとは思えない。まあエロいのが見所か? 大人しく「乱れからくり」とか読めば良かった。
- 256 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/02(火) 18:00:57 ID:IjUm5yFH]
- 「斜光」は傑作だと思うがなあ。
「湖底のまつり」と同じく不可能現象を技巧的な構成で描いた 作品なのに、あっさりし過ぎてて凄さが分りにくいのかな。 各章が写真屋の話と刑事の話の二部構成になってるんだけど、 章のタイトルがその両方の内容と一致すると気付いたときは シビレたわ。
- 257 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/03(水) 23:21:26 ID:C0auxvOX]
- 読後感は「Yの悲劇」もロクに理解できないような人だから
- 258 名前:読後感 ◆VkkhTVc0Ug mailto:sage [2008/09/04(木) 19:51:24 ID:LwrpcmzT]
- 「長い腕」川崎草志(角川書店)
ゲーム制作会社に勤める汐路は、転職しようとしていた矢先、 同僚二人の無理心中事件に遭遇する。それは彼女に忌まわしい過去を 想起させるものだった。しばらく実家で骨休めしようと姉に 電話をした汐路は小さな田舎町である故郷で殺人事件が 多発していることを知り、インターネットを使って調べ始める……。 作品スレに煽られて読んだがこれもイマイチ。 一言で言うとプロットの肉付けが甘い。いくつもの事象を主人公が 結びつける理由が薄弱。こんなんじゃ人は動かんよ。終盤真相が 暴かれる件も展開の仕方が下手に感じられた。 ゲーム制作の裏側が語られる前半部は物珍しい一方聊か飽きが来る。 後半に入り田舎に舞台が移ると読み進め易くなるものの 前述の理由で結局良作とは言い難い。 それから巻末の綾辻評にもあるようにインターネットで検索する辺りの 記述がゲーム作りのそれと比べて拙いのが気になった。 ま、横溝賞もこんなもんか、と。
- 259 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/09/06(土) 15:51:27 ID:+3NVhqnt]
- オーギュスト・ル・ブルトン「男の争い」を読んだ。
大藪春彦、馳星周、花村萬月等が好きな向き、あるいは笹沢左保の股旅ものが好きな向き にもお薦めのフランス・ノワールである。 (サン=ティティンヌの男ことムショ帰り、肺病病みの主人公トニー、 相棒で所帯持ちのスウェーデンのジョー・・・通り名も持ったフランス極道の世界は、 まさに本邦の股旅ものの世界を彷彿とさせるものがある) 巨額なダイヤを巡るギャング同士の抗争がメーンストーリーではあるが、 作者もその筋の人だけあって、 最大の読ませどころはフランス暗黒街事情(執筆当時)とそこに棲むギャングたちの生き様、 そして死に様(ラストで端的に示される)そのものと言い得る。 裏切った娼婦はフルボッコにし、イカサマ師や裏切った仲間は問答無用であの世へ送る 正に文字どおり非情の世界、ある意味でダークなマン・オブ・ザ・ワールドであり、 妄想と中傷が渦巻く2ちゃんねるに入り浸っている連中の精神性がいかに幼稚、かつ、 女性的であるかをあらためて痛感させるものがある。 裏表紙の本作紹介文にある「これが本物のノワールだ」というキャッチフレーズに偽り無し、 各人、心して読め!
- 260 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/09/06(土) 15:52:33 ID:+3NVhqnt]
- シャーウッド・キング「上海から来た女」を読んだ。
不具者の弁護士の運転手を勤める主人公ローレンス(船員上がり)に持ち込まれた美味い話、 それは偽装殺人だった。 ストーリーからはハードボイルドタッチを予想していたのだが、 作者が女性のせいか作品中に美文調の詩が挿入されたりするハーレクイン風であり、 ちょっとミスマッチな感あり、邦題がオ-ソン・ウェルズ監督による映画化作品からの流用で ミステリ読みとしての勘が普通にあればネタばれ気味、 映画公開時(47年製作だが、日本では77年公開)にあわせた翻訳であるならばともかく、 原題の「IF I DIE BEFORE I WAKE」を活かした邦題にすべきであった。 後半の法廷小説的展開が少し面白い程度であり、読む価値は少ない作と言い得る。
- 261 名前:名無しのオプ [2008/09/06(土) 17:12:42 ID:CmB1Us1u]
- 正当な読後感批判もでてきたね。
荒らしはこの際去るべきではないか。
- 262 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/06(土) 18:07:42 ID:MSRf86QL]
- スレ立てすればいいのにw
- 263 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/06(土) 18:53:20 ID:iaoj00TT]
- 魔神、ここでは弾けてるな!
ウィッカーマン、地雷臭い感じがしてたが今度借りてこようと思わせるレスだ。
- 264 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/07(日) 00:14:13 ID:UJ4ZaDiH]
- 他では叩かれっぱなしw
- 265 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/07(日) 01:13:33 ID:9JscUX+G]
- 黙れ小僧!悔しかったら俺を唸らせるレスをしてみろ!
- 266 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/07(日) 04:58:31 ID:/BFnAlQr]
- まあまあ、そう熱くなるなwwwwwwwwwwwwww
- 267 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/07(日) 06:11:05 ID:TIXa1u8z]
- || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。 || ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。 || ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。 || ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを || 与えないで下さい。 ΛΛ || ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \ (゚ー゚*) キホン。 || ゴミが溜まったら削除が一番です。 ⊂⊂ | ||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_ | ̄ ̄ ̄ ̄| ( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄ ~(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は~い、先生。 ~(_( ,,)~(_( ,,)~(_( ,,) ~(___ノ ~(___ノ ~(___ノ
- 268 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/09/07(日) 11:57:34 ID:sSWAr3IP]
- エセル・リナ・ホワイト「バルカン超特急」を読んだ。
この作者の邦訳は2作のみ、もうひとつの「らせん階段」の論考も記したことがあるが、 時代背景の古さは感じるものの、サスペンス・ミステリとして水準に達しており、 お約束に走らないキャラの人間臭い魅力を描くことに長けている (この点では類型しか書かないアガサより上)のは、文学愛好家である私などにも 十分に惹き付けるものがあると言える。 「らせん階段」のヒロインは小柄で可愛らしい(器量は十人並み)が、ややこの点を意識した行動 が目立つ人物、本作のヒロインは裕福なイギリス美人だが、気まま、わがままな面があり、 冒頭ではリゾートホテル近辺の山で遭難(?)しかける間抜けなところもあるという実にビビッドで 面白いキャラなのである。 そんな彼女が保養地からの帰国のため乗車した列車で巻き込まれる怪事件とは・・・ 他の登場キャラもマイペースな独身老姉妹、子煩悩で親切だがうざい感がある牧師夫妻 等々、脇に至るまでキャラが活写されているのがグッド、 ちょい役では、ヒロインを列車に乗車させるため体を張るポーター(惚れてるわけではなく金のためであり、ダイブして自分は下車)なども印象に残るところだ。 そして、本作の真の主役とも言えるミス・フロイ、ヒロインのアイリス以上の存在感で最後まで場を さらう。 コンパクトに纏めた章を巧く繋ぎ、邦訳300頁程度にまとまっており、 トラベル・ミステリ好き、クローズド・サークル好き(謎解きミステリとしては弱いが)には お薦めの作である。
- 269 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/09/07(日) 11:58:23 ID:sSWAr3IP]
- ポール・アルテ「七番目の仮説」を読んだ。
アルテ最新作。正直言うて、謎解きミステリとしては本邦初登場作「第四の扉」が最高にして最良、 後は無理が目立つ展開の作が多いという感がある。 本作もその例外ではなく、犯行トリックは無理有り過ぎ、クレイトン張りの単純なマジックねた (ごみバケツのトリック)も、タネを明かされると萎えるものがあるし、 レギュラー名探偵ツイスト博士の心情を書いた21章「死者は語る」における 「まだ答えの出ない多くの疑問が残っているが、犯人を駆りたてた真の動機が、脳裏にくっきりと 浮かびあがっていた。博士は初めからこの事件に、何か忌まわしい病的なものを 感じ取り、最悪の事態も覚悟していた・・・しかし、今わかったのだ。事実はそれに輪をかけて 恐ろしいものだったと」、このくだりを読んで、犯行の細部は別として、 俺には真相(自動的に犯人も)が見えてしまった。 (この真相は「月明かりの闇」等で時代性ゆえジョンが書けなかったネタでもある) ただし、深夜のロンドンにおける人間消失ネタというコテコテの不可能犯罪の発生、 傑作ミステリ映画「探偵 スルース」を想起させるような駆引き等々、 物語として読者を惹き付ける語りの巧さ、フランス人作家らしいムーディな作風の魅力は いまだ捨て難いものはあることはある。
- 270 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/07(日) 12:03:48 ID:MdVL1uji]
- 魔神、ここではスレ違いだな!
スレ立てろよ。
- 271 名前:名無しのオプ [2008/09/07(日) 12:24:51 ID:JrBOsX/h]
- >>270
海外スレを潰した張本人である読後感が謝罪とともに立てるべき。
- 272 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/07(日) 12:39:00 ID:BVvMXsoj]
- スレ違いを承知で書き込む書斎w
支持者を装う弱虫w
- 273 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/07(日) 13:28:49 ID:mXdVn9tW]
- >>270
いや書斎はこれらの本が国内作品だと思っているんだよ。 だって日本語で書かれているからw
- 274 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/07(日) 18:55:52 ID:u3hPgE4/]
- >>273
なんてグローバルな思考。
- 275 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/07(日) 20:26:50 ID:qk0nXjfO]
- 魔神の守備範囲の広さに驚く。
まさに鬼才。
- 276 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/07(日) 20:29:02 ID:WPl2QNCX]
- 英語には疎いけどなwwwwwwwwwwwwww
- 277 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/07(日) 20:33:40 ID:mXdVn9tW]
- それじゃまるで日本語には疎くないみたいじゃないかwwww
- 278 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/07(日) 20:57:29 ID:WPl2QNCX]
- >>277
すまん、肝心な点を忘れてたwwwwwwwwww
- 279 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/07(日) 23:33:51 ID:qk0nXjfO]
- アホらし。
- 280 名前:名無しのオプ mailto:sageプロパビリティーの犯罪 [2008/09/08(月) 20:24:05 ID:ROl6n3Uu]
- 「崖の館」 佐々木丸美
殺人方法がぶっ飛んでいて笑える 特に二年前の殺人(メ欄) 動機はあえて問わない優しさが俺にはあるw
- 281 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/09/08(月) 20:56:45 ID:4cDCGG7K]
- ジョーよ、
先に紹介したDVD「ウィッカーマン」だが、2回目を見てしまった。 「地雷」という君の表現が、まさにジャストフィットするような作だが、 文句無しで楽しめる怪作と言い得る。 あえて「地雷」を踏んで思いっ切りぶっ飛んでみるのも一興かと思う。 アマゾンやツタヤの通販で手頃な値段で入手可能だお。
- 282 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/09(火) 12:41:32 ID:g6XplY9t]
- ほほう短期間に二回も楽しんだのかこれは手頃な値段だし次購入してみるか。
失敗しても別に痛くないな。 地雷と言えばこのスレ的に全く関係ないがゴッドファーザー3を買って 涙した記憶が思い出される・・・。
- 283 名前:名無しのオプ [2008/09/09(火) 13:28:00 ID:4LgNxZE1]
- アホらし。
- 284 名前:名無しのオプ [2008/09/09(火) 14:37:48 ID:w+Qkmwjh]
-
―┼‐ ノ / | --ヒ_/ / \ヽヽ ー―''7 `」 ┼, 二Z二 レ / /´レ' \ ―7 ̄} | ー-、 / (__ (|フ) (__ノ _ノ ∨` ノ / / _ノ \_ ─┼- / | ‐┼- | ー|― ─┼─ | \ レ /  ̄Tー / ノ -─ (二フヽ \/ _ノ (二フ\ ヽ_ノ / 、__ i';i /__Y ||真|| /⌒彡 _ ||露|| /⌒\ /冫、 ) ・・・・・・。 \ || || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ `./⌒ i ` /ゝ _,,..,,,,_ ||\`~~´ (NEET) \( > ('\\ ./ ,' 3 `ヽーっ ・・・・・・。 ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄\`つ ⌒ _) l ⊃ ⌒_つ .|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| `'ー---‐ ( 'A) ・・・。 〃∩ ∧_∧ <⌒/ヽ___ /(ヘ)ヘ ⊂⌒( ・ω・) ・・・。 <_/____/ zzzz・・・ `ヽ_っ⌒/⌒c
- 285 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/09(火) 19:58:22 ID:g6XplY9t]
- ジム・キャリー主演 ケーブル・ガイもひどかった。
- 286 名前:書斎魔神 ◆AhysOwpt/w [2008/09/09(火) 20:53:44 ID:SvATBytQ]
- ジョーよ、
君が買ったのはDVD「ゴッドファーザーPart3」? 二匹目どころか三匹目の泥鰌だし、 (しかも「2」からの時間経過も長い)期待していなかったのだが、 予想外の迫力溢れるドラマに魅せられた。 ところで、ジョーよ、 君が涙したのはドラマの出来に失望したから(こんなものに銭をはたいてしまった)、 あるいは、コルレオーネ家の新たな悲劇に対してか?
- 287 名前:ジョー・サージョント mailto:sage [2008/09/09(火) 21:35:53 ID:f8a25HKt]
- ミス住の守備範囲の広さに驚く。
まさに鬼才。
- 288 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/09(火) 23:15:24 ID:g6XplY9t]
- そこは魔神とは意見の分かれるところであるが俺はゴッドファーザーの
続編としては正直ガッカリしたんだ。それ程前二作が神だった・・・。 ドラマの出来やコルレオーネ家の新たな悲劇に涙したのでもない。 押し寄せる時代の波にどうする事もできない糖尿持ちのパチーノの役柄に ガッカリしたんだ。 哀愁と言われれば哀愁とも言えるだろうが・・・。 がしかしあくまでゴッドファーザーのブランドがあるからガッカリしたんで あって単体として割り切れば重厚なドラマと言える(残念ながら俺は認められないが)。
- 289 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/09(火) 23:34:20 ID:g6XplY9t]
- 最近観たサスペンスでは大いなる陰謀が意外に良かった(レビューでは散々だが)。
グッドシェパード、クローバーフィールド、ノーカントリーはイマイチ。 最近のアカデミーってタイタニック以降辺りからつまらんのばっかだよな・・・。 ブロークバックマウンテンが落とされたりディパーテッドが獲ったり意味わからん(これはこれで好きだけど)。
- 290 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/09(火) 23:35:50 ID:g6XplY9t]
- スレチだったな。ちとヒートしすぎた。
- 291 名前:名無しのオプ [2008/09/10(水) 10:07:10 ID:JZ92csdt]
- いやいいんだよ。どうせ過疎スレ、ギチギチにルールに縛られねばならない理由はどこにもない。
スレの活性化の方がよほど大事だよ。
- 292 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/10(水) 12:23:25 ID:r68PdS5I]
- 匿名希望の書斎w
- 293 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/10(水) 13:21:26 ID:VB9DF5r2]
- >>291
言われてみれば確かに・・・スレの活性化が第一ですな。
- 294 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/10(水) 13:41:35 ID:r68PdS5I]
- 言われないとわからないバカwwwwwwwwww
- 295 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/10(水) 14:15:03 ID:iwSvKzHr]
- コテハン占有・馴れ合いスレか
もうちょい泳がせてからバッサリだな
- 296 名前:名無しのオプ [2008/09/10(水) 15:49:58 ID:yQHAB7CW]
- ジョーさんよ、その調子その調子。
おそらく最悪板から来ただろう荒らしの妨害工作がひどいだろうが、盛り上げていこう。
- 297 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/10(水) 17:15:57 ID:VB9DF5r2]
- うむ、下劣な荒らしに負けるわけにはいかないな。
- 298 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/10(水) 22:36:45 ID:Hoj/N1ab]
- もうこのスレも次スレいらないな。
- 299 名前:名無しのオプ mailto:sage [2008/09/10(水) 22:51:02 ID:4/rQrFlW]
- >>289
そう? 今年のアカデミー本命バトルだった 『ノーカントリー』対『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』 は久々のゴールデンカードだと思ったけど。 実際、海外では両作品ともそれぞれの監督の最高傑作として 評価が尋常でなく高いし。
- 300 名前:ジョー・サージェント mailto:sage [2008/09/10(水) 23:19:49 ID:VB9DF5r2]
- >>299
まあそこは欧米との感性の違いかな。 そりゃ評価が高いのは重々承知してる。 ゼア・ウィル・ビー・ブラッドは観てないからなんとも 言えないがコーエンはやっぱファーゴが最高傑作じゃないか? ノーカントリーは自分が期待しすぎてた感はあるが・・・。
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