- 369 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2022/09/28(水) 01:18:27.31 ID:4bFn5DSA.net]
- 最小反例を与えるGと素数pを取る
Pをpシロー群、Hを指数pの部分群とする Hの位数を割り切る素数が2つ以上あるならH = H₁×H₂と非自明な巡回群で位数が互いに素である部分群2つの直積に分解する(∵仮定によりHは巡回群で可換) よってπ:G→G/P→Hを自然な全射としπ⁻¹(Hᵢ)は共に前定条件を満たすことからGの最小性によりπ⁻¹(Hᵢ)は共に巡回群である よってHᵢの生成元xᵢとPの生成元pをとればx₁x₂は可換、xᵢとpも可換、位数はすべて互いに素だからG全体が巡回群となり矛盾する よってHの位数を割り切る素数はひとつだけである v | |H| を素因子とする 仮定により|H| = vᵉとすればHは位数vᵉの巡回群である Hの生成元xをとるK=<xᵛ>とすれば上と同じ要領で位数が|G|/vで条件を満たすものが構成できるからKPは巡回群でなければならない 特にxᵛとpは可換となる必要がある よってx→pxp⁻¹によって定められるAut(H)の元σはAut(H)→Aut(K)のkernelに入らなければならないがこのkernelの位数はvでありpと互いに素である よってσはHの単位写像でありpとxは可換である
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