- 175 名前:現代数学の系譜 雑談 mailto:sage [2021/05/19(水) 07:54:45.62 ID:H7LP/xSH.net]
- >>161
つづき じゃあ逆向きも示していきます. 選択公理から整列定理を導くのは少し長かったけど,逆はわりとスッキリ示せます. (整列可能定理⇒選択公理の証明) 任意の非空集合族{Xα|α∈A}を考える. 整列可能定理を用いて∪α∈A Xαに整列順序を入れる. すると,各α∈AでXαは最小元mαを持つ. そこで,写像φ:A→∪α Xαをφ(α)=mα(∀α∈A)で定める. するとこのφが選択関数となっている.■ 参考文献 『集合論入門』(ちくま学芸文庫)赤攝也著 つづく
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