- 41 名前:132人目の素数さん [2005/09/21(水) 09:18:11 ]
- 命題
AをDedekind環、K をその商体、L/K を有限次分離拡大体。 BをLにおけるAの整閉包とする。 PをBの(非零)素イデアルで、B/P は A/p 上分離的とする。 ここで、p = A∩P。 I を P と素なBの(非零)イデアルとする。 このとき、以下の条件を満たすθ∈B が存在する。 1) L = K(θ) 2) θ∈I 2) 任意のω∈B と任意の整数 m > 0 に対して、 ω = G(θ) (mod P^m) となる多項式 G(X) ∈ A[X] がある。 証明 >>24, >>25, >>27 より、 元θ∈B とモニックな多項式 φ(X)∈A[X] で以下の条件を 満たすものが存在する。 1) θのmod Pの剰余類は、B/PのA/p上の生成元。 2) φ(X) (mod P) はθ(mod P) の最小多項式 3) φ(θ) ∈ P - P^2 4) L = K(θ) 5) θ∈I >>30から、このθが求めるものである。 証明終
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