- 199 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/10/19(金) 05:41:05.30 ]
- >>180
大栗は、P61で (数理物理の基礎的教養以上は) 「必要になってから勉強するほうが、動機付けになりますし、また数学のどの側面に集中して勉強すべきかも分かるからです。 むしろ、物理学の研究をしながら、どのような数学が必要になるかを見極め、その数学の技術を身につける柔軟な力が重要です。 そもそも、素粒子論や弦理論の新しい発展が既存の数学で記述できるとは限りませんし、研究をしながら新しい数学を作ることが必要になることもあります。」 と書いている。 物理を”数学の専門分野”と置き換えても意味ある文になっていると思う ”数学は論理を論理を一つずつ積み上げて行くものだ」と言われる それは間違っていないがそれをまともに受けると、大栗が書いているように 「よく大学院生にいうことですが、素粒子論や弦理論の勉強をする前に必要な数学を身につけておこうとして数学の勉強から始めると、いつまでたっても研究はできません。」>>176 という状態になる パソコンの場合では、電気回路に例えるより、OSレベルからと言った方が適切かも パソコンを使うのに、OSの知識はあれば良いが、無くても使える。OSの知識を身につけてからと言い出すと、いつまでたっても使えないかも 大栗はそういう意味で、”その数学の技術を身につける柔軟な力”という言い方をしていると思う エクセル使うならエクセルの技術を まずそう割り切らないと始まらない 必要になったときに、エクセルの特殊関数やマクロや、あるいはプログラミングを
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