- 78 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2009/02/19(木) 21:58:34 ]
- 数学というものは、わかってしまえば何でもない簡単で明瞭な事柄であるから、
定理だけ読んで何とかわかろうと努力する。証明を自分で考えてみる。たいてい の場合は考えてもわからない。仕方がないから本に書いてある証明を読んでみ る。しかし一度や二度読んでもなかなかわかったような気がしない。そこで証明 をノートに写してみる。すると今度は証明の気に入らない所が目につく。もっと別 な証明がありはしないかと考えてみる。それがすぐに見つかればよいが、そうで ないと諦めるまでにだいぶ時間がかかる。こんな調子で一ヶ月もかかってやっと 一章の終わりに達した頃には、初めの方を忘れてしまう。仕方がないからまた初 めから復習する。そうすると今度は章全体の排列が気になり出す。定理三よりも 定理七を先に証明しておく方がよいのではないか、などと考える。そこで章全体 をまとめ直したノートを作る。これでやっと第一章がわかったような気がして安心 するのであるが、それにしてもひどく時間がかかるので困る。
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