- 338 名前:のうち,とくに20世紀第3四半期における強制法(フォーシング)の研究に焦点をあてた入門書である。
数学科(数理科学コース)の1・2年向けの集合論の授業では,数学全分野のための予備知識として19世紀後半の集合論を扱うのがふつうであろう。 本書が扱うのはより高度な話題である。原書は研究分野としての集合論への入門書として評価が高い。 評者は大学院修士課程1年生のときに原書を通読した。 強制法への伏線として第2章でマーティンの公理を扱っており,この章の章末問題には面白いものが多いと感じた。 時間をかけて翻訳した本書の訳は大変読みやすく,ところどころに親切な訳注が添えられている。 [] - [ここ壊れてます]
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