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つづき 本稿で行ってみたのは次の事項です. ・ Galois 群 Gal(K/Q) を決定する,(実は D5) ・ 2 次の部分体 F を決定する. ・ f(x) = 0 の一つの解を α とするとき,他の解を F(α) の元として表す. ・ α を巾根表示する. ・ K を F の類体とみて,対応する射線 m と同型 Gal(K/F) ? Am/Hm を決定する. ・ K/Q で分岐する素数 2, 5 の素因子に対し,その分解群,惰性群,分岐群を決定する. ・ F の絶対類体を決定する. ・ 判別式 D(E/Q), D(K/Q) を決定する. ・ 整数環 OE, OK を決定する. これらについては 2 章で見ることにして,この章では Galois 群が Z/5Z になる例と A5 になる例を一つずつ紹介 しておきましょう. § 1 5 次巡回拡大 ζ を 1 の複素 11 乗根とする.つまり ζ = exp2πi/11= cos2π/11+ isin2π/11 である.この場合円分体 Q(ζ) は Q上 10 次の巡回拡大であり, Gal(Q(ζ)/Q) ? (Z/11Z)× ? Z/10Z =< σ > ここで σ は σ(ζ) = ζ^2 で定義される自己同型である.( 2 は (Z/11Z)× の原始根である.) 従って Gal(Q(ζ)/Q) の位数 2 の部分群 < σ5 > に対応する体 K が Q 上 5 次の巡回拡大になっている. σ^5: ζ → ζ^2^5= ζ^32 = ζ^-1 は複素共役写像なので K = Q(ζ) ∩ R でもある. α = ζ + ζ^-1 = 2 cos2π/11(≒ 1.682507065662362) と置くと 略 参考 1 α は x^5 + x^4 - 4x^3 - 3x^2 + 3x + 1 = 0 の解であるが,Q 上 5 次巡回拡大の元であるからこの方程式は巾 根で解ける.実際, α = 2 cos2π/11=1/5(略) (Kamei_HP:http://www1.kcn.ne.jp/~mkamei/math/11th_root.pdf) 参考 2 ちなみに (α - β)(β - γ)(γ - δ)(δ - ?)(? - α) = 11 で,これは素イデアル (11) が完全分岐することを表す. (引用終り) 以上 [] - [ここ壊れてます]
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