- 197 名前:186 [03/10/18 00:28]
- >>193
またまたチャレンジ! なんかクセになってきた。 本見ずに考えたら半日くらいかかってしまったが・・・。 >>196 のヒントのやりかたとはちょっと違うかも。 II.1.16(b) の証明: 左完全性は常に成り立つから、F(U) → F'(U) が全射であることを示せばよい。 以下、F' を F の部分層とみなす。 s ∈ F''(U)をとる。F → F'' が層の全射であることから、 ∃ U の開被覆 {U_i}、t_i ∈ F(U_i) t_i → s|U_i。 添字の集合I に適当な整列順序を入れ、i, j (i < j) に対して c_ij := t_j - t_i ∈ F(U_i∩U_j) とおく。 c_ij ∈ Ker(F(U_i∩U_j) → F''(U_i∩U_j)) = F'(U_i∩U_j) であること、 および c_ij が「チェインルール」 c_jk - c_ik + c_ij = 0 を満たすこと が容易にわかる。 今、{c_i} ∈ ΠF'(U_i) を次のように(超限)帰納的に定義する。 ・「最初の元」0の値: c_0 := 任意の元 ∈ F'(U_0)。 ・ i の「1つ後の元」i'(= min{j | i <j})の値: c_i + c_ii' ∈ F'(U_i∩U_i') の定義集合を U_i' に拡大したものを c_i' ∈ F'(U_i')とする。F' が軟弱であることからこのような c_i' が 常にとれる。 この {c_i} が、∀ i, j (i < j) c_j - c_i = c_ij ∈ F'(U_i∩U_j) を満たすことが容易に わかる(チェインルールを使う)。 この {c_i} を使って、{r_i}∈ΠF(U_i) を r_i := t_i - c_iで定義すると、U_i∩U_j 上で、 r_i = t_i - c_i = t_i - c_j + c_ij = t_i - c_j + t_j - t_i = r_j。 よって、この {r_i} はグローバルに r ∈ F(U) に貼り合わせることができ、これが求める s の逆像となる。 以上。
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