- 554 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2013/03/22(金) 04:48:30.37 ]
- >>553
うむ なかなか良い質問ですね Q >>552の >相転移によってインフレーションと呼ばれる宇宙の指数関数的膨張が引き起こされた。 「物理空間そのもの」だけでは、相転移やインフレーションの話はできないですよね? A Yes ビッグバン理論>>552では、 1)宇宙の始まりの時間というものがあって、いまから約137億年前(私は135億年前と記憶していたので135億光年と書いたけど訂正します) 2)宇宙の初期には、空間そのものが高いエネルギー状態にあったと考える 3)なにかのきっかけで、空間が膨張をはじめ(高いエネルギー状態から低いエネルギー状態へ遷移するのは物理的には自然なのかも・・) 4)いまの我々が住んでいる宇宙空間を形成した 5)それは、我々が観測できる範囲で、半径137億光年の膨大な宇宙空間(太陽から地球までの距離光速で約8分20秒と比較せよ) 6)一方、宇宙の始まりはプランク長(プランク時間に光が進む距離、約1.616×10^-35m, それは原子よりもずっと小さい)の大きさだった 7)”プランク時代(プランクじだい、Planck epoch)とは、宇宙論において、宇宙の歴史の最初の0秒から約10^-43秒(プランク時間)の間の時間”>>552 "プランク時間より短い時間、プランク長より短い距離については、科学は何も予測できない" とあるように、数学的には宇宙の歴史の最初の0秒(プランク長より短い距離=0m)は考えられるけれども、物理的には扱えないからプランク長の空間から理論を立てる
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