- 495 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2020/06/16(火) 03:51:17.21 ID:G/kW9rJq.net]
- 平面上に定点Oをとり、Oを原点とする2次元座標を導入することを考える。
(1)a,b,c,dを正の実数とし、2次元の定ベャNトルuおよびvbu=(a,b),v=(c,d)と定める。ただしuはどのような実数kに対してもu≠kvを満たす。 s,tを実数とし、原点<0,0>を始点としてsu+tvが表す位置を座標<s,t>と定める(また、点<s,t>とも呼ぶ)。 特にs,tが共に整数のとき、点<s,t>を格子点と呼ぶ。 a,b,c,dのとり方に依らず、ある2つの格子点が存在し、その2点間の距離を無理数とする整数s,tがとれることを示せ。 ここで点<m,n>と点<p,q>の距離とは、√{(m-p)^2+(n-q)^2}のことである。 (2)引き続き、(1)で定めた座標を考える。 さらにOを原点とする極座標{r,θ}を定める。ただしrは点<s,t>と原点<0,0>の距離であり、θは原点を始点とする2つの方向ベクトル<s,t>と<1,0>とのなす角で、<1,0>から反時計回りを正とする。 このとき、a,b,c,dのとり方に依らず、{r,θ}=<s,t>かつ<s,t>≠<0,0>となる実数の組(r,θ,s,t)が少なくとも1つ存在すると言えるか。
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