補足 繰り返すが、 ・>>30での、筑波大 坪井先生 公理的集合論「x ∈ y の直観的な意味は,もちろん元x が集合y に属することであるが,x も一つの集合だと考える」 (”元x も一つの集合だと考える”とすると、直感的には、x ∈ y → x ⊂ y だろうと) ・(>>31より)∈−順序は、推移的なので、xの任意の元 u ∈ x が成立つと、x ∈ y → u ∈ y成立(∵推移性より) だから、この場合は”x ∈ y → x ⊂ y ”成立 ・∈−順序を認めないと、超限帰納法が適用困難になる(別の整礎関係(下記)の定義が必要になる) ・”x ∈ y → x ⊂ y ”を認めないと、素朴集合論のベン図に反例が出る つまり、x ∈ yであるにも関わらず、xのある元 u ∈ x で、u not∈ y となると、素朴集合論のベン図が描けないw(^^; ・あと”モストウスキーの崩壊補題”との関係で、 普遍的な整礎関係:「クラス X 上の集合的な整礎関係 R に対し、クラス C が存在して、(X, R) が (C, ∈) に同型となる」 とあるので、 (C, ∈) つまり∈−順序は普遍的と考えてよいのかも (そもそも、クラス Xとかクラス Cとか、学部の集合論を超えていると思うが(^^; )