- 1 名前:砂漠のマスカレード ★ [2019/07/14(日) 07:16:57.76 ID:H8FtV8Ln9.net]
- クイズ王になりたかった。小学生の頃、日本テレビの「アメリカ横断ウルトラクイズ」を夢中で見ていた。ジャンケンに、マラソンクイズ……。
知力、体力、時の運、すべてがそろわないと勝ち抜けないところが好きだった。年1回、ほぼ1ヶ月間の楽しみ。放送のある木曜日が待ち遠しかった 6月下旬、あるツイートが目にとまった。「全国総合クイズ大会」が開かれるという。「これはかなり本気のやつですよ」。 「やっぱり出てみたい」。妻とも相談し、同僚とともに出ることにした。あの頃、多くの子どもたちをとりこにした「ウルトラ」とは何だったのか。再び手にした問題集とともに振り返る。 【画像】IQ上位2%の人だけ入会可、高知能集団「MENSA」で課されるクイズ かまぼこ板で練習した日々 忘れられないのは1989年の第13回大会。決勝戦はニューヨークで、10ポイント先取の早押しクイズだった。問題文が読み始められてすぐに「ピーン」と音がなり、正解を連発していく。 クイズ王になった当時大学生の長戸勇人さんにあこがれた。 長戸さんの本に書いてある通り、かまぼこ板にホームセンターで買ったスイッチをボンドでくっつけ、暇があれば押しまくった。最も速い押し方を追求するためだ。 科学館にある反応のスピードを実験するコーナーで反射神経を試した。友達とバラマキクイズもした。実家の2階の窓から地面に向かって自作問題を折りたたんで投げ、拾って部屋まで戻ってきて解答する。もちろん「ハズレ」も入れて。 心をわしづかみにした「ウルトラ」 「史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ」は、1977年から90年代(92年終了、98年に1度だけ復活)にかけて放送された視聴者参加の大型クイズ番組だ。 アメリカ大陸の各チェックポイントで、○か×かを決めてボードに頭から飛び込む「ドロンコクイズ」、ヘリから落とされた問題を探して大平原を走り回る「バラマキクイズ」、 真夜中に起こされて始まる「奇襲クイズ」など、様々なクイズに挑みながら決勝のニューヨークをめざす。 クイズ番組の枠におさまりきらない、ドキュメンタリーだったことも人気の理由だった。 司会のトメさんこと福留功男さんが、参加者の性格や家族、職業など、キャラクターをあぶり出す。 「常務すみません!」。 大声をあげて解答権を得るクイズで、会社を休んで旅する参加者が絶叫する。自然に感情移入し、「大人になったらウルトラに出て、トメさんにあだ名をつけてもらいたい」と思った。 長旅の中で友情が芽生える。だが、敗れると日本に帰らなければならない。クイズが終わって別れの時、敗者の顔をカメラがとらえる。 ライバルに屈した悔しさ、あふれる涙、勝ち抜いた仲間たちの複雑な表情……。それらがすべて映っていた。 長戸さんがクイズ王になった第13回のボルティモアで行われた準決勝には心が震えた。3ポイント取ると通過席に行くことができる早押しクイズ。 ここで正解できれば決勝へ。ほかの誰かが正解するか、誤答なら0ポイントになって自席へ戻る。 4人の死闘が続く。決着がつかず、用意していた問題がなくなる。 いったん休憩を取って、その間にスタッフが問題を作って何とか決勝進出の2人が決まったという。クイズ史上最高の闘いともいわれている。 https://news.livedoor.com/article/detail/16771236/ 2019年7月14日 7時0分 withnews https://www.youtube.com/watch?v=O1DDzapnqms アメリカ横断ウルトラクイズBGM集 https://www.youtube.com/watch?v=s_rDu-G0WY4 TRANS AMERICA ULTRA QUIZ BGM https://www.youtube.com/watch?v=BxqGSXu70Gw アメリカ横断ウルトラクイズ勝ち抜け音 https://prtimes.jp/i/8885/33/resize/d8885-33-941022-1.jpg img-cdn.jg.jugem.jp/6a2/96747/20160416_1616259.jpg
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