- 31 名前:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む mailto:sage [2019/09/11(水) 07:43:22.83 ID:IlUCyPH9.net]
- >>21
うん、それね、おれ間違っているね(^^; スレ76 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1566715025/845 引用 >>842 >Ω ⊂ R^N と Ω ∈ R^N はまったく別ものである 「まったく別もの」ではない 詳しくは、>>832の「ZFC公理系について:その1(及び2)」を読んでみな 簡単に書くと 1)二つの集合A,Bで、A ∈ B → A ⊂ B ∵ 集合Aの全ての元aは、集合Bの元だから 2)二つの集合A,Bで、A ⊂ B → A ∈ B ∵ 集合B中で、集合Aの全ての元aを集めて、内部に集合Aを構成できるから 3)”A ∈ B → A ⊂ B” & ”A ⊂ B → A ∈ B”が成立つから、二つは同値 (引用終り) 1)まず、上記2)は、スレ76 https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/math/1566715025/865 に自分で書いたように、正則性公理から反例 x not∈ x (x ⊂ xであるにも関わらす)が出るから間違い (それ以外にも、反例はあるな。後述) 2)では、上記1)は、どうだろうか? 下記の筑波大 坪井先生の数理論理学IIをベースに考えてみよう P5 公理的集合論「x ∈ y の直観的な意味は,もちろん元x が集合y に属することであるが,x も一つの集合だと考える.」 ”元x も一つの集合だと考える”とすると、x ∈ y → x ⊂ y だろうと しかし、ZFC公理系から導けると思って、トライしたが、残念ながらできなかった(^^; (そういう文典も探したが、見つけられなかった) 3)しかし、我々の通常接する素朴集合論に近い議論では、”x ∈ y → x ⊂ y ”を認めた方が良いという結論に至った 4)その一つの理由が、P11の「1.3 順序数」の、 「素朴集合論では同値類 X/〜 を(一つの)順序数とよぶ. しかし整列順序の全体は(大きすぎて)集合にはならない.X と順序同型 なものたち全体に限っても集合ではない.したがって,素朴集合論における通 常の構成法は厳密な議論には相応しくないので,別の構成法を考えなくてはならない. 基本的な考え方は,∈ がその上で整列順序になる集合たちのクラスを上手に 定義して,それに属する集合を順序数として定義すること」 (要するに、∈−順序な) つづく
|

|