補題 A を1次元のネーター整域とし K をその商体とする。 A の K における整閉包を B とし、B は A-加群として有限生成とする。 f = (A : B) を A の導手とする。 I を B のイデアルで I + f = B とする。
このとき I ∩ A の元 a で aB = IL となるものが存在する。 ここで L は B のイデアルで L + f = B となる。
証明 >>660 より I ∩ A は A の正則イデアルである。 >>663 より I ∩ A の元 a で aA = (I ∩ A)J となるものが 存在する。ここで J は正則イデアルである。 aB = (I ∩ A)B(JB) であるが >>660 より (I ∩ A)B = I である。 よって aB = I(JB) である。L = JB とすればよい。 証明終