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獣人総合スレ 6もふもふ



1 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/05/30(土) 01:29:39 ID:qIMycax4]
獣人ものの一次創作からアニメ、ゲーム等の二次創作までなんでもどうぞ。
ケモキャラ主体のSSや絵、造形物ならなんでもありありです。
なんでもかんでもごった煮なスレ!自重せずどんどん自分の創作物を投下していきましょう!
ただし耳尻尾オンリーは禁止の方向で。
エロはエロの聖地エロパロ板で思う存分に。

獣人スレwiki(自由に編集可能)www19.atwiki.jp/jujin
あぷろだ   u6.getuploader.com/sousaku
あぷろだ2 loda.jp/mitemite/
避難所 jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/3274/1237288452/


【過去スレ】
1:namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220293834/
2:namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1224335168/
3:namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1227489989/
4:namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1231750837/
5:namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1236878746/


101 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/10(水) 21:51:17 ID:v9wy53zA]
初等部と中等部が同じ校舎で高等部が別棟みたいな話があったような
しかしあまり明確に建物を設定してしまうと、
他学年や先生との絡みが制限されてしまう罠

102 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/10(水) 22:02:59 ID:LtvjVVv2]
過疎地の学校みたいに人口少ないから混ぜ混ぜでやってるのかと思ってた

103 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/10(水) 22:06:49 ID:E07moFyi]
>過疎地の学校みたいに人口少ないから混ぜ混ぜでやってるのかと思ってた
今までのSSとか読んでても流石にそれはないだろうw

104 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/10(水) 23:38:39 ID:5AsXT9kQ]
ヒカル「ペラ……(小説)」
委員長「ペラペラ(若頭)」雅人「……(SF)」

山手「カタカタ(携帯)」鎌田「……(昼寝)」
兜山「……(放心)」
和賀「……(瞑想)」
竜崎「カチカチカチカチ(PSP)」
御堂「ガガガガ(PSP)」康太「……(疲労)」
烏丸「サ……(視察)」
惣一「かりかり(設計図)」
ハルカ「サラサラ(予習)」





かるかん(何もしてこない奴もウゼー)

105 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/10(水) 23:51:44 ID:YJQ4jnfB]
用務員の勉(つとむ)さん。
ただし、生徒達は親愛の気持を込めて「ベンじい」と呼ぶ。
ttp://loda.jp/mitemite/?id=122&img=122.jpg

106 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/11(木) 00:51:03 ID:WA+cZdot]
学園の機器・設備を知り尽くし、トラブルの備えを常に怠らず
ここ一番で頼りになる男

むしろ"真田さん"ではないのか


107 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/11(木) 01:06:21 ID:Acaz2Dur]
ベンじいイイ感じだなー
職業能力開発大学校で腕を磨いて技能五輪に出場して見事メダルを獲得したのち、
当時公務員だった用務員になるために公務員の技能職を受けてでも試験に滑って、
校長と知り合いだったから民間委託の形で裏口的に雇ってもらって早20年て感じがする。

108 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/11(木) 01:36:57 ID:rKhs9VCA]
>>106
ベンじいは真田 勉って名前なんだろう、多分。

そして「こんなこともあろうかと」が口癖に違いない(ヲイ

109 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/11(木) 02:21:56 ID:16KkElW0 BE:54953287-PLT(15000)]
>>106 大人の貫禄がありますね。
名前と容姿で、名探偵ベンジーを想像しちゃった。

校舎に住み込んで勤めてる用務員さんは勇気があると思う。



110 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/11(木) 10:45:48 ID:n7AQzuyb]
ご賢察どおり元ネタは「ベンジー」です(笑) 少し前にどなたかのSSで用務員さん
に言及されていたので、考えていたらこんなの出来ました。 ベンジー自体が老犬だ
ったし風貌もあれなんで、定年間際の老じんにしてみましたが如何でしょう?たぶん
定年後再雇用で学園に残る元気はつらつ爺さんだと思うけど。

用務員さんって私の憧れの職業のひとつですね。でも、そうか、真田さんってのも或
る年齢層には憧れだよなぁ(笑) じゃココはひとつ「真田勉(さなだつとむ)」っ
て方向で(ベンジーの本名「ヒギンス」をもじろうと思って上手くいかなかった…)。

たぶん、惣一の格納庫兼部室の電気配線とかもやってくれてると思う。


111 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/11(木) 22:49:03 ID:m4/sWn4O]
やっぱり電動「ドリル」もったら人がかわるとか……

スミマセン。

112 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/12(金) 00:03:25 ID:L+0EOfQW]
真田さんとやらの元ネタがわからない
一体なに?

113 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/12(金) 00:39:54 ID:KghIUDFR]
宇宙戦艦 真田 でググってみよう。その元ネタが直ぐ分かる筈だ。

114 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/12(金) 01:09:20 ID:L+0EOfQW]
ヤマトすか
知らんわけだ

115 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/13(土) 19:34:30 ID:VTxoHNcm]
おかえり創発

116 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/13(土) 21:44:12 ID:f1WFeJdS]
落ちたのかと思った
何があったのだ

117 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/13(土) 21:46:42 ID:VTxoHNcm]
板が落ちてた

118 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/13(土) 21:57:33 ID:FUn1Yj75]
こんな時のためにも避難所オススメ
jbbs.livedoor.jp/internet/3274/

119 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/13(土) 22:21:33 ID://ViHAR6]
(良い意味で)宣伝乙



120 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/14(日) 04:12:21 ID:Ttne6dwv]
復帰おめー

代理投下
ttp://loda.jp/mitemite/?id=130&img=130.jpg

121 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/14(日) 06:03:05 ID:PfEe3XSr]
せまw
飛べねーだろこれww

つーか惣一はこの前の椅子に比較的ゆったり座ってんのか…やっぱすげーチ(ry

122 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/15(月) 00:56:59 ID:e2qX4fWp]
あれ? こんなところに黒こげの人間が……

123 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/15(月) 01:12:14 ID:aPH2JD+9]
>>120
飛行するときはキチンとシートベルト締めた上で、体育座りでちょこんと座席に収まる鈴鹿さんを想像したw

そういや、その座席だと尻尾とかは邪魔にならないのだろうか?
ひょっとすると尻尾のあるケモノが座席に座る時は尻と座席の隙間へ尻尾を逃がすのか?

124 名前:代理 mailto:sage [2009/06/15(月) 21:15:37 ID:+xNE7VGp]
>座席と尻尾
リザードマンとかカンガルー人とか、尻尾太い系の種族は座席に座るの大変そうだね

125 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/15(月) 22:53:36 ID:1/GMm48j]
背もたれの腰の辺りが片方切り欠かれてるとかあるんじゃない?
車だと q p ←こんな感じで車体の外側が切り欠かれてるかんじで

126 名前:避難所スレより代理投稿 mailto:sage [2009/06/16(火) 00:31:35 ID:P24rYLCH]
椅子の尻尾対応は、描く前には考えていたのに描いてる最中に失念してしま
いました。 ということで、
ttp://loda.jp/mitemite/?id=138&img=138.jpg


127 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/16(火) 22:06:26 ID:LCLQRrE3]
もしかして規制されてる人多い?
って避難所じゃなく本スレで書いても意味ないかもしれんけどw

128 名前:避難所スレより代理投稿 mailto:sage [2009/06/17(水) 00:30:08 ID:BoJqczps]
今度は教室の椅子を考えてみました。
ttp://loda.jp/mitemite/?id=140&img=140.jpg


129 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 00:33:05 ID:5+xYHBd1]
なるほどイスの形も変わってくるのか…その発想はなかった



130 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 01:23:24 ID:f4aSkzbi]
太長尻尾用はもう背もたれの意味が・・・
むしろ背もたれの支柱を片側に寄せて太長尻尾でも大丈夫とか・・・
いや、それもな・・。


学校の椅子でこれなら、映画館とか飛行機のシートとかどうなるやら


131 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 01:33:09 ID:B1+p5op5]
>>126
なにげにレカr...げふんげふん

132 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 06:31:19 ID:8rP9fq4X]
>>126
クルマ用のバケットシート流用なのかな? この仕様で俺も欲しいw
尻尾の左出し、右出しなんかの好みもありそう
この世界のプロダクトデザインの本見てみたい、凄い面白そうだ

>>128
長太尾用すげぇw
クルマや映画館、教室的な席配置だと、後ろの人の足とぶつかりまくるだろうし
尻尾の下側が汚れ易いから大変な気がする

133 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 07:46:30 ID:/Z+wcgQI]
わかりにくいAAでごめんだけど、
背もたれの棒の左右どちらかを無くせば横から入れられるんじゃないかな?
              rー―――┐
              |。       |
              |。     /
              | r―‐ '´
              |_|_   _
                /゚' └―┘ ゚\
            /_______ \
              }┬rー―─┬n:┤
             | |::|     |::l | |
             | |┘     └' | |
              凵          凵

尻尾の可動性にもよるけど台座の真ん中を凹ませて尻尾を前に持ってこさせるってのは…邪魔か。

134 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 09:00:57 ID:NlUUvgka]
座面をへこませるってのは左右どちらからでも座れるし後ろの人の邪魔にならなくていいとは思うが
いかんせん見た目が……アレだしなぁ……

135 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 09:02:55 ID:B8QfPt1m]
メキメキ折る生徒が絶対いる

136 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 09:46:10 ID:z2bWczGQ]
※プリンに切り替えてアクセス中。なんとも不便ですがこれでお返事が出来そうです。
 代理投稿してくれたかたがた、ありがとうございます。

教室椅子ですけど、前提として「安くて簡単で丈夫」ってのと「積み重ねられる」っ
てのが有るとしました。と言うことで、短無用は通常の椅子から座面の後端を少しえ
ぐった感じ。長細用は背もたれパイプの一方を曲げることで尾が通りやすくし、着座
後に尻尾を後ろに逃がせる構造にしました。長太用は上から挿し込む感じで、背もた
れとしては使い難いですが、パイプの曲げを工夫して強度は確保しております。
細長用のパイプは斜め後ろに曲げることで、長太用の下に曲がったパイプは座面後端
のえぐりで逃げることで、全て一緒に積み重ねが可能です。

背もたれの片持ちも考えましたが、学校用と考えるとねじれ強度が問題になりそうで
したの今回は不採用と。でもたぶん、一般的には片持ち或いは横座り的な構造の椅子
が多そうです。
座面をえぐり尻尾を尻下に回すのも考えましたが、積み重ねが出来なくなりそうなの
と、勉強用なので前傾が多くなるため、尻尾が窮屈になるだろうと思いこれも残念な
がら。リクライニングしてよいなら下収納構造も有りですよね。劇場等では下に仕舞
わないとおっしゃる通り後ろに迷惑ですし(笑)

ちなみに、ブルースカイのバケットシートが横出しなのは、重心を下げるために下に
収納できないからでした。オプションの詰め物を取り換えることで尻尾毎にフィット
させるもんだと思ってください。高級なのだと内蔵ポンプでエアマットを膨らませて
フィッティングかな?


137 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 11:32:19 ID:I1+MTPw6]
おぉー…すげえ考えんなー

138 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 11:41:48 ID:Uo17MVUG]
尻下に尻尾を収納ってソープのエロ椅子みたいな形になりそう
そういえば普通の椅子に尻尾あり女子が尻尾を前に出して座ったら、
お股のIラインに尻尾がフィットしてしまう
尻尾ってエッチいな

139 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 18:36:06 ID:73TlH4uU]
もふもふ



140 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 21:27:21 ID:SEgucNkr]
>>136 がパソコンにプッチンプリンをUSB接続してるかとオモタ

141 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 21:57:10 ID:uio53bmO]
モエのプッチンプリンが見当たらないと思ったら、>>136が持って行ったのか。
タスクが代わりにボコられてたぞ。

142 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:45:01 ID:iAuBdD1c]
タスクには申し訳ないことをしてしまいました。

尻尾溝付き椅子
ttp://loda.jp/mitemite/?id=144&img=144.jpg


143 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 22:51:46 ID:5+xYHBd1]
なんかエロいぞww

144 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 23:01:10 ID://CySco+]
艶めかしい

145 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/17(水) 23:01:22 ID:8cLrzKRY]
なんだか昨日から椅子のデザインが止まらなくなって、色々考えていました。
あまりそっちだけに行ってもアレなので、後は画の中に反映できればと思いま
す。

って、規制解除されたみたい(笑)


146 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 07:16:27 ID:YACywPQD]
背もたれがあると利里あたりが「起立!」って言われた時に
尻尾引っ掛けてガタン!とかやりそうw

147 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 11:27:17 ID:fmn5oAae]
ぶっちゃけ丸椅子で充分だと思う

148 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 11:46:16 ID:kF1TYJVR]
>>147
つまらんこと言うな

149 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 16:31:17 ID:YACywPQD]
>>147
想像で成り立ってる世界なのに妄想すんの止めてどーすんのさ



150 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 17:49:34 ID:sGmjPKWR]
物も、色も何も無い世界。
雪のように真っ白な彼女だけが一人、ぽつんと立っている。
「貴方の想いで、貴方が私達の事を想い描く力で、
私達の世界は成り立っている……」
彼女が消えていく。
「貴方が名前をくれたから、私は**としてこの世界に生まれることができた。
でも今は……大好きだったその名前も思い出せない」
彼女が消えていく。
「貴方が必要としてくれたから、私は私になることができた。
貴方が想いを馳せる度に、私達の世界に人や物が生まれ、大きく広がっていった」
彼女が消える。
「もう……私達は必要ないの?」

151 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 18:04:05 ID:fmn5oAae]
>>149
妄想やめろっていってるんじゃないよ
ケモ世界でそういう椅子を考案する必要がないってことよ

152 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 18:05:34 ID:iLramaqX]
丸イスじゃもたれかかれないじゃん

153 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 18:26:29 ID:P2dN4VH9]
>>151
むしろケモ世界だからこそ

154 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 18:29:08 ID:lixDWrlC]
>>149>>151-152
ベンじい「丸椅子? ああ、確かに昔、生徒達の使う椅子はそれで良いのじゃないかと数ヶ月ほど使った事もありましたな。
     しかし、一度丸イスにしたものの、今まで使っていた椅子と違って背もたれがない物ですから、
     背伸びをしようとして椅子ごと後へすっ転んで怪我をする粗忽者が何人も出ましてな。
     結局は元の背もたれのある椅子に戻さざるえなかったそうです」

155 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 19:03:42 ID:O3c8tUp4]
校長「チョー高値いんだよ、背もたれ椅子!」
教頭「私は丸椅子でも良いと思いますが」
校長「でも」
教頭「椅子としての機能を果たしていればいいんですよ」
校長「って尻尾無いよう八木ちゃんが言っちゃっていいの?」
教頭「……尻尾の長い種族を考慮して発言したつもりでしたが」
校長「他の先生は、どうなの?」


サン「描き手さんにまかせると良いとおもいます」
帆崎「身も蓋もねぇ」

156 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 20:54:26 ID:3bFCLgCx]
ttp://loda.jp/mitemite/?id=146&img=146.jpg

157 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 21:09:48 ID:lixDWrlC]
>>156
丸イス…丸イース…丸チース…マルチーズ! バンザーイ、バンザーイ!

って、駄洒落かいっ!w

158 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 21:10:50 ID:iLramaqX]
>>157のおかげでやっと理解した

159 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/18(木) 21:14:24 ID:IIxHVnAa BE:48084277-PLT(15000)]
丸椅子とマルチーズ…。

一発ギャグが絵になってしまうなんて…
とにかくすごい情熱を感じた!



160 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/19(金) 18:50:01 ID:6yXjMtfM]
俺も獣人が描けるようになりたいな

161 名前:避難所から代理投下 mailto:sage [2009/06/20(土) 17:58:57 ID:PRm7CsMc]
規制中だウェーイ!
かなりタイミング外したが、>>74見てちょっと気になって調べてみた。チスイコウモリっておもしろい生態してるんだな。
その勢いでこんな小ネタ書いてみた。小ネタのつもりが思いの外長くなってしまった。


ある日の帰り道。高等部のお馴染みの三人組が並んで歩いていた。
他愛のない会話の中、ふっと思い出したように人間の少年が隣を歩く蝙蝠人の少女に質問する。

「…あ。なあ朱美、チスイコウモリっているじゃん?」
「な、なによ藪から棒に。あたしオオコウモリよ?」

蜥蜴人の少年もはっと思い出したような顔を見せて、卓の頭越しに質問に加わる。

「わかってるってー。そうじゃなくてチスイコウモリっているよなー?」
「いるわね。あたしの親戚にもいるわよ」

「…ってええっ!?」
「いるのかよ!?」

二人の意外な驚きように朱美も少し驚きながら、二人に説明する。

「今は結婚して名字変わってるんだけどね。
 昔から親戚で集まるときはよく遊んでもらったわ。とっても綺麗な人なのよ」
「…へぇー」

卓はどこか困ったような顔をしていた。利里はそんな卓の様子になんて気付かない。

「その人って実際噛みついて血を吸ったりす」
「ばっおまっ!?」

利里の純粋すぎる質問を卓は大声で止める。が、遅すぎた。内容はほとんど朱美に伝わってしまっただろう。

「お前もうちょっと歯に衣着せるとか!!」
「へ?は?歯に服着せてどうすんだー?」

いつもの調子で純粋すぎる利里。彼の欠点であり、そして魅力でもある部分だ。
気の置けない仲間である三人にとっては彼のこんな発言は日常茶飯事。朱美もそう気にすることはなかった。

「お前な……もういい。ごめんな朱美」
「全然気にしてないわよ」
「…で、実際のとこどうなん? 俺も気になってたとこなんだが」

朱美はあははと軽く笑ってみせる。

「やだぁ、しないわよそんなことー。ドラキュラ先生じゃあるまいしー」
「いや伯爵もしないと思うが……あ、でもトマトジュースは好きだったりして」
「あ、実はそれ正解。なんか特製トマトジュースってやついつも飲んでるの」
「…そっかートマトジュースかー」

黙っていた利里が不意に口を開く。

「それ本当はトマトジュースじゃなくt」
「あーあーあーちょっと止まろーなー利里君!!ちょっとあっち行ってみよーな!」

卓が利里の両肩をズンズンと押して朱美から離れた。
朱美は頭にクエスチョンマークを浮かべながらそれを見送った。

162 名前:避難所から代理投下 mailto:sage [2009/06/20(土) 18:00:46 ID:PRm7CsMc]
三人は確かに、何を言っても大抵問題ないような仲ではあるが、
純粋にまかせて無神経な発言を言いたい放題な環境は利里自身のためによろしくない。卓はそう考えた。
朱美に聞こえないように顔を近づけて小声だ。

「お前な!朱美の親戚のお姉さんだってんだからちょっとは気ぃ使え!」
「でも朱美に聞こうって言いだしたのは卓だったぞー」
「う…それは悪かったよ。俺だってまさか親戚にいるとは思わなかったんだ」
「あぁ、びっくりだよなー」
「もうこの話は切り上げよう。利里も余計なことは言うなよ」
「う…おぉ、わかったぞー」
二人で元の位置に戻ると、朱美は少しニヤニヤしている。

「男と男のお付き合いはおしまい?」
「おまっ!! …うん、まあ…うん」

朱美の言葉は表情と相まって妙な意味合いにとれるが、言葉は間違ってないのだから仕方ない。

「どこまで話してたんだっけ」

話を切り上げようとしていた矢先、朱美から続きの言葉が出て、卓は慌てて止めようとする。

「いやっ!? もう十分だありがとう!」

疑わしげな眼差しで二人を見る朱美。

「お二人さんねぇ…チスイコウモリにおっかない印象もってるでしょ」
「えっいやっそんなことないって!」

そんなことない。最初に聞いたのは純粋に好奇心から。
話を打ち切ろうとしたのは予想外に朱美に近い人物の話になってしまい、その人に悪い気がするからだ。

「実際は全然そんなことないのよ。あたしたち獣人が普通の動物だったずぅっと昔からも
 噛みついてチューチュー血を吸うなんてことはなかったの」
「え?そうなのかー?じゃあどうやって?」
「ちょおまっ!?」

構わず続ける朱美と、空気を読まない利里の質問に、卓は内心やれやれとため息をついた。
朱美は得意顔で講義を続ける。

「いい?チスイコウモリっていうのはね。寝ている動物に静かに近づいて、皮膚近くの血管を探して、
 剃刀みたいに鋭い歯でちょこっと噛んで傷をつけるの。寝てると気付かないくらい、全然痛くないのよ」
「…ふーん」

卓も本格的に朱美の講義に耳を傾けた。元々聞きたかったことではあるのだ。

「で、傷口から出た血をなめさせてもらうってわけ。ね、恐くないでしょ?」
「はー…ちょっと傷かー……」

利里は少々ポカンとした様子でそれを聞いていた。その光景がいまひとつ想像できないのだ。
なぜか。それは彼が蜥蜴人だからである。彼ら蜥蜴人は生まれつき身体の大部分が硬い鱗で覆われており、
それ以外の部分も人間などよりはるかに丈夫だ。故に、彼らが小さな傷を受けて出血すること等はほとんどない。
転んでもへっちゃらだし、包丁で指先を切るなんてこともない。まあ、さすがに大剣で斬りかかられればただではすまないが。
ともかく、小さく噛まれて血が出るという状況は、蜥蜴人の彼にとっては完全に他人事だった。

163 名前:避難所から代理投下 mailto:sage [2009/06/20(土) 18:04:25 ID:PRm7CsMc]
「でもそれだとすぐ血が止まっちゃわないか?」

一方で、鱗も体毛もない人間、卓は極自然に浮かんだ質問を投げかける。

「大丈夫♪ なめるときの唾液には血を固まらなくする成分が含まれてて、傷口をなめてる限り血は止まらないの。
 それに皮膚感覚を麻痺させる成分もあるから相手は気付かないで眠ったまんま♪」
「……へぇ…」

なぜか上機嫌な朱美と、対照的にトーンが下がる卓。

「朝に残るのは小さい傷だけ。少し血が減ったなんて誰も気付かないでしょ?
 誰にも気付かれず迷惑もかけず、ちょこっと血を貰ってはいさよなら。明日もまた来るよー、ってね♪」
「………」

その様子を、卓はありありと想像していた。

静寂の夜。深い眠りについている自分に忍び寄る影。そいつは腕の一部に狙いをつけ、シュッと小さな傷を付ける。
傷口に生まれる真っ赤な血の球。球は少しずつ大きくなり、やがて一筋の跡を残して腕を流れる。
その傷口を舐める。舐め続ける影。いつまでも止まらない血。少しずつ、確実に失われていく、血。

「……………」

恐えええぇぇ!!
むしろ怖ええええぇぇぇぇ!!

彼の素直な感想だった。

何だよ血が止まらなくなるってええぇ!
気付かないってすげータチ悪いだろーがああぁぁ!

「でも毎日来られたら血が足りなくなるんじゃないかー?」

利里の純粋な質問に、朱美は笑って答える。

「だーいじょーぶよー。利里君の手の平に乗るくらい小さかったんだから。貰うのはホントにちょこっとよ」
「そっかー。じゃー恐くないなー」

今は人間サイズじゃねーかあああぁぁ!!

楽しげに笑う二人に、卓は内心激しく突っ込みを入れるのだった。

そんな卓を尻目に、話はコウモリの生態からその人本人について移っていった。

「あたしもちっちゃい頃、会う前は誤解しててちょっと恐かったんだけどね。
 本人に会ったら全然気にならなくなったわ。とってもいい人よ」
「へぇーそうかー。結婚してるんだっけ。旦那さんもコウモリなのかー?」
「ううん。旦那さんは人間なの」
「おぉ!そっかそっかー! よかったな卓ー!」

利里は心底嬉しそうな様子で、反対側で何か考え込んでいた卓の背中をバシンと叩く。

「ぶっ!? へ!? なに?なんだ利里?」

一人考え込んでいて話を全く聞いていなかった卓は、突然の衝撃に目を白黒させた。

「だからーそのコウモリお姉さんの旦那さんは人間なんだってさ! よかったな卓!」
「えっちょっ何言ってるのよ利里君!」

164 名前:避難所から代理投下 mailto:sage [2009/06/20(土) 18:05:37 ID:PRm7CsMc]
朱美があたふたと利里の言葉を否定しようとする。
パタパタと揺れる翼膜が赤みを帯びる。人間が顔を赤くするのと同じ原理だ。
そんな朱美の様子を見て、遅れて卓も利里の言う意味を理解した。途端に顔がかっと赤くなる。

「ばっ、ちょっ何言ってんだ利里!」
「やっやめてよ利里君!」
「はははー二人とも息ぴったりだなー」

稀ではあるが、利里もときには人をからかったりする。
同じように真っ赤になりながら全力で否定するお似合いの二人を、利里は笑いながら満足げに眺めていた。

やがて、朱美が別れる駅が近付く。
卓の懸念はいつの間にやらすっかり忘れ去られていた。

「あっ! そういえば!」

朱美が思い出した様に声を上げる。

「来月なんだけど、ちょうど近くに来る用事があるみたい。折角だから二人に紹介するわよ。きっと仲良くなれるわ」
「おー!そりゃ楽しみだー」
「なんというベストタイミング」
「旦那さんも一緒にね」
「旦那さんはどんな人なんだー?」
「んー?ちょっと貧血気味」

目前ある駅に電車が滑り込むのが見える。

「あっあたし乗る電車だ!じゃ行くわ!ばいばい、二人とも!」
「おっ、じゃまた明日ー」
「じゃーなー」

改札へ走っていく朱美を軽く手を上げて二人は見送った。


「………あれ?」


何かひっかかるものは気のせいだろう。きっと。たぶん。おそらく…。


おわり

165 名前:避難所から代理投下 mailto:sage [2009/06/20(土) 18:08:39 ID:PRm7CsMc]
おことわり。
避難所に投下されたものと、ここでの改行規制のためレス数が増えています。

投下主さま、よろしいでしょうか。
代理投下おしまい。


166 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/20(土) 23:31:39 ID:ZZ/nxqEL]
チスイコウモリの奥さんは絶対に吸ってそうだw
夜中に小腹が空いたとか言って寝てる旦那からこっそりとw

167 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 02:52:33 ID:NmdtbKYk]
※極僅かの血を描いてます。
ttp://loda.jp/mitemite/?id=151&img=151.jpg

168 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 16:04:38 ID:9QskMz9g]
あぁ、たとえほんのちょっとのグロだとしても投下すべきじゃなかったかもな。某氏に荒らされるかも……

169 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 16:10:18 ID:asS03OC1]
別にグロじゃないだろう。「SSがあってこその絵」なんだし、
何でいちいち他スレの事を出す必要があるんだ…



170 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 16:38:12 ID:RdACb/X2]
キチには反応しないのが吉です(ダジャレ)

171 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 17:35:29 ID:o4U8d642]
>>167
うわえろいな
やっぱりそうなるよなw

172 名前: ◆YGvZTkqXsE mailto:sage [2009/06/21(日) 19:34:10 ID:sFsZut2z]
>>168
流石にグロがあった位じゃ荒らしませんよ。
こういう喧嘩売る書き込みするバカが現れない限りね!

皆が悪者にするのなら私が冒涜されて来たように同じ事をする。

173 名前: ◆YGvZTkqXsE mailto:sage [2009/06/21(日) 20:24:21 ID:sFsZut2z]
840 :助けて!名無しさん!:2009/06/21(日) 04:49:12 ID:/Xy83rbd
▼・ェ・▼

174 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 21:13:10 ID:9QskMz9g]
うざ

なにこれ

175 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 21:23:09 ID:asS03OC1]
キチには反応しないのが吉です(ダジャry

176 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 21:34:57 ID:R1PVUkK0]
>>172

すこし煽られたぐらいでこうやって現れて荒らすから嫌われるんだって。
創作発表板的には喧嘩売ってるのは馬のほうだし

177 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 21:43:35 ID:1Vf3rpJH]
リザードマンがOKならきっと


恐竜獣人もこのスレ的には大丈夫でしょうか??

178 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 21:46:13 ID:9UGgycQc]
利里はどうみても恐竜
ていうか竜

179 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 22:42:39 ID:yl7D7hpe]
歴史の先生に恐竜系獣(?)人とかいいかも



180 名前: ◆YGvZTkqXsE mailto:sage [2009/06/21(日) 22:44:52 ID:sFsZut2z]
>>176
じゃあ、私は一方的にこう言われなきゃいけないわけ?
だからこうやって現れてやってんのよ。
ていうか私が好きな人なんて居ないじゃん・・・既に悪意があったわけじゃないのに嫌われまくっているんだから好かれようが無いだから現れたの。

181 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 23:09:56 ID:v9UBSpMk]
古代生物+豪傑なイメージだからって安直すぎかもしれないけど、
昔気質でてやんでぇ口調、甚兵衛ハラマキ下駄キセルみたいな

182 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/21(日) 23:37:24 ID:NTcYRiZF]
酒と女には弱くて、情には厚い。カミさんには頭が上がらない。
ってか。

183 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/22(月) 00:05:55 ID:hy6idT+/]
恐竜は無理だろう。ゲッター線のせいで地上に出られないし

184 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/22(月) 00:16:43 ID:dga9zi1l]
ちょい不謹慎だが
ホットドリンクと称して学校でコソーリ酒を飲む先生

英先生に見つかって怒られる

というイメージ

185 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/22(月) 00:24:45 ID:QedfX38F]
むしろ爬虫類の方が好きだぞ!俺は!

186 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/22(月) 01:09:40 ID:5EPKvLNw]
跳月「消毒用エタノールより濃度の高いウイスキーをのんだりしてるんですよ」

187 名前:通りすがり ◆/zsiCmwdl. mailto:sage [2009/06/22(月) 01:45:12 ID:eGgk5c4u]
利里はどっちかと言うと蜥蜴人だと考えている俺が通りますよ……
この世の中にはリオレウスに少し似たトカゲが居るとか居ないとか。

と、話は変わって>>161-164の話からキャラをお借りした話を投下しますよ。
注意点は二つ。

・かなりえっちいです。 夜の大人の関係が出ますので注意です。
・話中に血が出ます。文章内ででも出血が嫌な人は注意です。

では、次レスより投下。

188 名前:通りすがり ◆/zsiCmwdl. mailto:sage [2009/06/22(月) 01:45:54 ID:eGgk5c4u]
「痛っ!」

手に感じる異質な感覚と共に、有らぬ方へ滑るアートナイフ。途端に指先に走る鋭い痛み。
しまった! と自分の手へ目をやった時には、左の人差し指の先にルビーにも似た真紅色の珠が膨らみつつあった。
慌てて側に置いてあるティッシュを数枚取って指先を包むと、忽ちその部分が朱に染まっていった。

「……あ〜あ、やっちゃったか」

血の赤を見て、彼の脳が指先の傷を認識したのか、ズキズキと人差し指が痛み始める。
全く油断していた。久々の有休は趣味の模型三昧と決めこんだ矢先にこれだ。
模型を作る時は、あれ程アートナイフは慎重に扱えと自分へ言い聞かせていたにも関わらず、
プラのバリを削っている最中にうっかりテレビに気を取られて、アートナイフに掛ける力の加減を間違ってしまった。
後悔後先に立たず。考えている間にも指先を包んでいるティッシュは赤の面積を広げつつある。早く手当てをしないと。

「あら、如何したのあなた?」

救急箱を探そうと自分の部屋を出た所で、彼は誰かに声を掛けられ思わず振り向いた。
其処にいたのは彼の妻であるコウモリ族の女性の姿。エプロンをしている所から見て料理の最中だったのだろう。
妻に対して急に申し訳無いものを感じた彼は、少し苦笑いを浮べながらティッシュで包んでいる指先を彼女へ見せて言う。

「いや、ちょっと模型作っている最中に油断しちゃってね…」
「それは大変! ちょっと傷を見せて」

言って、側に駆け寄った彼女は彼のその手を取って、傷口を包んでいるティッシュを剥ぎ取る。
しかし、血はまだ止まっていないらしく、ティッシュから開放された指先の傷口に再び真紅色の血の珠が形成されて行く。
それを前に、彼女は嫌悪を抱くどころかむしろ恍惚の表情を浮べ、真紅の珠が膨らむ指先へそっと顔を近づけ、

「いただきます……」
「あっ、ちょっ…おい!?」

自分の指先を咥え、舌先で傷口をねっとりと舐め始めた妻の行動に彼は困惑し、思わず彼女から指先を離そうとする。
しかし、彼の手を掴む彼女の翼手の先の鉤爪の付いた指の力は意外に強く、幾ら振り払おうとしてもビクともしない。
それでも暫くは振り払おうと試みたが、結局は抵抗が無駄だと悟り、彼は彼女のされるがままになるしかなかった。

「ん…おいひい…」

彼女の唾に含まれる麻酔成分のお陰か、ずきずきとした痛みこそ無くなったものの、
代わりに、血を舐め取ろうとする彼女の舌の、傷口をじっくりねっとりと執拗に舐めまわす動きがこそばゆく感じてきた。
舌全体を指先に巻き付ける様にうねったかと思えば、切り傷の線に沿う様に舌先が這いまわる、
それは目的こそ違うが、これは愛撫と言っても何ら変わりの無い動きだった。


189 名前:通りすがり ◆/zsiCmwdl. mailto:sage [2009/06/22(月) 01:47:19 ID:eGgk5c4u]
「おい、もう良いだろう……?」
「ちゅ……まだちょっと……」

そろそろ恥かしい物を感じ、彼がやめる様に言うも、
血の味に夢中になった彼女は全く止める様子も無く舌を更にうねらせ、より多くの血を舐め取ろうとする。
指先に感じる彼女の体温、ぬるぬるぐねぐねと傷口を艶かしく這い回り続ける彼女の舌、しっとりと湿った彼女の口腔。
その感触に、彼の姿勢が自然と中腰になるのは如何しようも無い男のサガと言うべき物か。

「ふぅ、ご馳走様」
「……全く、少し怪我をしたら直ぐこれだな、君は……」

暫く後、満足したのかようやく彼女が指先を開放した所で、何とか佇まいを正した彼は呆れ混じりに言う。
先祖が血を糧としていたチスイコウモリ族である彼女は、血を見ると舐めずには居られない習性?を持つ。
特に、傷口から溢れ出る新鮮な血は彼女にとっては極上のスィーツと同位なのだ。見れば堪らず飛び付いてしまう。
そんな本能に一瞬だけ支配された事に、彼女は少しだけ申し訳なさそうに笑って言う、

「だって、こう言う時じゃ無いと正々堂々と血を舐める事が出来ないじゃない?」
「まあ、そりゃそうなんだろうけど……って、ちょっと待て」

言いかけた所で、彼はふと有る事に気付き、その疑問を彼女へぶつける。

「正々堂々…って事は、こっそりとなら何度か舐めた事はあるのか?」
「――っ!? そ、そんな事無いじゃない? ね、ねえ?」

ああ、完全にクロだな、これは。 彼は彼女が嘘をついていると心の中で確信した。
何故か? それは疑問をぶつけた瞬間、彼女の大きな耳がびくりと震え、紅の双眸がすっと横へ逸らされたのだ。
夫婦の関係を続けてきたからこそ分かる、都合が悪い事を聞かれた時に妻が見せる些細な変化。

「そう言えば最近、身に覚えの無い小さな傷が増えたなと思ったら……」

彼は彼女へジト目を向けながら、自分の顎の下へ手を当てて言う。
しかし、彼女はそれ以上の追求を避けようとしたのか、微妙に赤く染めた翼膜をばたばたと振って

「そ、そう言えばお鍋をかけっぱなしだったわ! いけないイケナイ」
「…………」

スリッパをパタパタと鳴らしながら台所へと逃げて行くその背を見送って、彼は独り考える。

道理で、先週の会社の健康診断で貧血気味と診断された訳だ。
知らない内に妻に血を舐め取られていれば、そうなってしまうのも当然と言う訳か。

自分の身体の不調の原因を突き止めてしまった彼は、何処までも深い溜息を漏らすと、
妻の唾液の所為で血が止まらなくなった傷口をティッシュで包みながら、救急箱を探しに行くのだった。




190 名前:通りすがり ◆/zsiCmwdl. mailto:sage [2009/06/22(月) 01:49:19 ID:eGgk5c4u]
                         *    *    *

夜、日光注ぐ昼を生きる者が等しく眠りに身を任せる時刻。
空に輝いていた太陽が地上へ暫しの別れを告げて、その空を宇宙本来の色へ変える時刻。

「…………」

月と星の輝きが梅雨の雨雲で覆われ、その闇の色をより一層濃くした部屋。
蒸し暑い熱帯夜を凌ぐ為に開け放たれている窓に、すっと唐突に一つの影が現われ出る。
影は二度三度周囲を見やると、慣れた動きで音も無く部屋へ降り立ち、その大きな耳と敏感な鼻で有る物を探し始める。
それは生き物が立てる寝息の音、そして寝息と共に放出される二酸化炭素の僅かな匂い。

「……!」

部屋の中心から少し南の辺りのベッドの上。
其処に目的の物――熟睡している彼がいると感じ取ると、
影は四つん這いになって目的の物の方へ飽くまで慎重に、そして大胆に忍び寄って行く。

「――――――――」

ある程度まで近づいた所で、影は人間には知覚出来ない声を出し、その反響音で彼の身体を探る。
エコーロケーションと呼ばれるそれは、例え闇の中であっても物の形状を正確に読み取る事が出来るのだ。
そして、その計測結果から一番都合の良い場所を探り出した影は、笑みを深めてその方へ顔を寄せる。

「…久しぶりに血を舐めさせたあなたが悪いのよ?」

ポツリと、眠っている筈の彼へ呟く影、その正体は彼の妻だった。
そう、彼女は昼頃に久しぶりに血の味を味わった所為か、チスイコウモリとしての本能が騒ぎ始めてしまった。
しかも、その時は彼の追及を逃れたい余り晩御飯をあまり食べずに済ませたので、お腹の虫も騒いでいるのだ。
だから、彼女は彼が寝静まっているであろう時を見計らい、こっそりと彼の血を舐める事にした。
さっき起こられたばかりだけど、騒ぎ出す本能と空腹だけはどうしようもない。

「良し良し、ぐっすりと寝ているわね……」

未だに熟睡しているであろう彼の様子に彼女は笑みを浮べると
そっと彼の首元に顔を寄せて口を開き、狙いをつけた場所へ自分の牙を向ける。
下手な剃刀より鋭い彼女の牙は、彼に何ら痛みを感じさせる事無く皮膚へ小さな傷を付ける事だろう。
後は、傷口から溢れ出した血を心行くまで味わうだけ。その味を想像するだけで涎が口腔を満たす。
ああもう我慢できない。その無防備な首元、頂きます!

「――きゃっ!?」

――牙を突き立てようとしたその矢先。唐突に灯される部屋の蛍光灯。
闇に慣れていた網膜を突き刺す蛍光灯の光りに、彼女は立ちくらみにも似た感覚を感じつつ戸惑いの声を漏らす。

「…案の定って所か」

かかった声に彼女が驚き振り向いて見れば、其処にはベッドに身を起こした呆れ顔の彼の姿。
彼のその手には蛍光灯のリモコンスイッチが握られていた。
恐らく、彼は彼女が近づくのを待って、リモコンを操作して蛍光灯を灯したのだろう。


191 名前:通りすがり ◆/zsiCmwdl. mailto:sage [2009/06/22(月) 01:50:49 ID:eGgk5c4u]

「…あ、あなた、起きてたの!?」
「ああ、お前が窓からこっそりと入って来る以前からな」

どうやら、彼はあらかじめ彼女が来ると見越した上で、寝たふりをして待っていた様だ。
彼女は騙されたと心の中でホンの少し憤慨すると同時に、彼に黙って血を舐め取ろうとしたのを申し訳無く思った。
多分、彼の事だ。これから自分が黙って彼の血を舐めようとした事でたっぷりと説教するに違いない。
そう、こう言う事に対して彼が厳しいと言う事は、彼と夫婦生活を続けている彼女が良く分かっていた。

「あの、ゴメンナサイ……」
「ったく、仕方ない奴だな、君は……」

その彼の言葉に、説教が来る、と彼女が思わず正座して身を竦めるも。何時まで経っても説教が来る様子が無い。
それを不思議に思いつつ彼女が顔を上げて見ると、彼が絆創膏を巻いた指先を差し出している所だった。
いよいよ彼の行動が理解出来なくなり困惑している彼女へ、彼は不思議そうな目を向けて言う。

「……如何した? 呆気に取られた顔をして……僕の血を舐めたいんだろう?」
「え? いや、あの……あなた、怒らないの?」

てっきり説教される物だとばかり思っていた彼女は思わず彼に聞き返す。
彼は、フゥ、と溜息を漏らすと、穏やかな笑みを浮べて答える。

「どうせ、ここで僕が怒った所で、君の血に対する本能的な欲求は止められないのだろう?
君が幾ら本能を抑えようとも抑え切れないのは良く分かるよ。なにせチスイコウモリって呼ばれている位だしね?」
「あ、う、うん……」

ここで彼女はふと、自分の学生時代のことを思い返す。
学生の頃、同級生達は皆、自分がチスイコウモリ族と知るや、危険な物を見るような目を向けて避けていた。
そんな彼らに対して、彼女はチスイコウモリ族なだけで忌避する彼らの単純さに呆れ、自ら距離を取っていた。
しかし、彼らが忌避するのも当然だと思う。何せ、自分は今さっき、本能に身を任せて彼の血を舐めようとしたのだ。
これでは他人に避けられてしまっても文句が言えない。自分がチスイコウモリであるのが嫌になる。
そうやって自己嫌悪を陥っている彼女を知ってか知らずか、彼は彼女の両肩に手を置いて優しく言う。

「言っておくけど、僕はね? 君がそう言う習性を持っていると分かっている上で君と婚約したんだよ?
今、君が血を舐めたいと言うなら、僕は喜んでそれに応じるまでさ」
「あ…あなた…」

嬉しかった。彼の言葉が如何しようも無く嬉しかった。
彼は自分の性癖を知った上で、敢えてそれを受け入れてくれているのだ。
それを愛と呼ばずして、何と言うべきだろうか?
この時ほど、彼女は彼と結婚して良かったと深く感じた事は無かっただろう。


192 名前:通りすがり ◆/zsiCmwdl. mailto:sage [2009/06/22(月) 01:52:32 ID:eGgk5c4u]

「さて、と。話を戻すけど、如何するんだい? 血が欲しいんだろう?」
「う、うん。…けど、あなたの指からは貰わないわ」
「……?」

再び指を差し出した所で彼女に頭を横に振られ、彼は思わず首を傾げる。
そして彼女はクスリと彼へ微笑みかけると、

「今、私が血を舐めたい場所はね……ここ」
「――――っ!?」

視界一杯に彼女の顔が迫ったと同時に、舌先にちくりと感じる小さく鋭い痛み。
舌先を噛まれた、と彼が感じた時には、血の塩味を共に彼女の舌が自分の舌へ絡み付く所であった。
そして暫くの間、舌と舌を絡ませる形で血を舐め取った彼女は顔を離し、彼へ妖艶に微笑む。

「あなた。今夜は血液以外にもいろいろと欲しくなっちゃったから。覚悟して頂戴ね?」
「血液以外って……まさか――――うむぅ!?」

彼が言葉を言いきる間も無く、再び彼女に唇を塞がれ、彼の声はくぐもった声に変わった。
そして、彼はそのままベッドへ押し倒される、気がつけば彼女の翼手が彼のズボンへと伸びようとしていた。
そんな状況の最中、彼の思考の中で冷静な部分はある事を考えていた。

……自分の予想が正しければ彼女の言う血液以外の物と言うのは、多分、『アレ』の事なのだろう。
そうなると、これからより仕事を頑張らなくては行けないだろう。――いや、頑張らなければならないのだろう。

――そう考えた所で、彼の意識はピンク色に染め上げられ、やがて何も考えられなくなった。

                        ※    ※    ※

そして翌日

「久しぶりね、朱美。元気にしてた?」
「うん! 言われるまでも無くアタシは元気よ♪
……で、それで旦那さん、如何したの? なんだかげっそりとしてる様だけど」
「あ〜…ちょっと、頑張りすぎたと言うか何と言うか……」
「……?」

久しぶりに会った親戚の少女の前には
妙に毛並みをつやつやさせた彼女と対照的に、妙にげっそりとした様子の彼の姿があったと言う。

―――――――――――――――――――――終われ―――――――――――――――――――――

193 名前:通りすがり ◆/zsiCmwdl. mailto:sage [2009/06/22(月) 01:54:47 ID:eGgk5c4u]
以上です。

こうなったのもえっちい絵を描いた>>167が悪いんだと責任転化してみる。
……いや、如何見ても俺が悪いんですね? ゴメンナサイ。

194 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/22(月) 02:38:40 ID:Y832zzcc]
板的には全然セーフなんだろうけど、個人的には自重してほしいなぁ…
朝チュンにするくらいなら、エロパロに行為も書いて投下して報告して欲しい
エロ方面の描写が増え過ぎるとスレ自体の方向性が揺らぎそうで怖い

195 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/22(月) 03:03:10 ID:HvhRyAKR]
アウ…セフセフ!判定際どいなw
ともかくやべぇこれはエロい
生々しい描写はさすがの一言につきるわ


今更ながら、あんさんエロパロ板でも結構書いてたクチだな?

196 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/22(月) 13:27:03 ID:QedfX38F]
さすがにちょっと……うーん。
そこまで書くなら、やっぱり他板で描写書いて報告してくれた方が
読んでる方も生殺しにされずに済むw
需要ないと思うけど、エロパロ避難所にスレたてる…?ほとんど使われないと
思うけど。

197 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/22(月) 13:53:01 ID:mCDRan7g]
みんなエロイですね

198 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/22(月) 15:07:14 ID:Nz2iRagJ]
別に朝チュンくらい少年誌にも普通にあると思うが…

毎回パンツや着替えシーンが出てくるとかそういうのだったら
確かにあざといし、もうエロに逝けよって感じにもなるだろうけど
これくらいなら別に…

199 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/22(月) 15:13:14 ID:dA8fQJX5]
242 名前:◆YGvZTkqXsE 投稿日:2009/06/22(月) 13:51:38 ID:an4SXjmL0
獣人スレの糞虫



200 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2009/06/22(月) 18:35:27 ID:+qaFtYrE]
>>196
エロパロ板の人外スレの避難所使ったら?






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