- 1 名前:砂漠のマスカレード ★ [2018/08/13(月) 06:06:46.76 ID:CAP_USER9.net]
- ◇第100回全国高校野球選手権記念大会第8日・2回戦 星稜11―13済美(2018年8月12日 甲子園)
「頼むから切れてくれ」。右翼を守る星稜(石川)・竹谷主将の悲痛な叫びもむなしく、頭上を襲った打球は右翼ポールを直撃した。 タイブレークで2点リードした延長13回に6番手の寺沢が矢野に逆転サヨナラ満塁アーチを被弾。 林和成監督は「これが野球、これが甲子園。済美の選手たちの1球に対する集中力と、球場の歓声にのまれてしまった。 勝たせてあげられなかったのは、私の力のなさ」と言った。 最速150キロを誇る2年生エースに起こったアクシデントから歯車が狂い始めた。初回に5点を先制。 だが先発の奥川が右ふくらはぎをつったため、わずか4回で降板した。「最後まで投げたかったけど、監督から“無理するな”と言われた。自分が情けない」。 8失点で一時逆転された8回は4番手の竹谷主将が打者7人から1死しか取れずに右翼の守備へ戻ったが、投球練習の時点で両足をつっていた。 指揮官は「うちの選手はこれまで一度も試合中に足がつったことはなかった。 甲子園では地方大会にはない消耗があるのでしょう」とかばった。 星稜らしい粘りも随所に見せた。2点を追う9回は竹谷主将、鯰田(なまずた)の適時打で延長戦に持ち込む。同点打の鯰田は「気持ちで打ちました」。 12回1死満塁の大ピンチでは寺沢が「キャッチャーミットを目
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