- 100 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/04/30(月) 06:49:13.39 ]
- >>99
(つづき) 6.ガロア群を導くやり方はこうだ (>>169) V=Aa+Bb+Cc+・・を用いて a,b,c・・・は、Vの有理式で表される これをガロア論文>>3では、 a=φ(V),b=φ1(V),c=φ2(V)・・・ と表している 矢ケ部では、θを使っている ↓ ここで、V→V'などの置換で a'=φ(V'),b'=φ1(V'),c'=φ2(V')・・・ の根の置換が生じる(a'=φ(V')がまた元の方程式の根になることは証明があるので、どちらかの本を見ること) ↓ 一般の5次方程式ならこの置換はV→Vの恒等置換も含めて120個。つまり、5次対称群S5になる (引用おわり) 7.では、方程式の群が対称群でない場合>>152はどうなるか? (>>171) >一般の5次方程式ならF(x)は既約で、120次元の方程式 ここが、方程式の群が対称群でない場合崩れる つまり、根の置換で異なる値V'、V''、V'''・・・を全て集めてF(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')(x-V''')・・・を作る F(x)の係数は、元の体(それが有理数体QならQに) ここで、方程式の群が例えば巡回群ならF(x)は可約になって、有理数体Qの中で因数分解できることになる そして、F(x)を因数分解して既約にした方程式F'(x)(と書く)の方程式の群は巡回群。というか、巡回群になるまで因数分解できると言った方が分かりやすいかも つまり、最初から120次元の方程式を作らなくっても巡回群の分だけ置換で異なる値V'、V''、V'''・・・を集めれば良かったと だが、理論構築としては、一般の方程式の場合=対称群、特別の場合=対称群の部分群 という流れを作るのが綺麗なんだ (つづく)
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