- 446 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/03/04(日) 13:35:25.90 ]
- >>442
>雑誌『現代思想』4月号が「ガロアの思考」を特集している.ガロア生誕200年を記念してのものである.そのなかで吉田輝義氏の「ガロア理論の基本定理」にいたく感動した. ネット検索でこんなのが・・ sugakujuku.blog109.fc2.com/blog-category-2.html びっくり数学島 日記 (抜粋) 解説記事の紹介『現代数学のめざすもの』 2012-01-22 Sun 以前のブログで吉田輝義さんという方(と言いつつ実は,吉田さんは僕の大学院時代の同級生で,今もお付き合いをさせてもらっているのですが)の論説を紹介しました. 吉田さんが『現代数学のめざすもの』というタイトルで再び現代数学の解説を書いておられます.それを案内しようと思います.前回は雑誌の記事でしたが,今回は吉田さんのwebsiteから直接取ってこれます: ご本人のwebsite → 『現代数学のめざすもの』(PDFファイル, 12ページ) www.dpmms.cam.ac.uk/~ty245/Yoshida_2011_Tsukukoma.pdf ご本人の高校での講演が基になっていて,高2ぐらいまでの数学(=文系・理系共通範囲の数学)に慣れ親しんだ記憶のある方なら読み通せると思います. 目玉の一つは,2次・3次・4次方程式の解法を基にした,ガロア理論(と現代数学)の考え方の説明で,ここまでシンプルにまとまった解説はなかなか見たことがありません. 大学数学科の花形とも言われるガロア理論ですが,『ガロア理論は,方程式のもっている「形」,その本来の姿を人類史上初めて「見た」理論だった』(文中より)ということが,実にうまく説明されていると思います. 習うときはタンタンと 2011-09-26 Mon しばらく前に仲間に言われたこと. できあがった理論や,他人が研究で新しく編み出したテクニックを習得するときは,何てすごいアイディアなんだ!と驚嘆したり感動したりせず, 「フーン,そうやればいいのか.」と冷静に,当たり前のように受け止めたほうがよいらしい. なぜなら,それをスゴイ理論だと思うほど,自分には難しくて使いこなせないのでは,という心理的な壁ができてしまうから.うーんなるほど,そうだなぁと思った. (つづく)
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