- 737 名前:597,653 mailto:sage [2012/02/02(木) 10:04:18.15 ]
- リンク先の論理パズルでは「確実に」という言葉が用いられている。他の論理パズルでは「可能性」という言葉が用いられることもあるだろう。
しかしこれらは、確率について述べているわけでは無い。この種の論理パズルの議論は、場合分けの議論だ。 様々な場合を想定し(例えばAさんが帽子をかぶっていてBさんがかぶっていない場合、、、)、それが問題文の設定(例えば、Aさんのみが挙手した) と矛盾する場合には、その想定した場合の「可能性」は無いと考える。最後に設定と矛盾しない場合が幾つか残る。 残った場合のすべてについて成り立つ命題(例えばCさんは帽子をかぶっている)が存在すれば、「確実に」その命題が成り立つと言える。 残った場合のいくつかについては成り立つがいくつかについては成り立たない命題については、その命題が成り立つかどうか分からない。 この種の問題は場合分けや問題設定が入り組んでいて計算が大変な所が難しさの原因となる。しかし、問題そのものは明解に設定されているものだ。 例えば、Aさんが挙手するかしないかがAさんの気分しだいだったり、曖昧な基準に基づいていたりするような問題は、私は見たことがない。 「可能性」がある・ないというのは、あくまでも、想定した様々な場合のうちそれが、問題文と矛盾するかしないか、という意味で用いるものだと思う。 君の問題文の「可能性」がそう言う意味以外の意味を持つのであるならば、もう少し詳しく説明すべきだと思う。
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