- 99 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/04/30(月) 06:48:21.80 ]
- >>97
粘着くん、乙 ちょうどいい機会だから、>>75の”隠れた対称性”について前スレから引用しておこう 前スレ490より 1.方程式のもつ対称性は、図形の対称性のように人が自然に認識できるものではなかった。だから、梅村先生は「隠れた対称性」と表現したと思う 例:repository.hyogo-u.ac.jp/dspace/bitstream/10132/1612/1/ZD30301003.pdf 可解な5次方程式について 大迎規宏 兵庫教育大修士論文 2003 この中のP84 例3に f(x)=x^5+330x-4170=0という方程式が書かれている。 一方、矢ケ部>>169 P509には、 f(x)=x^5-80x-5=0という方程式が書かれている。 両者の対称性の違いが、あなたに見えるだろうか? 2.前者はQ上既約で可解な5次方程式の例。後者は、Q上既約で非可解な5次方程式の例。だが、根と係数の関係から来る対称式という視点では、両者の区別はできない。方程式の持つ対称性が見えるようになっていない。 3.そこで、ガロアはガロアリゾルベントVを導入して、この隠れた対称性を見えるようにする>>18 Vで、5次の根の置換を全て施し、120個の異なる値を得て、ガロア方程式F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*)を作る(注)V''*は、Vにダッシュ'がn-1個ついたもの(アスキーでは添え字が表現できないので)) F(x)は120次の方程式 4.ガロアの巧みなところは、元の方程式f(x)から話を120次のガロア方程式F(x)に持ち込んだところ 5.ガロアは、このVを使って元の方程式f(x)の根をVの有理式で表す。そして、ガロア群を導く (つづく)
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