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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む9



276 名前:132人目の素数さん [2014/09/07(日) 07:46:45.28 ]
>>275 つづき
どうもです スレ主です。

>the Odd Order Theoremはこれか? 有名なFeit–Thompson theorem:有限単純群の位数は偶数でなければならない。

the Odd Order Theoremといっても日本ではぴんと来る人は群論専門家でもないかぎり少ないだろう
この話は、過去ログにあるが、重複を厭わず下記紹介
homepage3.nifty.com/gomiken/math/cfsg.htm
別冊数理科学「群とその応用(サイエンス社,1991年10月)」より 転記に際し誤字・誤表記等を修正
有限単純群の分類 五味健作

 「数理科学」の1970年の12月号「有限群特集」は,私にとって思い出深い号である.
この年に私は大学院に進学し,研究者としての第一歩を踏み出していた.
専門は有限単純群論と決めていたものの,教えを受けるつもりだった近藤武先生は,丁度Princeton高等研究所に行かれた後であり,同じ専門の先生は他にいらっしゃらないので,しかたなく一人で勉強していた.
そんな折り突如として数理科学に有限群特集号が出たのである.
情報に飢えていた私は,空腹の時に思い掛けず山盛りの御馳走を出された人のように,その号を貪り読んだ.
とくに冒頭の「有限群の最近の発展」という座談会の記事は,傍線を引きながら繰返し繰返し読んだ.
そのため,表紙が取れてしまったが,補修をして20年たった今でも手もとにある.
 この座談会の出席者を,所属は当時のままにあげると次のようになる(敬称略).
永尾汎(大阪大学),鈴木通夫(Illinois大学),伊藤昇(Illinois大学),近藤武(Princeton高等研究所),原田耕一郎(Illinois大学),都筑俊郎(北海道大学,司会). 有限単純群論のメッカであったアメリカで活躍中の4氏を含めた錚々たる顔ぶれである.
そのことからお分かりのように,これは架空座談会であり,出席者からの手紙などを元にした都筑先生の創作である.
そのため,この記事には座談会の記録にありがちの散漫雑然としたところがなく,単純群研究の最新の動向が生き生きと描かれた,読みごたえのある記事となっていた.
 そこで私は,1970年前後から1980年の単純群分類の完成に至るまでの疾風怒濤のような動きを,Thompson, Gorenstein, Aschbacherという三人の大立者の業績に焦点を当てながら追ってみることにしたい.






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